【70】 
南山CC −名匠 井上誠一の遺作、中部の難関コース−  2007.09.21


 「南山CC、21日(金)と22日(土)のどちらがいいかな?」と名古屋の割烹「三長島」のママ、真知子さんからの電話。
 22日も空いているけれど、土曜日の南山はプレーフィが2万7千円、平日は1万7千円ほどだから帰りの食事代ぐらいは浮くかなと思い、「21日、雨じゃなければ行くよ」と答えたのだが、雨どころか30度を越えるカンカン照りだった。


 午前5時30分出発。早朝の高速道路は空いていて、伊勢道・東名阪・名古屋高速、猿投ロードと乗り継いで、8時15分スタート予定を、7時に着いてしまった。


       午前7時前 万博記念公園横を通過 →


 おかげでみっちりと練習ができて、打ちっ放し・アプローチ・バンカー・グリーンと渡り歩いていたら、真知子ママ、そのお友達の礼子さん・光代さんと、メンバーが揃った。

 南山CCは名匠井上誠一の晩年の作、確かに印象に残るホールが多くて中部の難関コースと評判は高いが、地形的に無理をしている感があって、どうも伸び伸びとゴルフができない。それも名匠の狙いで、だから難関なのか…(苦笑)。

 3人の美人(?)のご指導のお陰もあって、アウト45、イン42の「87」 近頃は1ヶ月に1〜2回のラウンドで、しかもその間にはクラブも持たないという怠けぶり(言い訳が多いなぁ…苦笑)だから、このスコアは上出来である。


← 9番ロングホール。220ヤードで越えるというクリークを、なんとか越えていったのですが…。
「昔は楽に越えたのに」と、まだ言っている。





    9番のセカンド地点。クラブハウスに向けて
    打ち上げていく。            →

    













← 両脇から山が迫り、林にセパレートされた
 ホールが続く。







  






← 16番ロングホール。章くんのドライバーショットはフックして、左にのぞいている池へ消えた。

 
 







  
  
   池の横から第3打、7番アイアンで向こうの池の
  手前に刻み、残り130ヤードを9番でオン。
  2パットのボギー。             →






← 17番、169ヤード パー3。
   6アイアンでナイスオン パー!





 2時ごろに上がって、一旦解散。章くんは星が丘のデパートで買い物をしたりして時間をつぶし、午後6時30分、真知子さんのお店にみんなで再集合…。
 
 
 と、そこへ、礼子さんが「私、ハンディ0の人に教えてもらっているの」と話していたコーチが現れた。その顔を見ると、章くんが鈴鹿CCのクラチャンで何度かひねられた(鈴鹿のクラチャン決勝はマッチプレー)高村さんではないか。


       桜海老のお造り。口に含んだときのほんのりした
       甘さと氷水をくぐらせた冷たさがいい。    →

  

 章くん、シングル認定ラウンドも、当時ハンディキャップ委員長だった高村さんに一緒に回ってもらっている。そういえば、その認定ラウンドのとき、1番のパー5で3打目が入ってしまってイーグル…。1番ホールで、「合格、終了!」と言ってもらった思い出がある(笑)。
 

← 名古屋コーチンで出汁をとった 松茸の土瓶蒸し。


 その先輩に、名古屋の割烹でバッタリ…、しかも玲子さんのコーチとは…。世の中は狭いなぁ…。
 
 
 最後はビントロ丼。脂の乗ったふくよかさで、魚好きの章くんには嬉しいご飯ものである。
 ビンナガマグロ(ビンチョウマグロ)は、1メートルほどの小さいマグロで、もともとは缶詰(シーチキン)の材料になる程度のマグロだが、脂ののった時期ビントロは結構旨い。値段が安いというだけで高級さを売り物とする料理屋では遠ざけられてきた食材だけれど、安くてうまいとくれば食べない手はない。
 

 「秋に、またやる…?」という美女たちの挑戦を、「いつでも…」と右から左へ軽く受け流して、10時過ぎには、章くん、家に帰っていた。



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