【72】 伊勢温泉ゴルフクラブ ラウンド顛末記  2008.06.13


 菓子屋の昭ちゃんが「三重県オープン」の予選に出場するという。昔は僕も出場して予選を突破、本選出場を果たしている。本選の成績は、後ろから数えたほうが早かったけれど、プロも大勢出場するオープン競技だから、それは仕方のないところだ。
 輝かしい実績を持つ(?)僕に、昭ちゃんが「アドバイスは…?」と聞くので、「後のハーフ、上がり3ホール、最終ホールを丁寧にプレーしろ」とはなむけを贈っておいた。実際、アマチュアの試合はどこで何が起こるかわからない。最後まで、あきらめずに丁寧に回ったものの勝ちなのだ。
 コーヒーで接待して、なおも試合に臨む心がけを聞き出そうとする昭ちゃんに、「自分のペースを守ること。難しいホールはボギーでいいとして、攻めてはいけない」などと話していたら、「練習ラウンド、お願いします」と言い出した。
 おいおい、僕はこの半年、クラブを握っていないンだぞ。(正月にぶっつけ本番で行って「92」を叩いた。その後、またサボっている。)
 昭ちゃんの魂胆は見えている(笑)。全然ゴルフをしていない僕をラウンドに誘い出して、勝ってやろうという作戦だ。半年の間、クラブを握っていないからなんて、昭ちゃんには通用しない。以前、カナダから帰った翌日に誘われて、時差ボケと疲れで「96」を叩いた僕が、「94」の昭ちゃんグロス負けしたとき、「勝った、勝った」と言いふらされた。仁義なき戦い…なのである。
 ということで、僕は今日、こっそりと伊勢温泉ゴルフクラブ(ショートコース、パー29)へクラブを3本(7番、SW、パター)持って行って来た。僕も、仁義はないなぁ(苦笑)。
 ところが、全く当たらない。でもダボはなくて、2ホールでパー。トータルスコアは+7の「36」。しかし、7アイアンも、サンドウエッジすら、その番手なりの当たりがない。
 144mパー3のホールのティショットを7番アイアンで打ったあと、クラブの裏を見てゾッとした。赤い木のティペッグを使ったので、アイアンの底に赤い筋がついてしまったのだけれど、その筋が先端寄り4分の3ぐらいのところ…、ほとんど先端近くについている。ということは、7番アイアンで打っても、芯を外しているどころか、先端部分へかろうじて当てているということである。これでは、グリーンを外すのも無理はない。パー72のコースへ行ったら、ドライバーもロングアイアンも打たなくてはならないし、またまた「90」を叩きそうだ。




 まぁ、昭ちゃんとの練習ラウンドの結果はまた報告するとして、ゴルフコースの隣に見事な「アジサイ園」が作られていたのに驚いた。明日から2週間、アジサイ祭りを開催するという。ラウンドのあと、見物に行ってみた。
 
 
   一面にアジサイが植えられています。【拡大】
 

 アジサイ園についてのレポートは http://www.ztv.ne.jp/kyoiku/monomiyusan/147-azisai.htm を
 ご覧ください。

                                 
物見遊山トッブへ