【105】 東山動物園    2006.10.31


 今日も良い天気だ。15年ぶりぐらいの名古屋東山動物園、娘の美砂子と孫の寧音(ねいね、4歳)のお供である。
 表ゲート横の駐車場は満車。植物園横の駐車場へ車を置いて、動物園の裏門から入っていった。だから、入ったらすぐにコアラ館だ。




← 木の枝に挟まって身動きできないコアラ。
 「あれは挟まってるのじゃなくて、寝てるの」と
 寧音からご注意があった。

         





 
      キリン →


 高いところの木の葉を
 食べるのに、首が長く
 なったというが、サバ
 ンナでは地平線の彼方
 まで見通しが利くこと
 も、利点だろう。




 
  
 

  
← 森の住人 ローランドゴリラ


   
ゴリラが発見されたのは20世紀に
  入ってから。
   凶暴なイメージだが、菜食主義者。
   密猟や生息地である熱帯雨林の減少
  などによって数を減らしており、絶滅
  が危惧されている。

                           





            ライオン →


  ライオンはアフリカに住むネコ科の
 動物。だから、ジャレ玉が吊ってある
 のだろうか。
          


                                        




       














← アフリカゾウ
  
陸棲哺乳類では最大の
  大きさ。


    


 コビトカバは、1841年にリベリアで発見されたため、別名「リベリアカバ」とも呼ばれていて、カバよりも原始的な特徴を多く残し、カバ類の祖先の形態をほぼ受け継いでいるとか。
 成獣で体長1.8m、体重160kg〜275kgと普通のカバの10分の1程度の大きさで、西アフリカに生息し、木の葉や草、果物などの植物を食べる。       →

  


← 脊索動物門ほ乳綱サル目ヒト科


  学名「ホモ・サピエンス」は「知恵のある人」の意味であり、古来より、万物の霊長で、ヒトは他の動物、さらには他の全ての生物から区別されるという考えがあるが、生物学的には特別な生物ではない。
 ここ動物園では、柵の向こうにいるかこちらに居るかの違いだけで、他の動物たちからいえば、ヒトを見ていることになる。


  
   金絲猴 →
 

 中国南西部(チベット)と北西部の極めて限られた高地に生息し、生息数が少なく絶滅危惧種に指定されている。孫悟空(そん・ごくう)の姿のモデルとか。
 エサを取り合う姿は、結構機敏で獰猛だ。

                   




← クロサイ


 鎧を纏った重戦士。クロサイの角は多くの国で富の象徴とされており、特にイエメンでは成人が身につけるべき装束である、ジャンビーヤという短剣の柄にされる。一般的な認識に反し、中国などで漢方薬(催淫剤など)として消費される量は少ないんだって。




            インドゾウ →


 ゾウの牙は第2切歯が巨大化したもの。オスのアフリカゾウでは牙の長さが3.5mにまで達することもあるとか。
 アフリカゾウは体長6〜7.5mであるのに対し、インドゾウは若干小さく体長5.5〜6.4mであり、耳の形も、アフリカゾウの耳は大きく三角形、インドゾウの耳はやや小さく四角形だ。

   


← ツキノワグマ 


 歩き過ぎ…、少しもじっとしていない。木登りや泳ぎも得意だとか。
 今年は、山に木の実などの食べ物が少ないのか、人里に出没するものが多く、全国で捕獲された熊は4000頭…、例年の4倍とか。

                              
  
             アシカ →


 小魚を入れたバケツから、客たちが手づかみでエサを与えるイベントがあった。
 寧音は、金網の上へ手が届かないから、僕が中継してエサを投げ込む。水面へ達する前に、アシカたちは飛び上がって空中キャッチする。
 あとで、「寧音は届かなかったから、エサをやれなかったなぁ」と言ったら、「抱っこしたら良かったのと違う」と叱られた。やっばり、怒っていたのか。
 でも、僕の手は、エサの魚をわしづかみしていたので、べとべとして生臭かったのだけれど…、そんな言い訳には耳を貸してもらえそうになかった。


 このほか、寧音のお気に入りのシロクマや、そのほか シマウマ、ダチョウなども見られた。ワニやトカゲなどが飼育されている水族館も充実していて面白かったが、ピューマ、マントヒヒ、バッファロー、トラ、ペンギンなど、見逃したのだろうか、居なかったなぁ。
 展示の方法も、動物との距離が遠過ぎて、何か物足らない。もう少し、エキサイティングな展示方法を工夫しても良いのではないかと思った。ハロウィン かぼちゃの飾り


 午後4時、植物園へ向かう。もう日が翳ってきていて、人影もまばら。奥のほうのお花畑や竹林へは行けずに帰ってきた。


 栄へ戻って食事…。「今度は、いつ行く?」と言われたが、寧音は幼稚園児だから、今日も休ませて連れて行った。
 ズル休みの味を覚えて、「海外へも連れて行け」と言い出すと困るし…。




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