【123】 
名古屋の韓国街 「ソウル家」
                   2007.06.14

 
 名古屋市栄町4丁目 池田公園南隣りにある 韓国料理店「ソウル家」に行ってきました。


 この一帯は中区役所の裏手にあたり、いわゆる女子大小路と呼ばれる繁華街から続く地域で、たくさんの飲食店がひしめいていますが、中でも池田公園界隈から その東を走る41号線のあたりは、韓国料理店や韓国食材を売る店が集まっています。


 名古屋の栄は、我が家から高速道路を走って50分…。午後7時過ぎに出発したので、8時ごろに名古屋着…。
 パーキングに車を入れて、界隈を歩いてみました。韓国料理の美味しそうな店を探しながら…。
 以前に来たときには、41号線沿いの店に入り、唐辛子で真っ赤に染まったタコ鍋を、汗いっぱいになって食べました。
 今夜は、池田交番界隈のお店を探してみようと、一帯を歩いてみたのです。
 このあたりにはたくさんの韓国料理の店があり、ハングル文字の看板も並んでいます。
 今夜は それらの店の中の 比較的きれいな店に入りました。友人が、韓国料理に慣れていないので、あまり強烈な店にデビューさせて、「もう二度と韓国料理は食べない」なんて言い出してはコトだと思ったからです(笑)。 


← 太い木の門が立派な店です。
  看板も、大きくて鮮やか…






 門から入り口までには 太鼓橋がしつらえられていて、客は橋を渡って入り口のドアへ…。     →

  


← 門構えの立派さに比べると、入り口は1枚の自動ドア…。


 入っていくと、「アンニョン ハシムニカ」と出迎えてくれます。
 先日のタコ鍋の店はメニューもハングル文字だったので、この店も…とビビリながら入っていったのですが、机の上には1枚のワープロで作った、日本語と韓国語の併記されたメニューが置かれていました。






    
まずは焼肉…、ねぎタン・せせりとあっさり系…、
    だまだ他に食べなきゃならないから。
    手前の3つの小皿は、サービス(?)の小皿  →


  

  




← キムチチヂミ。ちょっと油が勝っていたようなカンジがしましたが、これは淡白な味が好みの章くんの思考によります。
 手前左のピリ辛タレをつけて食べます。
 右は 焼肉のタレ…、あっさりしていて美味しかったです。



   
     夏を乗り切る
     「あんこう鍋」 →



 あんこう、野菜、海鮮、とうふが、チョイ辛いスープで炊き上げられています。
 あんこうは ゼラチンいっぱい プリンプリン…。スープは、トムヤンクンによく似た 味わい深い美味しさでした。

 仕上げの「冷麺」は、韓国製の長〜い麺…。店員さんが ハサミで ジョキッジョキッと切り分けてくれました。酢味がキリッときいて、スッキリとした食感でした。

  


← 店内は新しくてきれい…。


 男女の店員は、自分たちは韓国語で話し 客には片言の日本語で対応してくれます。
 隣の客は日本語、向こうの座敷の客は韓国語…。結構、インターナショナルです。
 先日の「タコ鍋」の店は、韓国語のテレビがかかっていました(笑)。 

  
  

 表へ出ると 目の前が池田公園の西南角にある「池田交番」 →


 一帯は、外国料理の飲食店や台湾エステ、タイマッサージ、ロシアンパブ、そのほかの風俗店もたくさんあります。
 行き交う人には金髪ジーンズの外国人女性も多く見かけますし、路上にたむろしている人たちの話す言葉も外国語が飛び交っています。

 この界隈はここ数年、ずいぶんと外国人の姿を見かけるようになりましたが、何かあったら「池田交番」へ駆け込むことにしましょう(笑)。 
 この夜も 2人のお巡りさんが勤務していました。


 今日から、東海地方もようやく梅雨入りして、細かい雨がこぼれていました。3・4・5月と、気温の高い日が続いて、雨も少なかったので、各地から水不足が伝えられ、みんなが待ち望んでいた入梅です。
 
気象庁の予報では、梅雨は短く、夏は猛暑・渇水…とのこと。ペルー沖の太平洋でラニーニャ現象(太平洋の中央部より東側の赤道付近で、海面水温が平年より0.5度以上低くなる現象とか)が発生…、海面水温の低下が続いて これが起きた年の日本は、梅雨明けが早くなるうえ、夏場には気温が高めで 少雨となる傾向があるとのことです。
 「みなさん、そんなに待っていてくれたのなら」と 梅雨くん 張り切って、集中豪雨の大暴れなんてことにならなきゃいいのですが…。


 
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