【210】
 白山ヴィレッジ ホテル「シャトー」   2010.11.15-16


 「誕生日無料利用券」ってのが送られてきたので、ゴルフと宿泊に行ってきました。
 このところ原稿に追われて明け方まで机に向かい、お昼過ぎに起きて来る生活を送っている僕は、ゴルフはフラフラ…。ホテルに入ったら食事時間に起き出した以外はずーっと寝ている状態で、つくづくゴルフ向きの体じゃないなぁ…と実感させられました。


   キング8番 159Y パー3。 今夜宿泊する
   ホテル「シャトー」が見えています。     →


  


← ロイヤル7番480Yパー5の
 ティグラウンド



 秋が深まりつつあることを感じさせてくれます。


 スコアですか。スタートホールでいきなりの4パット…、終わってみれば「88」。
 言い訳するわけじゃないけれど、右ひじの痛みが心と体にひしひしと沁みこみます。
 

 プレーを終了したのが、午後3時45分。
 そのまま、ホテルシャトーに向かいます。 →

 
 ↓ 部屋の窓から、先ほどプレーしていた
  ゴルフコースのクラブハウスをパチリ











← クラブハウスの左向こうに、リゾート内の
もうひとつのホテル、「アゼリア」が見えています。



 疲れ果てて、章くん、4時ごろから6時までぐっすり…。6時半から夕食が申し込んであったので、たたき起こされ、寝ぼけ眼で食事処へ出かけました。  
 

 今夜、章くんたちが頼んだ「寿司会席」を料理する和食処「白山」は、章くんたちが泊まるシャトー内でなく、もうひとつのアゼリ内にあります。リゾート内を走り回るシャトルバスが、随時運んでくれます。


 和食処「白山」は、予約を入れた時点で、今夜は満席…。章くんたちはカウンター席に並ぶことになりましたが、テーブルの並ぶ席は団体客がひしめき、酒が入って大声で笑いあっています。カウンターで良かったかな…と思いました。


 「寿司会席」の一品目は、大根おろしの上にイクラを配して「霙和え」と名づけた一品、普通…。二品目は、鮪・鯛・甘海老のつくり、普通…。普通と言うのは、章くんが八百屋や魚屋で食材を買ってきて並べたものと変わらないという意味です。
 三品目 ゴマ豆腐の揚げ出し、中に雲丹が入っていて、ちょっと料理らしいが、蒸し物が揚げ出し豆腐という選品が軽い。ただ、料金が5500円だから、止むを得ないかなというところです。
 四品目、和牛しゃぶしゃぶ。肉は、先日、白山ヴィレッジのコンペに優勝して章くんがゲットしてきた賞品の和牛肉と同じもので、結構おいしい。
 ただ、しゃぶしゃぶの材料なので、配膳盆を引きにきたウエイター君は、章くんの箸の食べている部分をつかんで横に移動させています。おいおい…と、箸を替えて貰って、しゃぶしゃぶをつつきました。
 五品目、七種類の寿司が出てきました。鯛・鮪(中トロ)・平目・海老・門甲烏賊・秋刀魚そして蟹の握りです。甘エビが入った味噌汁が添えられていましたが、寿司の味は回転寿司の「丸忠」のほうがはるかにおいしいというのが実感です。みんな、2~3貫を残していました。
 六品目のデザートはハニューディ・メロン。今日は忙しいからでしょうが、スーパーに並んでいる甘い多汁のメロン…、手の込んでないデザートです。予算から言えば、仕方のないところですね。


 でも、お腹いっぱい。帰りもシャトルバスで送ってもらい、ようやく目が覚めた章くんは、ホテル「シャトー」自慢の大展望風呂に出かけました。

 湯船に浸かると、大ガラスの向こうにはゴルフコースから青山高原や伊勢平野が広がっているはずなのですが、夜中なので何も見えません(苦笑)。
 でも、豊富なお湯は熱い目で、章くん好みです。宿泊客の大半は朝の早いゴルファーの皆さんですから、もう時間が遅いせいか、章くんひとり…。
 ジャグジー・寝風呂・打たせ湯…などを堪能して、部屋に戻ったと思ったら、またベッドにバタンでした。


 午前5時、まだ外は真っ暗です。テレビをつけて、白鵬の連勝がストップしたのを知りました。


  やがて夜が明けてきて、
        コースが朝日に輝きます。 →



 快晴…、放射冷却で今秋一番の冷え込みとか。朝、もう一度、展望風呂に浸かって、目の前に広がる大パノラマを堪能してきました。
 朝食は、クラブハウスの2階レストランでバイキングでした。種類も多くて、なかなかにイケる朝食でした。


 白山ヴィレッジのみんなは、フロントの女の子は平気で鼻出しマスクをしているし、夕食のレストランの帰りがけにすれ違ったウエイター君は「ありがとうございました」とも言えないし、ゴルフ場のスタッフはメンバーの顔を覚えようともしないし、そもそもクラブライフのサービスとはどういうものかを教育されてもいないし、知ろうともしないと失望していました。職場全体の姿勢がそうであると、新しく入ってきた人たちはそうなりますよね。
 でも、今朝、ホテルのフロントで送り出してくれた女の子は、きちんと立ち上がり、ドアを出てくる章くんたちのほうへ向き直って、「ありがとうございました」と挨拶してくれました。みんな、同じように教育は受けているのでしょうが、このあたりは本人の素養の問題なのでしょうね。
 ぶらりと出かけたゴルフにも、こんなことを思ってしまうのは、日本の将来を憂いているせい…?それとも、単に歳のせい…、多分そうでしょうね(笑)。


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