◆ 満開! 名古屋城の夜桜 
(2003.4.1)【物見遊山44】
3日ほど前に皆楽公園の桜の木に一輪の開花が観測されたとかで、津市に「開花宣言」が出されたと思ったら、いつの間にか街角の桜の花が3〜5分咲きである。
近隣の桜の名所はどうだろうかと気になって、インターネットで見てみると、名古屋城の桜が満開とある。夕方から出かけてみた。
あたりがすっかりと夕闇に包まれた午後6時、駐車場に車を止め、沿道にたくさんの夜店が並ぶ中を大手門前出札所で入城料500円を払って城内へ入る。
張り巡らされた提灯や水銀灯に浮かぶ桜の木々は、文字通りの満開! 枝の先まで花を開き,しかも一輪の花びらも散らさずに
,凛として咲いている。
夜の明かりに浮かぶ桜の花々の連なりは、まさに花の雲であった。
← 数十本のソメイヨシノと数本の枝垂れ桜が重なりあい、まさに花の雲!
昼間は20℃を越えようかという今日の暖かさに、夜桜見物に繰り出した人の数は多く、あちらこちらで人の輪ができている。スーツ姿の人が多いのは、会社の仲間の宴会なのだろう。
「さまざまの 事おもひ出す 桜かな」(芭蕉 笈の小文)
見事な花を愛でたあとは、やはり団子だ。栄へ出て、「上海湯包館」で飲茶ディナー。フカヒレ小龍包、上海シュリンプ、海鮮甘煮、五目麺で大満足。ただ、勘定を払うときに出した20%割引券が、3月31日…昨日で切れていたのがショックであった。
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