あたか飯店と信楽タヌキ         2004.07.29【物見遊山69】

あたか飯店 大津店
 お昼前に娘の優希が孫の寧音を連れて遊びに来たので、「昼ご飯でも食べよう」と、大津の「あたか飯店」へ行った。
 中華料理店は星の数ほどあるけれど、ホントに美味しい中華料理にはついぞお目にかからない昨今、神戸ポートピアホテル「聚景園」、名古屋「銀座アスター」とともに、僕の独断と偏見による、お薦めの中華料理店である。何を食べても同じ反応しかしない2歳半の寧音が、「蟹肉入りフカヒレスープ」を「うま〜い」とか言って飲んでいる。「おっ、味がわかるようになったのか」と見ていると、甘鯛のうま煮よりも唐揚げをかじっていたから、まだまだである。
 食後は琵琶湖畔を巡り、帰途、信楽へ回ってみた。「大きなタヌキがいるぞー」と驚かしたものだから、「絶対 車から降りやん」と言っていた寧音だったが、陶器店の店先に並ぶタヌキの焼き陶器屋の店先の大ダヌキ物を見ると急に元気づいて、それぞれの表情やポーズに喜び、「ホコリがついとるよ」とかいいながら、タオルで顔を拭いてやっていた。
 巨大なタヌキにはさすがにびっくりした様子だったが、「大きいおなかやなぁ。子どもが入っとんのやに」と言いながら、大タヌキの八畳敷きを撫で回していた。お土産に、花束を持った女の子のタヌキをひとつ、買ってきた。


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