【258】 
なばなの里 冬季イルミネーション  2012.12.22


【257】 松阪 懐石レストラン「やませ」  12月18日(火)


 今夜頼んだのは、「お好み懐石 松」天ぷら八種・造り四種・料理四品・ご飯デザートのコースだ。
 
       
 ここで、
  てんぷらが出た

       
 

 味は、4100円の定食としてはこんなものかというところ…。しかし、他所の4100円と比べたらちょっと物足らない。
 貯金して、もう一度、おまかせ懐石を食しに行くことにしよう。



 
【物見遊山256】 フレンチ「Ryu」
 

 松阪の友人から、「皇學館大學でチャリティコンサートがある。聴きにいかないか?」と電話があった。夜、明和町のレストラン「Ryu」に予約が入れてあったので、丁度方向も同じだから行くよと答えて、お昼過ぎに家を出た。
 皇學館大學ジャズバンドグループの演奏は、全15曲+アンコール。大学サークルの演奏にしてはまずまずのレベルで、結構楽しむことができた。午後4時35分、終了。


 「Ryu」の予約は7時。明和のイオンショッピングセンターでお茶を飲むなどして時間を潰し、6時50分、「Ryu」に入った。『7時5分から一斉に料理を出しますので、7時少し前にご来店ください』と言われていたのだ。
「Ryu」のスープ 店がそう言うのもうなづける理由があって、ここはなかなか予約が取れない。まぁ、都会の超人気店のように1年待ちなんてことはないが、1週間…1ヶ月向こうまでは満杯なんてことは珍しくもない。


← まずは、ウエルカムスープ


 地物野菜の美味しさを伝えるスープ…、抹茶のような仕立てで、スプーンを使わずに飲む。


 第2品に和食の八寸をイメージしたという、さまざまな素材を調理して三角錐の金かごに飾った、説明ではクリスマスツリーと称した逸品が出されました。フォアグラ、トリュフ、イベリコ豚などと地元の野菜を組み合わせてさまざまな味を出している。


        次は、シェフ自慢のリゾット →


 プルロット(たもぎダケ)を使ったリゾットで、上にかかっているソースもこのキノコを使った魔法のソースである。使っているブイヨンはシェフが自ら「命のブイヨン」と命名するくらい超こだわりのものだとか。




← 海をイメージした魚料理


 青い敷物の上に、ガラスの器に盛られたタイの焼き物。大海原に泳ぐ魚と、あわ立てたソースは打ち寄せる波を表している。


 ここで、口直しの「スダチのシャーベット」、ほろ苦い冷たさが口の中に広がっていく。


   本日のメイン、フランス、
    ロワール産オスの鴨のロースト →



 数多くの有名フレンチレストランで使用されている、蜂の彫刻のラギオール・ナイフできるときには、ちょっと硬いかなと思ったのだが、口に入れると絶妙の歯ざわり…。
 志摩産のヒジキから抽出したという黒いソースとのマッチングも素晴らしく、地元農家が栽培した白菜を絡めて、舌鼓を打った。


 デザートは紅茶で…。冷めないように紅茶ポットにかけるカバーまで用意してくれてあった。


 テーブルに出した一品ずつを、シェフが丁寧に説明してくれる。それぞれに仕込みの段階から細かく手が加えられているのが窺える。何かと注文の多い章くんも、文句なく美味しいレストランであった。
 



258  なばなの里 冬季イルミネーション 2012.12.22
257  松阪 懐石レストラン「やませ」 2012.12.18
256  明和町「Ryu    2012.12.16
255  2012 香嵐渓  2012.11.28
254  錫杖湖、長徳寺の紅葉 2012.11.25
253  北野天満宮・龍安寺・妙心寺、宝厳院ライトアップ 2012.11.23
252  鞍馬~貴船、 永観堂ライトアップ 2012.11.21
251  伊吹山 紅葉 2012.11.10
247  チェンマイ ゴルフ 2ラウンド 2012.10.01
246  チェンマイ 街歩き ② 2012.10.01
245  チェンマイ 街歩き ① 2012.10.01


【物見遊山244】 松茸 あばれ食い   2012.10.24

信楽 魚松
 「一生ぶんの松茸を」とのキャッチフレーズに誘われて、今年も信楽の魚松へ行ってきました。
 午後5時30分に津を出て、7時前に店に入りました。表には歌謡曲が、結構なボリュームで流れています。 











 玄関を入ると松茸の山。ちょっと開ききったものから見事な流線型の松茸まで、ピンキリの松茸たちが竹かごに入れられて並び、ちょっとした松茸山を形づくっています。

 
信楽 魚松 
 
 座敷に通されて、早速に「魚松名物 松茸あばれ食い」を注文。これは、松茸と近江牛の食べ放題 + どびん蒸し、松茸ご飯とお土産までついて6800円という豪勢なセットです。


   まずは近江牛を、豪快に酒を注ぎ、砂糖と醤油を
   ぶっ掛けた煮汁で炊き上げてかぶりつきます。 →

信楽 魚松



← その鍋へ入れる松茸くんの登場です。


 牛肉を2・3枚ずつ平らげたあと、ぐつぐつと煮える牛鍋に、松茸と野菜を手づかみで放り込みます。
  
 












 
 
 牛肉に松茸の香りが移り、松茸に牛肉の味がしみこんで、絶妙の味わいです。
 信楽 魚松 

 「松茸の追加はいかがですか」と大きなザルに山盛りの松茸を持って、仲居さん(と呼ぶには若すぎる、20歳過ぎぐらいのギャルが)が聞きに来てくれて、「頼むよ」と言うと、手づかみで山盛りに入れてくれます。


   
ザルに入れて持ってきてくれる、追加の松茸 →


 「牛肉の追加は…?」とも聞きに来てくれて、これも「頼むよ」というと、どんどん入れてくれる。
 机の上の丼には、生卵が山積みにされていて、牛肉・松茸を平らげては卵を割って、また牛肉・松茸をほおばります。


 どびん蒸しが出てきました。牛肉・松茸のくどさに、どびん蒸しのあっさりした味がありがたい。


← 
どびん蒸し。 あさりした味


 そして、また牛肉と松茸…、結局、4回お替りしました(笑)。信楽 魚松







 ビール2本、2合徳利4本、ウーロン茶を数杯飲み、お土産までつけてもらって、4人で3万数千円…。
 

              
お土産用マツタケ →


 「家への土産に、2・3本どう?」とケイちゃんに言うと、「いやぁ、もう、今年はマツタケ要りませんわ。顔を見るのも、イヤです」と言っていました。
 と、言いつつも、みんな、「ホント、一生分のマツタケやったね」、「牛肉も美味しくて、堪能したよ」と大満足のようでありました。
 「パンフレット、貰ってください」と言ってケイちゃん、電話番号をケイタイに登録していましたから、今年中(?)にまた来るつもりじゃないでしょうか。
                           


【物見遊山244】 木曽路 しゃぶしゃぶ祭り   2012.10.23

木曽路 しゃぶしゃぶ祭り
 木曽路の桜橋店から「しゃぶしゃぶ祭り」の案内が届いた。通常価格の半額だとある。
 この機会を逃してなるものかと、早速予約の電話を入れた。


    
通常5000円が本日は2500円 →
木曽路 しゃぶしゃぶ祭り
   


← 野菜はザルに入って出てきます。


 6月の「しゃぶしゃぶ祭り」のときには、たいへんな混雑振りで、予約の時間に行っても1時間ほど待たされたという人もいた。
木曽路 しゃぶしゃぶ祭り 


 しゃぶしゃぶの肉は、生肉として食せるグレードの鮮度の肉を使用する。牛肉を用いたものを「牛しゃぶ」、豚肉を用いたものを「豚しゃぶ」と言うのはご存知の通りだが、日本各地にはいろいろな具材を用いたしゃぶしゃぶ鍋があり、
北海道ではタコを用いた「たこしゃぶ」や羊肉を用いた「ラムしゃぶ」、キンキ(キチジ)を用いたキンキのしゃぶしゃぶがある。名古屋では名古屋コーチンを用いた「鶏しゃぶ」、富山県では鰤を用いた「鰤しゃぶ」、鹿児島県ではかごしま黒豚を用いた「黒豚しゃぶ」などがある。


 木曽路の桜橋店の小林初恵店長は、かつて無理難題を吹っかけた県会議員を辞職に追い込んだ剛の者! 今日も、従業員の先頭に立って大奮闘…。この店長が健在な限り、この店は安泰だ。




【物見遊山243】 おすすめ 中国料理「天山」   2012.10.21


 津市大倉から久居に向かう県道776号の岩田池畔にある中国料理「天山」、以前からその名まえは聞いていたのだが、交通量の多い道路の際だし、駐車場がなかなか空いていないようなので、今までのぞいてみる機会がなかった。
 ゴルフを終えての帰り道、午後7時過ぎで、たまたま道はすいていたし、駐車場も3台分の空きが見えたので、車のハンドルを左に切った。天山 天津飯
 客は6〜7割といったところだろうか。ただ、この後も絶えることなくお客さんが詰め掛けていたから、やはり人気の店なのだろう。
 メニューに『ひとりで作っていますので、お時間がかかることがあります』と書いてあるので、待たされるのを覚悟で注文をしたところ、メインの天津飯はすぐに出てきた。


  卵焼きのボリュームは厚く、入れられている鶏肉も
        しっかりした歯ごたえの天津飯でした →



 次々と入ってくる客のメインディッシュを優先させているのか、あとの焼き餃子と五目あんかけがなかなか出てこない。時間がかかるというのは覚悟のうえなので、天津飯をぼつぼつと味わいながら、持参した本を読んで待った。


← 出てきた、焼き餃子。ちょっと小ぶりで8個ある


 「餃子が美味しい」と聞いていた。メニューには「焼・水・揚」と3種の餃子があり、みんな頼もうかと思ったのだが、他の一品料理も食べてみたいしと思って、今日は定番の焼き餃子にした。 
 詰めものの味もしっかりしていて、とても風味のよい焼き餃子であった。今度は、水・揚餃子をぜひ食べてみようと思う。


 天津飯を半分ほど食べてしまったころに、五目あんかけが出てきた。お腹も結構満たされたので、さて美味しく食べられるかなと思ったのだが、要らぬ心配であった。
 魚介類、野菜も何種類か以上の具材が使用されていて、それらの旨みが加えられた味付けの中に溶け込んでいる、とても味わいのある逸品であった。


 
たくさんの具材それぞれの味を大切にして、
 丁寧に造られている。         →



 ただ、これもかなりなボリュームで、さすがに食べ切れなかったので、お持ち帰り容器に包んでもらったが、翌日、レンジで温めて食べたところ、これがまた美味しかった。。
 この3品で2500円ほど。通うことのできる店が、また一店、見つかったというところだ。



【物見遊山241】  ゴールデントライアングル   2012.10.06



【物見遊山239】  経ヶ峰 登山  途中でリタイア…!  2012.06.10


 同級生の山ガール(ヤマンバ?)長瀬女史が、「経ヶ峰は45分で登れる」と言う。彼女は日本百名山のうち98山を登頂したというセミプロ登山家である。
 僕はふもとのバス停の登山口から歩いて登るのだと思っていて、実際、高校時代にバスで行き、歩いて登ったことがある。テントを担いでいって、山頂付近で一泊してきたのだが、登りに4〜5時間かかったように記憶している。
 それを長瀬女史は、「車が対向できないような細い道だけど、中腹まで行けて、駐車場からは2kmほど」だと教えてくれた。
 じゃぁ、3時間もあれば帰ってこれるか…と、午後1時過ぎから出かけた。


 なるほど、山に入ると、一車線の道が続いている。
     車が来ると、どちらかがバックする。 →









 どん詰まりまでいくと、10台ほど停められる駐車場があり、3台ほどの空きがあった。でも、道端に停めていた車もあったから、午前中は満車であふれた車もあったのかもしれない。
 時刻は午後1時45分、道の横に置いてくれてある竹杖をとって歩き始めた。


← はじめは舗装道路。でも、勾配はかなりきつい。


  舗装道路が途切れた。このせせらぎを渡れば、あとは石ころが転がる山道である。        →
 ここで標高500m、駐車場は380mだったから120m上がったということになる。経ヶ峰の頂上は819mだから、まだ300m、2.5倍 上がらなければならない。
 でも 時刻はすでに2時9分。駐車場から歩き始めて24分経っている。長瀬の言う45分には、あと20分で頂上に至らなくてはならない。しかし、まだあと2.5倍あるのだから、単純に計算して60分かかることになる。
 さらに行くと、バス停登山口からの登山道との合流点があって、案内板が立っていた。駐車場からここまで0.7km、標高580m。あと頂上までは1.2km、標高差は約240mとある。
 距離、標高差とも、駐車場からの1.5倍ほどだ。時刻は2時30分、ここまで45分かかっているから、あと1時間少々ということか。
 さらに登って2時45分に、標高600mを突破した。ここで章くん、思案をめぐらす。『このまま登ると、頂上へは4時。今引き返せば、午後4時からのゴルフ中継を見ることができるが…』。


 駐車場も分かったし、経ヶ峰は逃げやせんから、また近日、今度は朝から来ることにしよう…と下山することにした。


← 途中、下界をパチリ!


 下りは早い。25分ほどで駐車場へ着き、4時にはテレビの前に座っていた。


 しかし、考えてみるに、約半分のところまで行くのに45分かかっている。さらに上へは、スタミナ切れも考慮すると、あと1時間以上はかかるだろう。ということは、2時間見ておかなくてはいけないということか。
 長瀬は45分と言ってたなぁ。「また、一緒に登りましょう」とも…。
 しかし、絶対に一緒には行かん! どれだけ誘われても、行かん!




【物見遊山239】 津市水道資料館と薬王寺貯水池   2012.06.01

 
 片田薬王寺にある「津市水道資料館」へ行ってきました。津市民に水の重要性を理解してもらい、水道の歴史や仕組みを展示パネルや映像で知ってもらうことを目的にして、津市が平成元年に建造・開館しました。
 庭にはたくさんの桜の木が植えられていて、花見の時期にはたくさんの人が訪れるそうなのですが、それ以外の時期には訪問客はまず居ません(笑)。
 本館1・2階と別館に、津市の水道施設や建設の歴史を紹介するパネルと、水道用品などが展示されています。


      津市水道資料館の全景です。→


   うしろの土手の上が、津市の水がめ
  「片田薬王寺貯水池」です。土手面に
  植えられたサツキがぼつぼつと花を咲
  かせていました。



 午後3時ころから出かけたのですが、来館者は章くんひとり…。事務所にも誰もいなかったので、展示室の蛍光灯を自分で点けて、ゆっくりと見学してきました。
 おかげで、津市内には浄水場が22箇所もあること、水道水は川の水を取り込んでいるのだとばかり思っていましたが、伏流水や地下水を汲み上げているところが圧倒的に多いことなどを知りました。


 資料館を出たあと、裏手の土手の上の貯水池を見てみたいと思いましたが、『立ち入り禁止』の立て札が立っています。
 係りの人(かな?)に、「ちょっと登って見せてもらってもいいですか?」と頼むと、「あかんと思うのですが…」と言っているので、「そこをなんとか」と登ってきました。
 上まで登ると、そこには大きな貯水池が広がっていました。さすがは津市民の暮らしを潤す水がめ…、129万トンの水が貯められているそうです。でも、1日に使用する量は12万トン、10日で空になる計算です。


← 片田薬王寺貯水池
 日本の貯水池100選に選ばれています。


 長野川から美里町足坂の取水口で採取された水は、約2kmの地下隧道を流れて、ここ薬王寺貯水池に貯められます。足坂の取水口の標高は78mで、この貯水池へ流れ込む導水管の排水口は標高72m。6mの標高差が自然流下を促しているわけで、水は津CCの下を流れてくるのです。
 そして、ここからさらに2km、片田浄水場(標高40m)へやはり地下隧道を流れ、きれいな水にされてから各家庭や工場などに配水されます。津市の地下5〜6mのところには、網の目のように水道管が…、また、ガス管やケーブル管が張り巡らされているのです。


 この水道資料館での勉強で、章くん、水道水は川から取水しているのだと思ってきたのですが、市内に20数箇所ある取水箇所のほとんどが地下水(伏流水や井戸水)を汲み上げていることを知りました。もちろんそれらも、もとはといえば川の水と同じように、近隣の野山に降った雨が地中に浸み込んだものですが、とすれば…川をきれいにしなければならないように、野山や田畑も汚さないように心がけることが大切であることを、今さらながら再確認させられました。何事も、学習することは、新たな発見がありますね。



【物見遊山238】 新緑 嵐山 宝厳院    2012.04.30


 
【物見遊山237】 2012 京都の桜          2012.04.15
       - 原谷苑・仁和寺・竜安寺・植物園と半木の道・円山公園 -
    (詳しい旅行記は、http://4travel.jp/traveler/akkiy363672/album/10662045/に)


 明日はまた雨の予報…。今年の桜を見るには、今日出かけなくてはということで、午前6時過ぎに家を出ました。
 伊勢道〜新名神と走って、京都東インターを降りたのが7時10分。新名神の開通によって、津から京都は1時間の距離になりました。
 

  午前7時40分、平野神社を訪れました。→

  





 午前8時10分、「原谷苑」に向かいました。金閣寺
の脇の細い道をくねくねと登っていくと、やがて原谷苑が見えてきます。ところが、警備員のおじさんたちが、「今年から、自家用車の駐車場はありません。市内の駐車場に車を置いて、タクシーに乗り換えてお越しください」と言う。

 で、金閣寺の駐車場に車を停めて、タクシーで出直しました。


  原谷苑は、材木商の村瀬常太郎氏が30年の歳月をかけて桜を育てられたところ。
 4千坪の苑内の桜は約500本。樹齢50年の紅しだれが100本以上もあり、見ごろを迎えた苑内はまさに天から降り注ぐピンクのシャワーという形容がピッタリです。


 11時前、原谷苑をあとにして、仁和寺へ下る山道を歩きました。30分ほどで、御室の里に着きます。

 

← 御室桜の上に浮かぶ 仁和寺の五重塔


 でも、まだ御室桜は2分咲き。満開の花に浮かぶ姿は、まだ1週間ほど先のことになります。


 午後1時、仁和寺を出て龍安寺へ歩きました。バス停で2区間、15分ほどで着きました。
  

 竜安寺の山門を入ると、すぐに鏡溶池のほとりの道に出ます。


     鏡溶池を囲む桜たちも
         満開の花をつけていました。→

   




← 石庭にかかる枝垂れ桜
 

 何度来ても石庭はよくわかりませんが(苦笑)、枯山水に懸かる枝垂れは艶やかです。
  



  
 午後2時30分、京都府立植物園に向かいました。


      
桜とチューリップのコラボです。→

  
 

← 植物園の横、賀茂川沿いの
   半木の道(なからぎのみち)



 この道は、1972~76年に紅枝垂桜(べにしだれざくら)が植樹されました。その後も整備・保護が続けられ、現在この路は絶好の散歩コースとして地元の人々に愛される散策路となったそうです。


 



 午後7時20分、円山公園へ向かいました。


    
今年も、艶やかな姿を
         見ることができました。→

 

 毎年、同じ桜を見ていますが、まさに『年々歳々 花相似たり、歳々年々 人同じからず』とあるごとく、桜は毎年同じ花を咲かせているのでしょうが、見る人の置かれた環境や立場によって、その表情・風情が違うのが興味深いですね。
 でも…、今年もホントに美しい姿でした。





【物見遊山236】 2012 津市近在の桜たち  2012.04.18 アップ


 今年は、少し桜の時期が遅かったですね。4月10日前後に、津市近在の桜は満開になりました。


 
 
← 一志町亀ヶ広 4/08 ↑
 
4/08 君が野ダムはつぼみ
 
津城跡 隅櫓。4/10 お堀→
   
↑高茶屋 福祉センター
 
↑古川公園 4/10
 
↑古川公園 4/10
 
↑古川公園 4/14
桜の絨毯を敷いたよう
 
↑鈴鹿サーキット 4/10
 
↑松阪 鷲尾小児科 4/11
 
↑津公園西墓地 4/12
 
↑鈴鹿CC 入り口
 
↑石山観音
 
↑石山観音磨崖仏
 
↑長徳寺の竜王桜
 
まだ、2分咲きでした。
 
トンネルを抜けると…
 
↑ 錫杖湖の桜です
 
↑ 錫杖湖の桜 ②
 
藤堂高虎公の墓石も
桜に包まれていました
 

 デジカメには、まだまだたくさんの桜たちが納まっているのですが、整理する時間がなくて…。
 まだ、京都の桜なども報告しなければなりませんので、取り急ぎ、以上をアップしま~す。





【物見遊山235】 まぐろ いちご SL列車   2012.03.10


 去年の3月11日、バス乗り場まで行ったのに「東北大震災」勃発により中止になった、カッコーツアーの「マグロと石垣いちご、SL列車の旅」に、今年は無事行ってきました。「まぐろ…!」と聞いては、章くん、中止というわけにはいきません。
 午前8時、桑名駅前で章くんたちが乗り込むと、バスは満席…。湾岸桑名から自動車道に上がって、一路焼津を目指します。
 11時10分、大井川を渡り、11時30分、焼津のさかな屋さんに着きました。  
  
   食べ放題じゃなかった。
   でも、結構おいしいマグロちゃんたちでした。→



 でも、お土産用に売っていたマグロのブロックは、ちょっとくたびれていて、章くん、買ってきませんでした。
  
 午後0時を少し過ぎた頃に、さかな屋さんを出発、バスは駿河湾に沿って東へ走り、お茶の「田丸屋」さんへ15分ほど寄ったあと、午後1時ごろに静岡市清水に着きました。  
 久能山の南向き斜面に、「石垣いちご」のビニルハウスがびっしりと並んでいます。国道23号線に沿って並んでいるいちご農園では、いちご娘のお嬢さんたちが手を振って、道行く車を呼び込んでいます。
 
 ビニルハウスのひとつに案内してもらうと、その中に積み上げられている石垣に、太陽と駿河湾の海風を浴びて赤く実ったいちごが並んでいました。


← 赤く実ったいちご


 章くん、昨夜スーパーに行って買い込んできたコンデンスミルクをポケットに忍ばせてきたのですが、でも10個ぐらいしか食べられませんでした。
   
   
 午後1時50分、いちごハウスを出発しました。


            
早春の駿河湾です。→
 

 バスは海岸縁りから多い側の上流、大井川鉄道の「家山駅」へと向かいます。役1時間ほど走って、午後3時10分に家山に着きました。 

← 煙を吐きながらやってきたSL


 ここ家山駅から、大井川沿いに下流の金谷駅までを、30分ほどで下ります。
 そういえば章くん、中学生の頃、汽車に乗って通学していました、扉を開けたままデッキに立って、ときどき手すりに掴まって体を社外に投げ出したりしながら乗っていましたね。駅に着くと、列車がスピードを緩めたところを見計らい、止まる前に飛び降りるのが、学生の降車マナーでした(笑)。
 今は、デッキに立っている人なんて居ませんね。


 章くん、あの頃を思い出して、デッキへ行ってみました。「危険ですから走行中は開けないでください」と書かれた紙が貼ってあるドアを開けると、目の前に大井川が流れていました。身を乗り出すのに手すりに掴まったら、手が真っ黒になってしまった。…ン、あの頃、中学生の僕の手は黒くなんてならなかったのに…。


 線路脇には、たくさんのSLファンがカメラを構えて待機していました。思い思いの撮影ポイントがあるのでしょう。今やSLは、乗るものでなく、見るものなのですね。


 午後5時、見渡す限り茶畑が広がる牧の原から東名高速道に乗り、7時45分に桑名駅に帰り着きました。




【物見遊山234】 松坂 コキーユ  - 小さなイタリア料理店 -  2012.03.16

 
 小さな店だけれど、おいしいイタリアンの店があると聞いて出かけてみた。下村2丁目の交差点にあると聞いていったのだが、ホントに小さなお店で、しばし探した。
 午後7時過ぎに到着。入り口の引き戸を開けて入っていくと、シンプルな店内に4人がけと2人がけの机がそれぞれ2つずつ並んでいる。入り口に一番近い4人がけのテーブルに、若い女の子の3人連れが陣取り、おしゃべりに夢中だ。
 カウンターの中に夫婦らしい若い二人…。この若夫婦が店をやっているンだ。
 章くん、サラダ・若鶏(フライドチキン)・パスタ・デザートの簡単コースに真鯛のカルパッチョを頼んだ。


      真鯛のカルパッチョ。
       タイも新鮮なコリッとした歯ざわり →


 最初に出てきた野菜サラダと味がかぶってなくて、オリーブオイルで味付けした細かな工夫が施されていた。


← 若鶏のフリッター


 皮はぱりぱり、中はジューシー。揚げ方に風味がある逸品でした。付け合せの野菜も、パリッと揚がっていて絶妙の歯ざわりであった。


 手長えびのトマトソースパスタ →


 トマトソースに浸った、手長えびの風味を堪能できるパスタだ。ソースはあっさり目で、えびの味を引き立てている。


← イタリアンらしい、豪華なデザートです。


 結構お腹いっぱいになったところで、どっかんと出されるデザート…。ナントカは別腹とは、良くぞ言ったもの!


 …ということで、外から見るとちっともイタリア料理点らしくない店なのだが、中で出される料理は一品ずつに細かい工夫と丁寧な調理が込められていて、間違いのない店であった。



【物見遊山233】 2011 京都の秋 宝厳院・常寂光寺・宝筺院・神護寺  2011.11.28


【物見遊山232】 車椅子で、近江坂本~東福寺  2011.11.26


  
【物見遊山233】 御在所の秋  2011.11.01


  10月29日(土)、秋晴れの天気に誘われて、午前7時出発。御在所の紅葉を訪ねました。
 ネットの情報では、「山頂の紅葉は終り。中腹は見ごろ」とのことです。ロープウェイから見下ろす山肌は、一面の紅葉かと期待しながら走っていきました。
  朝早かったので、駐車場へも待たずにすんなりと入れました。


       御在所ロープウェイ、日本一の高さの大鉄塔 →






← ロープウェイの途中から

 
 
 
 頂上の紅葉は、ほとんどが葉を散らしていました。         →




 アイパッドを持っていて、奥さん(?)にインターネットの紅葉情報を見せながら、「ほら、御在所の頂上、紅葉見ごろ…ってでているやろ」と説明しているおとうさんがいました。「あんた、紅葉、終わってるじゃない」なんて、叱られたのでしょうか(笑)。実は、章くんもヤフー紅葉情報を見て、やって来たのです。
富士見台
 
← 断崖に突き出た大岩の展望台「富士見台」
    
 「富士見台」から見た、
 「鎌が岳」です。  →


 その手前に見えているのは「鷹見岩」と「大黒岩」。巨大な岩が、微妙なバランスを保って立っています。
  
  
鷹見岩・大黒岩 右下に、ロープウェイが走っているのが見えています。


← ロープウェイの上に見えている「鷹見岩」と「大黒岩」のアップ。
 巨大な岩が、微妙なバランスを保って立っています。
  
  
 

    山頂の一角には、こんな見事な紅葉も残っていました →


 お昼前に下りのロープウェイに乗りました。帰りがけには、駐車場に入ろうとする車が近鉄「湯の山駅」の先まで並んでいました。あの人たちは、ロープウェイに乗るまでに、何時間もかかったことでしょうね。


 帰り道は「鈴鹿スカイライン」を滋賀県側に抜けて、甲賀町のほうから帰ってこようと思っていたのですが、「武平峠トンネル」が工事中で、平成24年まで通行止めだそうです。
 峠の手前の駐車場まで行き、辺りを歩いてきました。一帯はすっかり秋の装いで、もう間もなく町の木々も秋色に染まることでしょう。



       
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物見遊山 No.38   
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