【150】 山口2区衆院補選告示  民主の大勝は必至        2008.04.19


 山口県の衆議院2区で補欠選挙が行われている。自民党の山本繁太郎(元国交省)と民主党の平岡秀夫(衆議院比例区議員)との争いで、福田政権下の初めての国政選挙として、支持率が低迷する内閣としては上昇のきっかけとしたいところだろうが、勝ち目のない戦いである。
 古賀 誠選対委員長にとっても、当然初の国政選挙で、その力量が問われていることを考えれば、無残な負け方はしたくないところだろうけれども、残念ながらなすすべもないボロ負けは目に見えている。
 全ては政府与党の日頃の無為無策政治…、いや、なすこと全てが国民の本意を裏切る政治を繰り返してきた結果であり、長年の利権政治のなれの果てであろう。
 何が何でも59兆円分の道路はつくるンじゃい…なんて、全国の土建屋とそれに連なる道路族議員のフトコロを最優先した政策を、いつまでも唯々諾々と受け入れている日本国民ではないことに、まだ気づかないのか。
 その財源に、ガソリンの値上げはいたしかたない…なんて、せっかく下がったものを衆議院の3分の2条項なんて禁じ手を使ってまで無理やり上げようとする傲慢ぶりは、自らの首を絞めていることになるのに…。『それなら代替の財源案を出せ。地方はお金が回ってこなくて困っている』なんて、人質をとって開き直る暇があったら、政府自民党だろうが、2兆6千億円ぐらいのお金ぐらい、自分で探せと言いたい。もちろん、僕にその権限を与えてくれれば、霞ヶ関を一回りでその代替金は見つけてくるけどなぁ。
 この政府与党は、国民の怒りがホントに解ってはいないのだろう。この程度の政治センスで、これまで日本の政治を担ってこれたのかと思うと、国民がよほど素晴らしかったのだと思わざるを得ないけれど、その国民を怒らせたのだから、自民党の山口2区の勝利は絶対にない! 



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