【18】 自転車道の整備を             2009.11.02


 爽やかな秋空にも誘われて、先日来、市内を自転車で走っている。省エネで健康にも良いと思い、郵便局や銀行などのチョイ用はもちろんだが、調子に乗って高茶屋や白塚など40分…50分…の距離に出かけることもある。
 走ってみると、自転車は意外に道路を走る乗り物として疎外されていることがわかった。市内中心部では歩道を走っているが、歩行者の邪魔にならないようにゆっくりと慎重に…。近鉄道路などの1車線道路では歩道の幅は1mぐらいだから、歩行者がいれば自転車は車道へ下りることになる。
 また、大きな道路では歩道が交差点へかかる部分は歩道の端の段差がなだらかになくされているが、近鉄道路などの片側1車線道路などは歩道の段差はそのままで、交差点などではいったん降車して段差を下りねばならないところも多い。
 自転車レーンのある歩道以外、自転車は歩道を走ってはいけないのかもしれない。その場合も、また歩車道の区別のない道路でも、自転車は車道の端を走ることになるが、これは極めて危ない! どうぞ、轢き殺してくださいといっているようなものである。
 エコ万能時代に、自転車は脚光を浴びている。しかし、自転車の走行状況は、このようにお寒い限りである。松田市長、以後の道路建設には自転車の走行を設計図の中に組み入れるよう指示しておいてほしい。将来の、住みよい津市の創造に必ず役立つと思うから。


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