回 | 日 | コース | ティ | ① | ② | グロス | 平均 | パット | そ の 他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | 12/15 | 白山V King | 48 | 51 | 99 | 86.8 | 35 | 1042 | |
11 | 11/30 | 三重 Fenix | 45 | 45 | 90 | 85.7 | 37 | 943 | |
10 | 11/28 | 三重 Fenix | 41 | 45 | 86 | 85.3 | 34 | 853 | |
9 | 11/17 | 白山V King | 45 | 45 | 90 | 85.2 | 38 | 767 | |
8 | 11/12 | 三重 Fenix | 44 | 45 | 89 | 84.6 | 37 | 677 | |
7 | 09/21 | 白山V Queen | 43 | 43 | 86 | 84.0 | 36 | 588 | |
6 | 7/14 | 白山V Queen | 41 | 39 | 80 | 83.6 | 31 | 502 | |
5 | 06/15 | 合歓の郷 | 38 | 42 | 80 | 84.4 | 34 | 422 | |
4 | 06/08 | 白山V King | 44 | 39 | 83 | 85.5 | 34 | 342 | |
休 憩 | |||||||||
3 | 02/11 | 白山V Queen | 白 | 45 | 42 | 87 | 86 | 36 | 強風波浪注意報 |
2 | 01/31 | 一志ゴルフ | 緑 | 45 | 40 | 85 | 86 | 36 | |
1 | 01/01 | 白山V Queen | 白 | 40 | 47 | 87 | 87 | 36 | F127 |
17番のセカンド |
1ペナが課せられる |
上の写真は両方とも18番のティショットのものだが、この画面からも違いは見て取れる。「全米女子オープン」の点から点に打っていかねばならないコースセッティングに対して、どこまでもきれいな日本のツアーのコース。もちろん堀奈津佳の優勝に何の異論もないし、21アンダーの記録も日本ツアーでの新記録なのだから、その金字塔にいささかのかげりもない。
ただ、左の画面の全米女子のティショットには「大きなミスショットにならなければ良いが…」というハラハラ感があって、そのほかの一打一打もエキサイティングである。実際、この時点では4打差があって、パク・インビの安定感からして逆転は考えられないけれど、左にコロンと転げ落ちたり、バンカーサイドのラフに転げ込んだりしたら、安穏とはしていられない。
← 17番、パク・インビのラフからのショット。さすがの彼女でも、
出すだけが精一杯だ。
これに対して、右の堀奈津佳のティショットでは、何のドラマも生まれない。少し当たり損なっても、ボギーで上がるのは容易だ。
グリーンまわりの様相も全く違う。
右の「アース・モンダミンカップ」18番のグリーンへは、花道へ打っておけばコロコロと乗っていってくれる。しかし、左の「全米女子オープン」の16番は、グリーンへキャリーしてしかも止まる球を打つことが求められる。ひとつのショットの精度が問われ、見るものにワクワク感を抱かせる。
パットする宮里 藍の向こうに見えるラフの手ごわさはどうだ。 →
グリーンを外せば、強烈なラフが待ち構えているし、同時にそこ
から寄せる技量も要求される。
このアメリカ女子ツアーはメジャーだから、コースのセッティングは特別に厳しいのだという指摘もあろう。しかし、僕はこれまでも何度も言い続けてきたけれど、男子も女子もプロツアーのコースセッティングはアメリカやヨーロッパに比べて日本は特に甘い。尾崎将司など初めて全英に行ったときには「こんなのゴルフコースじゃねぇ」と言ったという、有名すぎるエピソードもある。
欧米のツアーに比べて日本の試合が迫力不足で面白みに欠けるのは、コースセッティングにその理由があることも事実である。一打一打に高揚感や迫力が感じられないのでは、試合を見るほうも興味半減だ。
そして何よりも、プロの技量が磨かれないことが危惧される。とにかく右へ打っておけば山からの傾斜が受けていてフェアウエイに転がり出てくるコース、グリーンのサイドではバンカーに入れておけば安全などというコースで試合していて、技術が向上するわけがない。
日本のプロが世界へ出て行って通用しないというのは、こんなところにも理由があるのだろう。
2月1日(金) 一志ゴルフクラプ
一昨日の夕方、ケイチンとコーヒーを飲んでいたら、「新しいフェアウエイウッド、ゼクシオの1・4・5・7・9番を買った。試し打ちしなきゃ」と言う。「じゃあ明日、快晴無風、気温10℃だから絶好のゴルフ日和だ」と言うと、途端に話がまとまった。
ケイチンが、「来月コンペに行くので一志ゴルフでどうですか」と言うので、朝、電話を入れると、「10時15分にオーケーです」とのこと。9時過ぎから出かけた。
僕は1月1日以来のラウンド…、今月4回目だというケイチンとの対戦はちょっとハンディがあると言い訳がましいことを言いながら1番は、お互いにパーのスタートだ。
2番、左ドッグレッグのパー5。セカンドを左のコーナーぎりぎりにショートカット気味に打って見に行くと、谷が切れ込んできていて、そこへ転がり込んだのか、ボールは見当たらずロストで8打!。7番もナイスショットのティショットが、セカンド地点に行ってみると池があって、そこへ入ったのか見当たらない。池ポチャならば1ペナルティなのだが、入ったところが確認されていないので、ロストボールとするしかない。ダボの6打!
コースのレイアウトを忘れているということもあるが、ショットの精度が甘いものだから、ちょっと右や左へぶれてしまう。知らないコースでは見えているところへ打てというのが鉄則なのに、そこよりもちょっと左へ打ったのでそれが左へキックしてOB…、狙いよりも少し右にずれたので池への傾斜に転がってしまったということなのだ。
そんなこんなでアウトは「45」、「40」で上がったケイチンに5打の差をつけられてしまった。
インは10・11・12番とパー、ボギー・ダボと来たケイチンとは2打差に縮まった。
13番でボギーを打ち、ケイチンはパーだったので、3打差で迎えた14番。
← 14番336Yパー4.
ケイチンのティショットはちょっと力んでフックし、左の木にカッーンと当たった。どちらの方向にキックしたのかは見えない。章くんのティショットは右のバンカーを越えて、フェアウエイの真ん中に転がった。
行ってみると、ケイチンのボールはやっぱり見当たらない。「ボールのキックが見えなかったのだから、ロストボールやろ(笑)」と言うと、「いや、これは池しか考えられないので」と言って打つた第3打は、動揺したのかトップ気味でグリーン奥へ転がった。下りのグリーン面へのアプローチは難しく、コンと当てただけだったのに下のグリーンエッジまでいってしまって、そこから3パット。ケイチン、トリプルボギーだ。
章くんは、フェアウエイ真ん中から100Yのセカンドをアプローチウエッジで打ってナイスオン。4mをワンパットで沈めてバーディ! ケイチンを逆転した。
ところが17番189Yパー3。打ち下ろしなので5番アイアンでいいかなと打ったボールが、グリーンを大オーバー。あわや池は免れたものの、ウオーターハザードの赤線内でノーソールで打ったところ、グリーンエッジまでしか届かず、しかもそこから3パット。 またまたケイチンに逆転されてしまって、結局、45・40=85で1打負け…。
「章さんも、もう少しラウンドして、コース感を養っておいて貰わないと…」と言われてしまった。
【ゴルフ120】 石川 遼、今年もマスターズ特別枠 2013.01.21
- 体をつくり、コーチについてスイングを習い、精神的に自立するべき -
今年のマスターズ・トーナメント(米ジョージア州=オーガスタ・ナショナルGC、4月11日開幕)に、石川 遼が特別招待選手として出場することが、主催者から発表された。これで5年連続5度目の出場となるが、2009年と昨年に続き3度目の特別招待である。これに対し、米メディアなどは「特別扱い」といったニュアンスで記事にしている。石川の3度目の特別招待の知らせを米ツアーの会場で聞いた米国報道陣からは、驚きの声が上がったという。
今回はタイのタワン・ウィラチャンとともに招待されたもので、オーガスタ・ナショナルGCのビリー・ペイン会長は「ウィラチャンと石川が参加することで、アジアでのゴルフの人気と関心が高まることを期待している」と狙いを説明する。
マスターズの招待は、世界ランキング50位までの選手と若干の特別枠選手。確かに、ウィラチャンは1月14日時点の世界ランキングで68位ながら、昨季はアジアンツアーで3勝を挙げて5年ぶりに賞金王に輝いた実力者で、45歳353日での栄冠は同ツアー史上最年長記録を更新した。通算15勝はツアー史上最多記録となっており、招待はその活躍を評価してのものだろう。それに対して石川は世界ランキング78位(この記事を書いている21日現在では83位)。ここ2年間は日本ツアーでの優勝からも遠ざかり、やっと昨年11月の三井住友VISA太平洋マスターズで優勝したとはいうものの、この成績ではマスターズ招待はありえないというのが正直なところだろう。
この実績で招待というのは、石川自身にとってもこそばゆいことではないか。なるほどゴルフ業界にとって日本市場は魅力あるところだ。一説によると、マスターズの放送で日本のテレビ局は放映権料や制作費などで5億~6億円を支払っているという。日本ツアーで圧倒的な人気を誇る石川が出ると出ないとでは、日本での視聴率は大きく違ってくるだろうから、日本のテレビ局としては、石川の出場は是非とも実現してほしい必須事項だ。
ただ、だからと言って石川の出場に情状が絡むのでは、マスターズの権威が揺らぐ。所詮ゴルフは遊びだと言うのは、営々とゴルフの歴史をつむいできた先人たちの思いを理解しないものの戯言(たわごと)だ。最古のゴルフ・ルール(不文律)はたった2条、「ありのままの状態でプレーせよ」と「自分に有利に振舞ってはならない」だった。先人たちはこの2条に示されたゴルフの精神を胸に、1打に命と名誉を賭けてゴルフの歴史を積み重ねてきたのであり、1打で人生を変えたゴルフアーはいくらでもいるのである。
1960年、廣野GCで行われた日本オープンで、陳清波はスコアの上では1位ながら、1ストローク少ないスコアを申告して失格となった。ベン・ホーガンは、全米オーブンで「アドレスしたらボールが動いた」と1ペナネールティを申告し、1打差で5度目の栄冠を逃がしている。また、優勝争いをしながら、ラフに転げたボールに一輪の花がもたれているのを見て、アンブレアブルを宣したのはイギリスのプロ、ハリー・ブラッドショー。彼の名前はこの1打でもって、永遠に語り継がれることになった。ゴルフにおいて、1ストロークの持つ意味は果てしなく大きい。
その世界での石川 遼のマスターズ特別枠は、やはり歓迎できないゴルフの商業主義のあらわれである。こうして出場を果たした石川は、結果で招待者・ファン・出場できなかったものも含めての選手たちに答えなくてはならない。今年も予選落ちでは、そのあとに続く米国ツアーで、選手間の評価にも耐えられないのではないか。
石川 遼は、米国ツアーで活躍できるか。もともと所持していたジョージア州オーガスタの一軒家に加え、今年はフロリダ州ベイヒルとカリフォルニア州カールズバッドにそれぞれ一軒家を購入し、また、キャロウエイトと3年18億円の契約を結んで、万全の体勢でツアーに臨む石川だが、今のままではアメリカでの活躍は無理だと思う。
その理由の1は、体のつくりが欧米人に比して華奢すぎる。日本人は身長はともかくとしても、体の厚みで極端に劣る。力強くブレないスイングの基となる体幹の強さで劣るということで、移動距離も半端ではない転戦をしなければならない米国ツアーでは、体に無理を強いることになる。
広いアメリカを転戦するために3軒の家を購入したのだろうから、この点は今までの日本からの挑戦者よりも恵まれているが、より体作りをしなければ、過酷なアメリカツアーを乗り切ることは難しい。
2番目に、基礎的な技術の習得ができていない。大幸運で勝ったデビュー戦から暫くの間は、調子の波にも乗って、やることなすこと良いほうに転がり、日本ツアーのレベルの低さも大きいが、2年目にして賞金王にもなってしまった。しかし、そのときにも海外での成績は予選をクリアするのが目標のようなもので、過去のメジャー15試合の通信簿は、最高20位、予選通過4割という成績が全てを物語っている。
彼のスイングは振りすぎる。高校生ぐらいマン振りしている。高校生のときから進歩していないのだ。本格的に米国ツアーに参戦するならば、実績のあるティチングプロについて、2年間ほどじっくりと基礎から修練し直すべきだ。今もってコーチが父親というのでは、行き詰まるのは目に見えている。暴れるドライバー、勝負どころで同じような失敗を繰り返すアプローチ、… といった技術的な問題を、根本的に見直す契機だろう。
3、日本とは格段の難しさを要求されるアメリカでのゴルフに、真摯にかつ粘り強く取り組むことができるだろうか。技術面では、中島常幸や田中秀道も苦しんだように、アメリカの芝はフェアウエイもベントやティフトンで、ボールはわずかに沈む。日本のように、ボールが芝の上に乗っているような状態ではないから、ダウンブローに打ち込まないとクリーンヒットができないのだ。米国ツアーのプロたちが草履のようなターフを飛ばしてボールを打っているのを見れば、ダウンブローショットを駆使していることがわかるだろう。払い打てばボールの手前の芝に噛んでしまい、トップ気味のボールしか出ない。日本から米国ツアーに参戦した選手たちは、ツアーを戦いながらスイングの改造を余儀なくされて、中途半端な結果しか出せずに終わっている。ダウンブローを習得して、強いショットメーカーになれるかどうかが、まず第一の課題だろう。
メンタル面では、日本で、特別扱いされてきた石川には、『3R』と呼ばれた(日本のマスコミが呼んでいるに過ぎないが)ライバルのロリー・マキロイ(北アイルランド)、リッキー・ファウラー(米国)らが活躍する姿を見せつけられながら、自分だけは予選通過にあえぐであろう日々を乗り越えるタフさがあるか。
20歳になってなお、父親が米国での生活に付ききりだという。その他のスタッフも参加して、チーム石川での米ツアー転戦ということなのだろうが、そろそろ父親と離れて自分の意思でゴルフに取り組むことが必要だろう。そうすることで、ゴルフにも自分のスタイル(型)が出来上がるし、結果に対する責任感も出てくる。独り立ちのゴルフをするべきだ。
今のままでは、かつて日本から参戦したプロたちのように、ツアー通算1〜2勝ぐらいはできるかもしれない。しかし、マキロイやタイガーウッズと戦うなど、夢のまた夢だ。
石川は1991年生まれ、1989年生まれのマキロイとは2歳違いだ。ということは2年のアドバンテージがあると思えばよい。2年間、体をつくり、スイングを習い、精神的に自立すれば、2年後、マスターズの最終日最終組で、マキロイと並んでオーガスタの18番グリーンに上がってくる石川の姿を見ることができるかもしれない。
1月1日(火) 白山ヴィレッジ クイーン 87
昨年は10月にチェンマイから帰ったあと腰痛で、11・12月とクラブも握っていない。これもくせのもので、やらないとやりたいとも思わずに、3ヶ月ほどが過ぎた。
暮れの30日の天気予報を見たら、元旦は良い天気…、久しぶりだと予約を入れた。
クイーンコース アウト 1番 344Yパー4→
元旦のこの日、出掛けには最高気温予想が7℃と寒いのが気になったが、風もなく、10時20分のスタート時には燦々と初日が降り注ぎ、章くん、1番のティグラウンドでウインドブレーカーを脱いだ。
ファーストショット…、ナイスボールでフェアウエイセンターへ。5番アイアンのセカンドが、これまたナイスショットで見事4mに2オンした。今年はバーディスタートかと打ったパットは惜しくも外れて、パーのスタートだ。
アウトは8番まで1バーディ3ボギーと2オーバー。9番、セカンドが池越えになるパー4、ティショットをフェアウエイセンターへ打ったけれど、アゲインストだからか160ヤードほど残っている。とにかく池は越えなくては…と放った3アイアンのセカンドは、トップ気味のスライスで池へ…! これだけはやってはいけないと思いつつの池ポチャで、章くん、大ショック! ダボでアウトは40だ。
インへ入ったら、久しぶりのラウンドだからか、足がガクガクしてきた。腰もシクシク言い出して、5ボギー3ダボの47。 結局、87というどうってことないスコアだった。
今年は、体を鍛えて取り組む。 マンションの7階まで階段を上る。エレベーターには乗らんぞ。
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