ゴルフのページ トップへ  「世界ゴルフ紀行」へ  飯田 章のホームページへ 


2002年
コース ティ OUT IN グロス 平均 パット そ  の  他
9/12 中京GC石野 44 41 85 85 38 中京レディス開催コース
9/19 美杉CC 43 44 87 86 40 課題は3パツト6ホール
9/22 鈴鹿CC中 37 41 78 83 31 パットさえ直れば
9/28 三重白山CC 40 38 78 82 30 ゴルフはパットです
10/3 伊勢高原CC 41 45 86 83 36 伊勢高原の青は面白い
10/9 鈴鹿CC中 41 42 83 83 37 ライバル秋ちゃん90!
10/14 鈴鹿CC西 42 40 82 82 36 大津・堀・岸江
10/16 軽井沢72西G 43 41 84 83 37 朝夕は肌寒い
10/19 樹 王 GC 41 41 82 82 35 啓チンと 5年ぶり
10/20 美杉CC 43 41 84 83 38 雨と霧!1687
10/26 伊勢高原CC 47 41 88 84 40 ライバル秋ちゃん爆発!
10/29 鈴鹿CC中 40 42 82 83 33 啓チン98 上達してない
11/2 四日市CC 43 44 87 84 39 風強し
11/3 白山ビレッジ 42 40 82 84 35 アプローチがよかった
11/5 伊勢高原CC 46 46 92 85 39 冬が来た
11/7 タートルAC 45 38 83 85 38 腰痛になった!!
11/13 三重白山CC 37 42 79 84 31 快晴微風
11/20 伊勢高原CC 43 41 84 84 37 回復 初戦!
11/26 青山高原CC 45 43 88 85 38 風の中のゴルフ


 風の中のゴルフ −風こそはゴルフの教師。長所も短所もはっきりと教えてくれる−
(11/26)



 11月も下旬になると、風の強い日が増える。今年は寒い日が多く、津市の11月の平均気温が例年(過去30年の平均)の12.3℃に比べて8.5℃とかで、かなり厳しい。加えて風の強い日、ゴルフは難しい。
 が、イギリスの人たちは友人を招いてラウンドした日が無風だったりすると、「せっかくお越しいただいたのに、今日は風が吹かなくてゴルフがつまらなくなり、まことに申し訳ありません」と挨拶するという。ゴルフを自然の中で遊ぶものととらえているイギリス人の、面目躍如たるいい話である。
 確かに、風の強い日のゴルフは難しい。しかし、ゴルフがいつも快晴無風の日に行われるとは限らない。むしろ、雨が降り風が吹くからこそ、ひとつのコースがいく通りものショットを要求し、さまざまに姿を変える。だからこそ、ゴルフは楽しいと考いえるのではないだろうか。
 コース設計家のトム・シンプソンは「風は空中の唯一のハザードである」と言う。バンカーや池があれば、攻め方を工夫するように、風はその日のゴルフの味わいを深めてくれる。ぺブルビーチやサイプレスポイントが名コースだといわれるゆえんは、海を渡って吹く風があってのことだろう。
 これからは、北西季節風の中でのゴルフである。いかに風を友達にすることができるか。アゲインストに優しいボールを打ち、左右の風に乗せてボールを運ぶ。それこそが、ゴルフの醍醐味というものだ。
 風は友達とは知りながら、しかし、青山で88も叩かされると、ちょっと腹が立つ!




● 今こそ、青少年ゴルファーの育成を                   (10.28)


 10月は7ラウンドした。もっとも15年ほど前、一生懸命にゴルフをしていた時代は、年間135ラウンドをこなしていたのだから、月間平均11回ほどコースに出ていたということである。16日連続ラウンドというのもあったっけ。
 年とともに飛距離は落ちるし、以前は打てた球筋が打てなくなって、こんなはずではないとゴルフが面白くなくなってきたのが7・8年前。コースへ出るのも減り、全然練習もしなくなってしまった。するとまた当たらないから、ますますゴルフから遠ざかることになる。
 思うように行かないと嫌になるというのは、わがままなんだろうなと思う。多くの人たちは、ままならないボールと格闘しつつ、一日を楽しく過ごしている。良い天気、緑の芝生、同好の仲間…と絶好の環境を与えられて、結果にこだわるのは狭量のそしりを免れない。せいぜいコースへ出るように心がけなければならない。
 私もこのようにゴルフから遠ざかって来たわけだが、今、30代以下の若い世代で、ゴルフ離れが始まっているという。全盛期の頃、約1800万人と言ったゴルファーは600万人も減っている計算になるそうで、2/3になってしまった
 特に若い人たちが、ゴルフに目を向けずに他の趣味に走るというのが残念である。まぁ、ゴルフは運動量も少なくて若者のやるスポーツじゃないよと昔の私たちも言ったりしていたものだが、ほかに没頭する運動もなくて24歳のとき買ったハーフセットに始まって、以来ずっと鉄の棒を振り回し続けてきたのである。
 若い人たちのゴルフ離れは、高いプレーフィ、接待場としてのコース、派手派手のウエアでタバコをくわえながらフェアウエイを闊歩するプレーヤー…など、青少年ゴルファーを育てる努力を怠ってきた日本ゴルフ界が手痛いしっぺ返しを受けているのだろう。20年ほど前、ホームコースの経営者に「ジュニアの日をつくって格安でプレーさせたり、近隣の学校のクラブ活動や体育の授業に協力して、青少年ゴルファーの育成を図らなきゃ」と言ったところ、「その気持ちはあるのですが、営業成績も大切ですから」という返事であったことを思い出す。ゴルフ関係者は、その気持ちはあるのだが、さて実際には踏み切れないという曖昧さを引きずりながら、この何十年間をゴルフの底辺拡大への効果的な具体策を実行できずにきたのだ。
 この10年間でゴルフ場は20%増え、コースあたりの入場者は30%も減っている。デフレ不況の今日、プレーフィーはずいぶん安くなった。コースも空いているのだから、地域単位でゴルフ場が手を携え、子ども達のプレーフィーは1000〜2000円ぐらいでセルフプレーをさせ、レッスン会を開くなどしてジュニア組織をつくるべきであろう。ゴルフを通じて、ルールを守ることの大切さ、フェアプレーの尊さなども教えていければ、社会的な意義も大きいと思われる。




● LPGA事務局からの返信  −襟なしシャツについての疑問−      (9.30)


 先日(9月22日 日曜日)、豪打の藤井かずみが制した「雪印レディストーナメント」をテレビで見ていたら、襟なしシャツを着用している女子プロがいるのを見て、かねてから襟なしはエチケットの記載事項に反しているのではないか、更にはTシャツなどの下着の類をゴルファーが平気で着用するようになるのではないかと思い、その旨をLPGA事務局へメールで送った。
 それに対して、返信をいただいたので、ここにご紹介する。


『送信』
> 小野香子プロのステディさ、藤井かずみプロの華々しさ、女子ゴルフトーナメントの魅力がいっぱいの、今日のゲームでした。
> さて、ちょっと気になることを申し上げますが、女子プロの服装は、「襟なし」のシャツでも問題はないのでしょぅか。ゴルフのエチケットの項には、「襟付きの…」と書かれていたように思います。だんだんと服装も様変わりしてきていることも確かですが、最低限、「襟付き」といった項目を守らないと、TシャツやGパンでゴルフをする若い人たちに注意もできません。
> 襟を立てているのもマナー違反でしょう。ノースリーブも気になるのですが、これらは私の取り越し苦労でしょうか。胸ボタンをみんな開けていたり、くわえタバコでフェアウエイを歩く男子プロのだらしなさに比べれば、さすがに女子プロはお行儀がいいとは思いますが!
>
『返信』
飯田 章様  LPGA事務局です。
 返事が遅くなり、誠に申し訳ございません。
 女子プロの服装についてですが、各メーカーがゴルフウエアとして製造販売しているウエアにつきましては、エリがなくても認めてはいます。
 ただ、全面的にそういったことを推奨しているわけではありません。
 やはり、ギャラリーの皆様を始め、テレビ観戦をしているファンの方々、ほかのプレーヤーなど周囲に、だらしなさや見苦しさを感じさせるような着用には厳重な注意と指導を行っております。
 いずれにしましても、選手個々の良識と節度ある判断に一任しているというのが現状です。
 また、御意見等ございましたらお寄せ下さい。
 これからも女子プロゴルファーの応援、宜しくお願い致します。   LPGA事務局より




● 中京GC石野コース 予定では今日は、96年の全英オープンの開催コース
 「ロイヤル リザム & セント アンズ」でプレーしているはずなんだけど
 (9.12)



 9月7日から、いつもの仲間とスコットランドへ出かけることになっていたのだが、突然お母様が心筋梗塞でご入院。「僕が居っても居らんでも、助かるものは助かるし、助からんものは助からんやろ」とは言ったものの、医師から「連絡のつくところに居てください」と言われて、断念! 心筋梗塞というのは、発作がなければいたった健康である。お母様は今日も病院から、「うをよしの鰻を買って来い」と至って元気だ。僕はゴルフでもしてこようと思って、中京ゴルフクラブ石野コースへ行って来た。
 このコースは名古屋在住の同級生がメンバーなので、「一度、来いよ」と以前から言われていた。「中京テレビの午前5時からのオープニングに映像が流れるコースさ。お前は、朝寝坊やから見たことないかも知れんが」と。
 そういえば中京レディスオープンが開催されるコースだ。1番371Yパー4、右ドッグレッグのゆるい打ち上げのホール。ティショットは当たり損ないで、行ってはいけない右のラフ。せり出している山を避けて刻み、3オン2パットのボギースタートだ。4番のパー5、南アルプスや御岳を望む景観が素晴らしい。が、フェアウエイの真ん中にバンカー、セカンド以降も左右にバンカーだらけ。ヒビッたら左に曲げて距離のあるバンカーに捕まり、5オンに3パットのトリが来た。
 よくまとまった綺麗なコース。18番はフェアウエイをクリークが流れ、ティショットは左に、セカンドは右にと、正確なショットが要求される。
 3パット2ホールで「85」。まぁ、こんなところだろう。予定では、今日は96年の全英オープンの開催コース「リザム&セント・アンズ」を、アンダーパーでプレーしているはずだったんだけど…。


 ゴルフのページ トップへ

ゴルフのページ
飯田 章の趣味「ゴルフ」について、記録・エッセイ・独善的ゴルフ論などを記していきます。