【111】 なばなの里 ページェント       2006.12.10


 「なばなの里」は、季節の花を溢れんばかりに植え、園内にはイタリアン、フレンチ、中華、麺処、日本料理などのレストランや、地ビール館、ベゴニア温室、天然温泉などを常設するテーマパークである。
 冬枯れのこの時期は、例年、イルミネーションが園内を飾る。今年は、例年以上の素晴らしさだと聞いて、午後5時30分頃から出かけてみた。


   ゲート前の光の木、後ろの明かりが入場券売り場 →


 (夜間撮影を三脚も持たずに出かけて、多くのショットに
  微妙な手ブレが生じているのをお許しいただきたい。)

 


← ゲートをくぐると、ピーターラビット君が出迎えてくれる。


 右回りに歩経路を行くと、すぐに「長島ビール館」があり、その前の広場は、地上にちりばめられた青い光の海だ。

                          




 青い海に浮かぶ、赤・青・エンジなどと色を変えていく三角帽子を眺めながら、白く輝くアーチをくぐって進んで行くと、ビール館の玄関へ出る。


     ビール館の玄関 ↓   【拡大】
  





 






 やがて池のほとりへ出た。池の西岸に建つ教会から、池一面に光の帯が敷かれている。教会を照らすライトも、池の中を走る光の帯も、刻々とその色を変える。

     ↑ 同じ場所から教会と池の光を撮っている。刻々と色が変わっているのが分るだろう ↓
  




 池の反対側から教会をパチリ 【拡大】

      
 建物の向かって左はフレンチレストラン
 「マルセイユ」、右はカフェ「ラ、テラ
 ス」だ。


  この夜は、園内のどこのレストランも
 人で溢れていたが、カフェ「ラ・テラス」
 には空席がチラ
 ホラ…。
  白玉汁粉をつ
 まみ、コーヒー
 を飲んだ。





 園内の紅葉も綺麗に色づいていて、ライトアップに赤や黄色が映えていた。



← 【拡大】 風のないこの夜は、寒さもそれほど感じなかったが、池の水面もさざ波ひとつなく鎮まっていて、写った紅葉が吸い込まれるような鮮やかさであった。

      












   

 「鏡池」と名づけられたこの池の水面は、文字通りの地上の世界をそのまま反転させた光景を写し出していた。
 池のへりに置かれた「鏡池」の看板は反転文字が書かれていて、下の水面に映ったものが正しい文字として表示されるように工夫されている。
         



 正面ゲートから一番遠いところ、園内の最奥部はいつもは花広場として季節の花々が植えられている。
 今夜はそこへ、巨大なアーチが造られていて、無数の電球が輝いていた。 【拡大】



  


















   
 光の洞窟を抜けて、小高い丘を越えると、青い光の塊りが現れた。
「青の洞窟」だ。 

妖しげな青い光の中の幻想の世界 【拡大】

             




  ひとつひとつは、
 こうなっています→









 つなぎ合わせて
 網ができます。
       →



 



 夜空に、円盤型の物体が、ゆっくりと回りながら上がっていく。


 人を乗せて、ウイーンと空に上る「アイランド富士」という乗り物。
 左の写真、下のドーナッツ型のものは、池に写る「アイランド富士」である。


 5分ほど上がっていて、ウイーンと降りてくる。高いところから、園内のイルミネーションを一望できるというのだが、これに乗るためには1時間の列に並ばなくたはならない。 





  
 何か食べようかなとレストランをのぞいてみても、ねッ…この通り、どこも3〜40人は並んでいる。
最後尾は、向こう側…。立っている人のさらに向こうの扉の外に伸びている。




 園内で食事をするのは諦めて、出口へと向かう。夜も8時30分を過ぎて、足元から冷気が昇ってくるよう。
  


← 【拡大】 営業時間は、通常9時までのところ、25日までは午後10時まで。ゲートを出て駐車場へと歩いていく間にも、たくさんの人とすれ違った。9時になろうかというこの時間からも、園内に向かう人が途切れない。

 

 ン、だだっ広いけれど記号も番号もない駐車場…、自分の車を探して、2周してしまった。




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