【169】 美ヶ原 ニッコウキスゲ                  2009.07.18-19


  
【写真にカーソルを当てたとき、手の形に変わったら、大きい写真にリンクしています】


 「高速道路走り放題1000円」に釣られて、7月18日(土)、美ヶ原へ出かけました。
 
 

午前6時30分出発。雲は低く、雨模様です。
 
 
 伊勢自動車道〜東名阪〜伊勢湾岸道〜東海環状〜中央道と走って、10時10分、諏訪湖SAに着きました。 →


 ちょっとお茶したあと、諏訪ICで降りて1000円です。








← 諏訪からビーナスラインへ入って、蓼科を抜け、12時54分、白樺湖へ着きました。








 
 
        車山高原に着いたのが、
         午後1時25分でした。→


 車山の頂上は、雲に見え隠れする天候でした。それでもリフトに乗って、たくさんの人たちが頂上へと上っていきました。




 車山のスキー場を過ぎて5分ほど走った右手に、山肌を黄色く染めて咲くニッコウキスゲの群生が現れました。


 ニッコウキスゲが満開…。薄霧に包まれた高原は気温19℃と肌寒いほどの涼しさでした。








       車を止めて、花の間を歩いてみました。 →
 
 








← さらに10分ほど車を走らせると、展望レストランのあたりは、見渡す限りの黄色のじゅうたんです。






← 高原の涼風に吹かれながら、凛と咲くニッコウキスゲ
 
 
 
 










 裾のほうから上ってくる靄(もや)が、時々、山肌を覆います。
 ビーナスラインを行く車も、ほとんどがヘッドライトを点燈していました。


 「ニッコウキスゲ観察ツアー」を案内する添乗員の女の子たちは、上下の合羽に帽子をかぶって、完全武装のいでたちです。確かに、花たちの間を散策する人々は、長袖のウイドゥブレーカーやレインコートを着込んで防寒対策はバッチリ…。土産を売る店の衣料品コーナーで、長袖のコートを払拭している人が後をたちませんでした。それほど高原は涼しかった…、いや、寒かったのです。


 美ヶ原の「山本小屋」で引き返し、美ヶ原美術館へ…。奥外展示品を眺めながら物見石山へ登り、南・北・中央アルプスの山々を展望することができました。ようやく雲が切れてきて遠くの山々が輪郭を現し、足元には上田盆地が広がります。




← 美ヶ原美術館付近からの、北アルプス展望です。













 
 
   午後5時5分、暮れてゆく上田盆地です。→


 扉峠から扉温泉へ降りていきました。車一台がやっと通れる道は、折れた立ち木が道を塞いだりしていて、とてもワイルドでした。立ちふさがる倒木を、「よいしょ」と移動させたりしながら、「どこに宿があるんだ」とたどり着いた「明神館」は本日満室!。聞けば、人気の温泉宿とのことで、この時季に飛び込みは無理と言うものですか。
 
 
 さらに1時間ほど走って、今夜は松本泊まり。「アルモニーホテル」は、新築が嬉しい落ち着いたテルでした。
 内陸なのに、松本駅前の「王滝水産(寿司屋)」はネタも新鮮…。さすがは、国宝「松本城」を擁して歴史の彩りを漂わせ、西に北アルプス、東に美ヶ原を控える、観光の要衝です。
 夜の町を少し歩いて、11時過ぎにホテルへ戻りました。


 平湯大滝・飛騨高山へ  物見遊山トッブへ