【225】 
蕎麦どころ空木(うつぎ)」と メナード青山  2011.07.16

  
 暑い日が続きます。「こんな日は、ちょっと涼しい伊賀の山の中へ、おいしいソバを食べに行こう」と、扶美ちゃんを誘って、夕方6時半から車を走らせました。


    十割そば。手焼きの伊賀焼きの器に盛られて出てくる。→


 まずは「そばがき」2つ、欠かせない定番です。ソバの香りと歯ごたえのよい「十割そば」、そして、温かい「鶏南蛮そば」に、天麩羅の盛り合わせを作ってもらい、ホントにおいしいソバなのですが、食べきれずに残してしまいました。
 
 ↑ 天麩羅の盛り合わせ 


            最後に出してくれる 濃厚なソバ湯 →


 そば湯は、そばを茹で上げたお湯だから、これにはそばを打つときに用いられる打ち粉が溶け込んでいたり、そばに含まれている栄養が溶け出しています。
 そば粉のデンプンはジアスターゼによる消化が非常に早く、水で十分だといわれるほど粘着度が低い、つまり水に良く溶けるので、そばの後口と呼ばれるそば湯を飲むことは、栄養補給にも意味のあることです。
 そばを食べたあと茹で湯を飲む風習は、元禄時代に広がったとか。上澄みの湯はほんのりした甘みがあるようですが、底のほうの濃厚な湯は栄養価も高くミルキーな味わいで、章くんは底派です。

 帰りは、十六夜の煌々たる月に導かれるまま、とっぷりと暮れた山道を南へ走り、メナード青山を抜けて帰ってきました。エリアに入ると、ホテルの周りに色とりどりのイルミネーションが点されています。
 数年前、クリスマスのころに見に行ったことがありましたが、夏場の今もイルミネーションが見られるとは思っていなかったので、ちょっとびっくり…。ホテルの駐車場に車を停めて、ケイタイ写真を撮ってきました。


← イルミネーションの上に輝く十六夜の月





      山肌に並ぶ
        イルミネーションの下から →











← これはホテルホームページより


 8月12〜14日、花火大会もあるらしい。


                  
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