【物見遊山227】 インド・ネパール料理「カラカッタ」    2011.08.11


 先日の夜、店の前を通ったら、インド人らしき人が前に立っていた。多分、その人が料理を作っているんだろうなと思い、一度、寄ってみようと思っていた。
 予想外に店内は明るく(今まで行ったインド料理店は、なぜか総じて暗かった)、漆喰を塗りこめた黄土色の壁に、インドらしい装飾が施されていて、異国情緒が漂っている。
 どんなものがあるのか、お勧めなのか、全くわからなくて、お店の人に聞きながら、ケバブ(羊の肉を焼いたもの)、タンドリーチキン、4種類のカレー(チキン・豆・かぼちゃ・もうひとつは何だったか?)と野菜サラダ、そして、ナンとライスを注文した。


 手前から、ナン、ライス、4種類のカレー、右にケバブが見えている。チキンと野菜サラダは写っていない。 →


 一番向こうに写っている巨峰ヨーグルトが、すごくおいしかった。ヨーグルトは、他に蜂蜜とか、カシスとか、いろいろな味があって、章くんはマンゴスチンヨーグルトを追加したのだが、巨峰味が一番おいしいみたいだ。
 カレーは、インドじゃ毎食出てくるというから、あまり刺激的であってはいけないのかもしれないけれど、コクとスパイスの効いた日本製カレー(?)を食べ慣れているせいか、章くんにはもうひとつもの足らない。今度は、辛さをもう1〜2段階上げてもらうといいのかもしれない。
 量が多すぎて、食べ切れなかった。残してしまったと言ったら、カレーも特性のパックがあって、みんなお持ち返り用に包んでくれた。だから、翌日のお昼もカレーだった。


 おばさんに、「『カラカッタ』は、インドのカルカッタからとったの?」と聞くと、「カルカッタと料理が辛かったを掛けた、オヤジギャグよ」と笑っていた。
 「じゃぁ、これはインド料理というわけだね」とさらに聞くと、「シェフはネパール人なんです。だからうちは『インド・ネパール料理』と表示しています」と説明してくれた。
 「インド料理とネパール料理の違いは?」という質問には、「そのへんは分りませんね」と何とも正直な答であった。


 また、1杯400円のヨーグルト…だけを飲みにいってもいいだろうか。ほんのり甘くてどこか酸っぱい巨峰ヨーグルト…、癖になるおいしさだった。


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