【122】  2007年の課題は やはり「教育改革         2007.01.04
 

 明けまして おめでとうございます。
 今年も よろしくお願いいたします。


 今年いただいた年賀状には、「あの日の日本はどこへ行ったのでしょうか」「大人をも含めて教育し直していかないと、この国の将来はありません」「日本の教育はどうなるのでしょうか」などなど、やはり国家百年の計…教育についてのご指摘がたくさん見受けられました。
 安倍内閣も最重要課題のひとつに掲げている「教育問題」は、新しい教育基本法が成立しましたが、さてどのように改革されるのか、一向に具体的な形が見えてきません。
 しかし、ホンマにこの国の戦後に育った若造どもは、安倍晋三くんを含めてどこか脆弱ですね。明治からこのかた、戦前の日本に育った先輩たちが造ってきた、精神面を含む国家の財産を、戦後育ちの有象無象が食いつぶしている。
 ということは、戦後日本の教育が間違っていたということですね。先日の与党「教育再生に関する検討会(座長、大島理森衆議)」でも、「方向の大幅修正はゆとり教育の誤りを認めることになる」などと、ピント外れなことを言っている。こんな連中が、戦後教育の方向を転換させるなんて大仕事をやり遂げることができるとは思えません。
 日本の改革の根底は「教育の改革」です。経済が上向いても、技術革新を成し遂げても、支える人間が腐ったままでは全てが無に帰してしまい、とても将来の成長を望むことはできません。
 新しい「教育基本法」を成立させた安倍内閣は、教育に魂を入れて、美しい日本を実現するための施策を構築・提示し、実施していくことができるのか。安倍内閣のみならず、日本にとっての正念場である新年であるという意識を持って、2007年をスタートしたいと思います。


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