ゴルフのページ     その15
飛距離自慢の幼稚園、   スコアにこだわる小学生
景色が見えて中学生    マナーを身につけ高校生
歴史が分って大学生    友群れ集う卒業式
スコットランドの古歌(夏坂 健 ゴルフエッセイより)  

   ゴルフのページ トップへ  世界ゴルフ紀行トップへ  飯田 章のホームページへ


2012年
コース ティ グロス 平均 パット そ の 他
19  09/11 松阪CC 43 46 86 86.7 39 啓チン・午主ママ・扶美ちゃん
18  08/16  メナード青山 42 42 84 86.9 35 アキアカネが群舞
17 07/24 レイク・ウッド 45 42 87 87.1 36 谷さん 107
16  07/21  白山V Queen 43 42 85 87.1 35 リベンジ これなら予選通過
15  07/16  白山V Queen 49 44 93 87.3 35 シニア選手権 予選落ち
14  07/07  白山V Queen 45 43 88 86.8 37 シニア選手権に備えて
13 06/30 白山V King 41 43 84 86.7  35 1128
12 06/17 白山V King 43 38 81 87.0 34 シニアレディス杯優勝
11 06/06 鈴鹿CC中 43 42 85 87.5 35 963 
 10 06/02  白山V King 43 42 85 87.8 35 ドライバーが打ててきた
 05/26  白山V Queen 44 44 88 88.1 36 ダボ3つ、ボギー10
 05/13  白山V King 46 46 92 88.1 42 月例 14位
 05/05  白山VQueen 41 41 82 87.6 33 バーディ2つ
03/22 トーシンレイク 43 42 85 88.5 35 谷さん 108 
03/15 白山VQueen 44 43 87 89 36 中村さん、五主ママ
02/26 白山V King 48 39 89 89 38 シニアレディス杯
02/19 白山V King 45 43 88 90 37 アイアンの当りが鈍い
01/28 白山V King 42 48 90 91 38 真冬にゴルフって…?
01/17 嬉野CC 48 44 92 92 37 谷さん、五主ママ


【119】 メナードカントリークラブ 青山コース    2012.08.16
 

 25年ぶりぐらいだと思う、メナード青山CCに行ってきた。
 この日は、全国的に異常高温警報が出るほどの猛暑日…。でも、さすがにメナード青山は「暑い!」と言わずにラウンドできた。
 スタート前に練習グリーンにいたら、「章さん」と声をかけてくれる人がいる。振り向いたら、鈴鹿CC時代によくラウンドした竹島 登くん。カリフォルニアやカナディアンロッキーへも一緒に出かけた、懐かしいメンバーだ。「どこか涼しいところで…と、昨日エントリーした」と、奥方と二人のラウンドである。章くんとは、10年ぶりぐらいの再会だった。
 インスタートで「42」、アウトは5番までで2オーバーだったので、顔を合わせた登くんにそういうと、登くん、「僕はここまでイーブンだからね」。こりゃぁ頑張らなくちゃ…と力を入れたら、6番こそパーだったけれど、7番ダボ、8番ボギー、9番ボギーときて、結局「42」。
 登くん、41・39の80だったというから、僕もしっかりネジを巻かなくては…!


 今月末から、奥さんと二人で、オーストラリアのケアンズへ行ってくると言っていた。このところなんだかんだで、海外ゴルフに出かけてないなぁ。僕もしっかりネジを巻かなくては…!


 ラウンドのあと、青山ホテルの温泉に入り、そばの「空木」へ行った。お盆メニューでそばしかできないというところを、無理を頼んで「そばがき」を作ってもらった。いつもながら、堪能する風味だ。
 その帰り、県道670号から国道165号に出て、青山峠を越えて帰ってこようと思い、ナビを入れたら、一本間違えたのか、とんでもない山道に入ってしまって、車の轍もついていない真っ暗な林間の細道をひたすら走らされた。明かりもない真っ暗な道で、やっと標識があったので、車を降りて見に行ってみると、小さな字で『東海自然歩道』と書いてある。車の走る道じゃないんだ!
 ひたすら走っていたら、県道670号線に出た。しかし、地名は「白山町大原」と書いてある。山中をぐるっと回って、朝、青山CCへ向いて登っていった道へ出たのだ。
 まぁそれでも知った道へ出たから、あとはこちらのもの。ナビを切って、自力で帰ってきた。やっぱり、ナビなんて参考にするのが限界で、信用しちゃいけない(笑)。



【118】 レイク・ウッド 白 87、 スイングがおかしい! 7月24日(火) 


 今日は白ティから。同伴が谷さんだし、ずっとバックティから93とか85とか叩かされてきたので、今日は「80」を切るか…とスタートした
 ところが、スタートの10番ホールの第1打から、先っぽの上に当たって右に上がった天ぷらショット。322ヤードの短いホールだったから2オンしてパーが取れたけれど、ショットがどうもしっくりこない。振り切れていなくて、ボールが右へ右へと抜けていく。
 つかまらず、飛ばず、乗らず、寄らず、入らず…で、最初のハーフは「45」。なんかおかしい?


 ン、おかしいのは、初めからって…?


   
【119】7月16日(月・海の日) 惨敗、シニア選手権
      - 25年ぶりのワーストスコア 試合でハーフ「49」-


 10何年ぶりの公式戦である。なぜ競技に出なくなったかというと、55歳を過ぎたころ腸の手術で70日ほど入院したが、その後、体力が落ちてしまってボールが飛ばなくなり、ゴルフが面白くなくなってしまったのだ。
 どれほど距離が落ちたか…、例えば以前は、嬉野CCの10番363ヤード、左の山すそに打つと前に転がってワンオンしていった。当たりが悪くてもグリーン手前の窪みまでは行って、40ヤードほどのアプローチが残った。それが昨今は、120ヤードほどのセカンドが残る。地形や転がり具合などもあるから、単純に引き算して80ヤード飛ばなくなった…とは言わないけれど、鈴鹿CC中コースの3番442ヤードのセカンドは4番アイアンで届いたのが、今はスプーンを持たねばならないから、やっぱり40〜50ヤードは飛距離が落ちている。これでは、レギュラーツアー(?)は戦えない(苦笑)。
 ゴルフが面白くないので、ついつい遠ざかっていたところ、昨年、白山ヴィレッジに入会したことをきっかけに、クラブ競技にも出るようにもなった。シニア・レディースといったレギュラーティからの競技は何とかスコアになったので、「シニア選手権」というバックティからの競技に出てみる気になったということだ。


 午前8時09分スタート。コールを受けて、1番399ヤードパー4のティショット、なんかショットがぎこちない。
 左へ飛んだと思ったボールは右のラフに転がっている。残りは200ヤード、スプーンを抜いてエイヤッと打つと、ほとんど空振りのようなトップボールは10ヤードほど前のバンカーへ入った。
 こりゃあイカンと打ったサードショットはまたまたトップで、グリーン手前50ヤードほどのラフに沈んでいる。
 第4打目、ラフのボールを叩き出すも、食われてショート。まだ乗っていない。
 第5打目、グリーンまで5ヤード、エッジからカップまでは15ヤードほどという、アプローチの基本のようなショットを、9番アイアンでザックリ…。ボールはカラーに止まった。
 そこから1mのショート。ばたばた続きの延長だから、それも入らずで、3パットの「8」!

 
 なんかしっくりしない1番ホールだった。緊張感はもちろんあった。その緊張感をスコアに結びつけていくのが、試合を楽しむということであって、かつてはクラブ選手権でも、三重県オープンでも、中部アマ選手権でも、それなりのショットが続いて、試合を楽しむことができた。
 それが、この日は、足が地に着いていない。やはり、試合から遠ざかっていたことが大きな要因だろう。それに、同じ組の4人のうちで、一番飛んでいないボールを見るのもショックであった。まぁ、他の3人は50歳代、ハンディもシングルの連中である。60代後半でハンディ14の僕が、一番飛ばないのは当然といえば当然なのかもしれない。
 でも、見たところ、うち2人よりも僕のほうが、どう見てもうまい(笑)。事実、インの成績は僕のほうが良かったのだが、1番の「8」に象徴されるように、アウトは7番で何年ぶりかのOBを打つなどのご乱行で、トータル「49」。25年ほど前に初めて島ヶ原CCの中部アマに出たとき、最初のハーフで「48」を叩き、ハーフのターンで顔を合わせた同じ鈴鹿CCの上尾ちゃんに、「あとは遊びですね」と言われたのを思い出す。競技で49は、そのとき以来の悪スコアだ。


 試合の雰囲気に違和感を抱いたのが、スコアを乱した第一の原因だろう。アガッテいるというのでもなく、何かふわふわした感じで、ティグラウンドでスイングをチェックしてみる余裕もなく、セカンドではグリーンの近くへ飛べばいいかといった程度で打ち、アプローチではカップに寄せてやろうという気持ちにもなれず、ホールを消化していくだけであった。
 やはり、それなりの相手とラウンドを重ね、一打一打の精度を高めていかなければならない。そして、試合慣れすることが必要だ。かつては、プレッシャーをエネルギーにしてゲームに望むことができたのに、何か居心地の悪い違和感に付きまとわれたのは、やはり10何年ぶりにスクラッチ競技に出場したという場違い感からだろう。試合慣れすること、そして、技術に裏打ちされた自信を培うこと。あと30ヤードの飛距離がほしいのだが、こいつはよほどの努力をしなければならないか(苦笑)!



7月7日(土) 白山ヴィレッジ ブルーティ


 泣く子も笑い出す白山ヴィレッジのハンディ「11」を拝命してから初めてのラウンドです。西日本一体に大雨をもたらした梅雨前線が、夜のうちに南へ下がるだろうとの天気予報を見て、一昨日の夜に急遽エントリーしたものです。
 朝方、天を切り開くような雷鳴で起きたのが午前4時…。そのまま全米女子オープンを見ながら朝食を済ませ、7時半に出発。白山ヴィレッジへ着いたときにはまだ雨が残っていたけれど、1番のティグラウンドに立った途端にピタリと止みました。
 来る16日の「シニア選手権」の練習にと、今日はブルーティからのラウンドです。戦績は下の表の通りですが、1番ではセカンドが180ヤードほども残ります。やはり飛距離が落ちているのが苦戦の要因ですね。
 アプローチを1mに寄せても、それが入らないのですからスコアになりません。「37」パットは悲惨!課題は、パットの自信を取り戻すことです。
クイーンOUT 1 2 3 4 5 6 7 8 9
YARD 399 525 390 180 361 591 405 219 392 3462
PAR 4 5 4 3 4 5 4 3 4 36
スコア 5 5 5 4 5 7 5 5 4 45
パット 2 2 2 3 3 2 1 2 2 19
フェアウェイキープ × ---
バンカーイン × × × × × × × × ---
OB発生 × × × × × × × × × ---
ペナルティ発生 × × × × × × × × × ---
クイーンIN 1 2 3 4 5 6 7 8 9
YARD 410 366 190 401 563 476 188 388 574 3556
PAR 4 4 3 4 5 4 3 4 5 36
スコア 5 4 3 5 6 5 4 4 7 43
パット 2 2 2 2 2 2 2 2 2 18
フェアウェイキープ × ---
バンカーイン × × × × × × × × ---
OB発生 × × × × × × × × × ---
ペナルティ発生 × × × × × × × × × ---


【ゴルフ117】 白山V シニア・レディス杯 優勝    2012.06.17


 天気予報は一昨日まで雨だったのですが、昨日には曇り時々雨、今朝になったら早朝にはパラパラと雨は残ったけれども、ゴルフ場へ着いたころには傘を差すまでもなくなっていました。
 章くん、今日の起床は5時で、6時にはいつもの練習場にいました。6時40分に練習を切り上げ、ゴルフ場に到着したのが7時10分ごろ。アプローチ練習場、パッティングクリーンとこなして、スタートは8時9分でした。
 マーカー指定を終えて10番ティへ…。ここで章くん、スターターの係りの男の子に確認…「先日の月例のときに、距離の測定器を使用している人がいて、気になったのだけれど、許可しているのですか?」。答えは…「高低差なども測定できる精密なものはダメなのですが、一般的な機械ならば構わないとしています」とのこと。『プレーの補助になるものを使ってはいけないとルールブックに明記してあるじゃないかと、章くん、疑問に思ったのですが、『ローカルルールで許可しているならば、それが優先するんだから』と、それ以上を言わずにティグラウンドへ上りました。
 

 10番328Yパー4、ゆるい登りのホールで、思ったよりもセカンドの距離が残ります。今日は140Yが残り、6番アイアンで打ったセカンドショットは左横のバンカーへ。そこからサウンジウエッジを一閃、先刻までの雨に締まっている砂に弾かれるのを警戒しつつ、少しフェースを開き気味にしてスパッとボールの下を切り取ると、ボールは20Y先のピンの左へふわりと飛んで、落ちたところから右へ3m…ツツツッと切れて、ピン80cmにピタリと止まりました。
 でも、止まっちゃダメ! まだ下りのスライスラインが残っています。ところが、ここ3年ほどはなかった絶妙のタッチで、見事にスライスを読みきり、丁度の強さでしっかりと打たれたボールは、ど真ん中からカップに沈みました。同伴の早川さんが、「打った瞬間に入るとわかりました」とコメントしてくれました。パーです。
 11番466Yパー5、オナーで打ったティショットは、右に飛び出してしまいました。先日の月例でも、右に打っています。学習していないですね。ボールは傾斜のラフにあったものの、打つ方向にフェニックスの木が立っています。パー5のセカンドショットですから距離を稼ぎたいところで、ライは4番で十分に打てるのですが、立ち木の上を越えるようにとあえて7番を持ち、エイッと打つと、ボールはフェニックスの葉っぱをガサゴソと揺らし、数メートル前のラフに転がりました。…、4オン2パットのボギー。
 12番328Yパー4、3パットのボギー。
 13番142Yパー3、6mを沈めてバーディ。
 14番399Yパー4、セカンドは200Y残っている。スプーンでグリーン右横へ運ぶも、
            寄らず入らずでボギー。
 15番346Yパー4、右のOBを警戒しすぎて、ティショットを左の土手に打ってしまいました。
            セカンドは出すだけ。3オンして、3パットのおまけまでつけ、ダボ。
 16番514Yパー5、ティショットは左のバンカーを越えて240Y。ところが、3ショットを
            ミスしてバンカーへ。2mに寄せるも、入らずボギー。
 17番172Yパー3、4アイアンでナイスオン。8mから3パットしてボギー。
 18番356Yパー4、145Y残ったセカンドを7アイアンでナイスショットするもショート。
 かくして、インは1バーディ、1パー、6ボギー、1ダブルボギーの7オーバーで「43」。


白山ヴィレッジ KING フロント コースレート 68.8
 HOLE  10 11 12 13 14 15 16 17 18 IN OUT TOTAL
Front 328 466 328 142 399 346 514 172 356 3051 452 355 325 131 383 308 501 147 296 2898  5949 
 Rar 36 36 72
Stroke 43 38 81
Pat 18 16 34


 海鮮冷やし中華を食べたあと、午前11時19分にアウトへ向かいます。
 1番452Yパー5、昼食時、同伴の早川さんとは共通の知人が多いことから話は尽きず、ここ1番のテ
           ィショットを打ったときも喋りながらで、左のラフへ。セカンドも喋りながら打っ
           てトップ気味。3ショットではまだ160Yが残っていました。乗らず、寄らずの
           2パットでボギー。
 2番355Yパー4、9番のアプローチが10cmに寄ってパー。
 3番325Yパー4、ポンと打っておけば、100Yも残らないホールなのに、左のフェアウエイバンカ
           ーに入れて、3オン2パットのボギー。            
 4番131Yパー3、奥のピンに、右横8mのカラーへ打ち、パー。
 5番383Yパー4、右前5mから、サウンジウエッジで1mに寄せてパー。
 6番308Yパー4、登りのせいか、セカンドの残りは130Y。8番で手前に乗せたボールは、ピンま
           で29歩(18mほど)。しっかり打ったパットは、カップを掠めて、OKパー。
 7番501Yパー5 ティショットは250Y地点の吹流しの10Yほど手前。70Yの3ショットは、
           背丈以上の打ち上げを計算に入れていなくてショ-ト。手前3mから9番で転がし
           50cmにつけてパー。
 8番147Yパー3、6番のアイアンショットは少し詰まったのですが、それが幸いしてグリーンの手前
           でワンバウンドして中央へワンオン。パー。
 9番296Yパー4、ティショットさえOBしなければ、残りは短い。2オン2パットのパー。
 インは、7パー、2ボギーの「38」。3ホールが寄せワン、3?9番まで7ホール連続パー!


 トータルは、グロス81、ハンディ14で、ネット67の5アンダーテーある。同伴のハンディ8の小山さんも81で、トータル1オーバー。パープレイぐらいで優勝か…と踏んでいた彼は、後半のボギーに大騒ぎ。8番ホールで3パットしてボギーにし、「これで、優勝はなくなったか」と言っていましたが、章くんのハンディが14だと聞いてガックリ…。でも、1オーバーの小山さんは2位だったのですから、パープレーぐらいが優勝ラインか…という彼の予想は、章くんさえいなければ大当たりだったのです。
 スコア集計所でアテスト、サインして、スコアカードを出すと、横に据えられている大型テレビの画面に結果が映し出されます。章くんたちは第1組ですから、これから上がってくる人たちは、『-5』のスコアを見せられることになります。
 章くんが風呂からあがってくると、丁度最終組の集計が終わったところでした。優勝は章くんの67、-5。第2位が小山さんの73、+1。章くんのぶっちぎり優勝です。
 章くんの組で回った小山さん、早川さんたちもいて、「章さんのハンディ、上げたってくれよ」「14もあっては、俺らは絶対に勝てんわ」と口々に言っている(笑)。章くんは、「今日はフロントティからだからコースレーティングは68.8。僕のネット67はパープレーぐらいだから、ハンディは上がらないでしょう」と説明したのですが、ほかの人からも横槍が入ったのか、スコア集計係りのボクは、優勝賞品の松坂牛1kgを手渡しながら、「今度はハンディが上がりますからね」と念押ししてきました。
 … 章くんのハンディ14は、飛ばなくなっている現今、鈴鹿CCや津CCへ行けば、『まぁ、そんなものでしょう』と言われるハンディだと思うのですがね。
 近日に、J-sysハンディを取得するつもりです。だから、今のハンディ14が13になろが、12になろうが、たいした問題ではなく、その後はJ-sysハンディをもとに「ボクのハンディは○○」ですと言えば良いわけです。


 
【ゴルフ116】  脅威の新星 キム・ヒヨージュ  2012.06.10


 どえらい新人が現れたものだ。韓国の高校2年生、16歳のキム・ヒョージュちゃんだ。
 今季国内女子ツアーで公式戦を除き唯一4日間で開催されるサントリーレディスオープンゴルフトーナメントの最終日、韓国のアマチュア、キム・ヒョージュちゃんが大爆発! 11バーディを奪って、7打差をひっくり返し、日本ツアー初出場にして初優勝を飾った。
 11バーディの61、ツアー最小打数の-17、そして16歳と332日での優勝は宮里藍を抜きツアー史上最年少と、記録づくめの優勝である。
 テレビで見ていても、全く危なげのないラウンドだった。解説の森口裕子も、おしやべり戸張捷くんさえも、「初優勝の選手は、意識すると微妙に力が入りますからね」なんていう、いつもの台詞が一度も出ない、堂々たる勝ちっぷりであった。
 バーディでも淡々とホールをこなし、ショットもパットもゆったりとしたプレー振りは変わらず、ゴルフはこうやって回るんだというお手本のようなラウンド振りだった。
 きっと世界で活躍してくれることだろう。これからの成長を楽しみに、いつか彼女がぺブルビーチで勝つ日を夢見て、声援を送り続けて生きたいと思う。


← キム・ヒョージュちゃんと同じ組で回っていた森田理香子


 今日はキム・ヒョージュちゃんに煽られて74を叩き、トータルは-5で12位タイ。僕は、スケールの大きなそのゴルフを応援しているのだが、近頃、彼女は「Tシャツ理香子」と呼ばれているらしい。今日もそうだったのだが、最近のラウンドに襟のないTシャツでプレーしているからだ。
 ルールブックのエチケットの項には、「シャツは襟付き」と書いてあるのだから、プロゴルファーたるものは、やはりTシャッはいけないだろう。ジュニアゴルファーたちがまねをする、アマチュアはTシャッは駄目なんだ…と言うわけにもいかない。
 僕は10年ほど前に、女子プロ協会に「襟なしを着ている女子プロがいるが、協会は指導していないのですか」と質問状を送ったことがある。ちゃんと返事をもらったが、その中には、「メーカーがゴルフウエァとして作成してきたものは、原則として認め、選手の自主性に任せています」と書かれていた。
 「上着のすそはズボンの中に入れよ」というのもエチケットマナーだから、ヘソ出しウエアもいけないはずだ。でも、最近の若い女子プロは、宮里藍も含めて、ほとんどみんなヘソ出しである。
う?ん、まぁいいか、目の保養にもなるし…(笑)!


   
【ゴルフ114】 藤田寛之が世界ランクで日本勢トップに  2012.05.28


 国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」で今季2勝目をマークした藤田寛之が、27日発表の最新世界ランキング(2012年第21週)で64位に浮上した。このところの藤田の活躍は目覚しい。168cm、70kgはプロゴルファーとしては小柄なほうだし、43歳という年齢も最盛期を過ぎているといえなくもない。
 藤田の素晴らしいところは、まさにその年齢を重ねるごとに成績が向上してきたことである。40歳となった09年に自身初の年間2勝。10年には『日本シリーズ』を優勝で締めくくり、賞金ランクは自己最高の2位。最優秀選手賞も獲得した。11年も最終戦の『日本シリーズ』で最終日に64をマークし、逆転で連覇を達成。史上8人目となる、生涯獲得賞金10億円突破も達成した。(プロフィールより抜粋)
 藤田の安定性を物語る記録がある。今週の「ダイヤモンドカップゴルフ」2日目の10番ホールまで、『65ホール連続ボギー無し』(歴代13位)の記録を継続中だった。25日(金)の10番ホールで記録は途切れたのだが、3ラウンドと11ホールをボギーなしで回っていたのだ。
 全13勝中、40代になってから7勝。彼が語るには、転機となったのは海外メジャーに初めて出場した2005年だったという。「メジャーに出ると、皆すごい。これじゃダメ、自分はもっとやらなきゃいけない」とこれまで以上に練習、トレーニングに励むようになったと…。「練習をやめるとそれ以上にはなれない。そこからが勝負だと思う。ゴルフはやるだけ上手くなる。自分は下手だからやるしかないですよね」とは、含蓄のあるメッセージではないか。


 米国男子ツアー「クラウンプラザインビテーショナル」で予選落ちした石川遼が、前週59位から65位にランクダウンしたため、42歳のベテランは初めて日本勢のトップに躍り出た。
 藤田の健闘にはエールを惜しまないものだが、しかし、日本のトップが世界ランクの64位というのは何とも情けない。日本のプロの実力不足は「112、マスターズ」でも記したところだが(参照)、男子ツアーのテレビ中継を見る気にならないというのは、このあたりに原因があるのだろう。
 石川 遼も、このあたりでもう一皮むけないと、このままではいくらゴルフ関係者やメディアが持ち上げようとしても、ファンに飽きられてしまう。石川が飽きられるということは、男子ツアーが見捨てられるということである。日本のゴルフ関係者諸氏よ、一考を要する問題だと思うのだが…。


    
【ゴルフ113】 白山V 5月月例  46・46=92   2012.05.13


 白山ヴィレッジの月例杯にはじめて参加した。8時26分スタート…、最大の敗因はこの早すぎるスタート時間だ(苦笑)。
 「パット数42」が全てを物語っている。3パット6ホール、1パットなし。パットが悪いから、ゴルフのリズムが作れない。アプローチがそこそこ寄っても、パーが拾えない。すぐにダボになる。
 課題はまだまだあるけれど、ショートゲームを磨くことが、当面の目標である。


   
【ゴルフ110】 白山V シニア・レディース杯 50・39   2012.02.26
 
No. Par Scor Patt
 10  4
 11  5  2
 12  4  6  3
 13  3  3
 14  4  5  2
 15  4  4  2
 16  5  7  3
 17  3  5  3
 18  4  6  2
 In 36  50  23
 1  5  2
 2  4  4  1
 3  4  4  1
 4  3  5  2
 5  4  4  1
 6  4  5
 7  5  5  2
 8  3  3  2
 9  4  4  2
 Out 36  39  15
Total  72  89  38
 Hcp    14  
 Gross    75  

 午前8時33分スタート。8時代のスタートは、章くんにとっては夜中みたいなものである(苦笑)。案の定、スタートの10番で、グリーンから5mほどのアプローチを9番で転がし寄せようとしてザックリ…、乗っただけ…。奥のピンまで20mほどのパットをショートして、3パット! ダボスタートだ。 … こんな調子で、インは3パット5回、ダボ6回の「50」。

 食事をとってアウトへ向かう。1番パー5で3オンしたボールは、グリーンの奥について、下り11mのパットが残った。それを4mほどオーバーしたけれど、その返しがコロンと入った。「そうか、パットって、こうやって打つんだ」と目が覚めたそこから、章くんの快進撃が始まった。
 2番・3番を1パットのパー。4番はグリーン改造中で、ここだけコーライを使っている。ティグラウンド横のヤーテージ板に書かれた「131Y」の距離表示をちらりと見て章くん、ナイスショットを放つと、青空に舞い上がったボールはふわりとグリーンへ…舞い降りるはずだったのだが、と、ボールが消えた。「どこ行った?」、「どこ行った?」と、同伴競技者と言い合ったけれど、誰もボールの行方が確認できない。
 「ン…?」、章くん、手にした8番アイアンを見ながら、再びティグラウンド横のヤーテージ板に目をやると、「B131」と書いた数字の下に、「K105」と書いてある。そういえば、このホールだけはベントグリーンが修理中のためコーライグリーンを使っていると、スタート前に聞いていた。いや、目の前で工事もしているし、見た目にも100Yぐらいのものである。
 が、まだラウンド数も少なくて、白山ビレッジの各ホールがよくわかっていない章くん、ヤーテージ板の距離表示をチラ見してプレーしている状態なのだ。かくして、章くんのボールは、ダイレクトにグリーンの向こうのOBに消えていて、このホール、ダボ!
 6番パー4では、2mほどのパーパットを打ち損じてボギー。結局アウトは1ボギー1ダボの「39」で、イン「50」だから、大波賞(はクラブ競技だからないけれど、あれば)確実のスコアであった。朝早くのスタートを克服することが課題だということがわかった。

 ところが、この日はまだもうひとつ、特記事項があって、マーカーを引き受けてくれたHさんが「アウトは40でしたか?」と言いながらスコアカードを渡してくれた。最近は30台を出したことがない章くん、『そうか、40だったか』と思い込んで、確認もせぬままにイン50・アウト40と書かれた提出用のスコアカードにサインして、ボックスに放り込んできた。
 イン50、アウト40のグロス90、ハンディ14を引いてグロス76だが、最高気温7度で強風の吹き荒れたこの日のコンペは、優勝がグロス75。そして76が6名。同グロスのときはモーニングスコアを取るので、イン50の章くんは7位であった。ということは…、「39」ならば優勝スコアに並ぶ2位で、松坂牛の商品にありついたということである。
 帰宅してからスコアカードを見直してみたら、やっぱりインは「39」だ。Hさんが記入してくれたカードが、どこかのホールを1打多く書いていて、合計「40」としていたのならば、ホールバイホールを確認しなかった僕の責任であり、提出ボックスへ放り込んだらそこでスコアは確定してしまう。
 ただ、ホールバイホールは合っていて、集計だけが違っていたのならば、「39」を「40」としたのは集計係りの競技委員の責任である。
 まぁ、章くん、いまさら「肉よこせ」と駄々をこねる気持ちもないが、スコア提出も慎重にしなくてはいけないことを再確認したラウンドであった。

 
【ゴルフ109】 今年の第2ラウンドは「90」 2012.01.28


 極寒の28日(土)、1・2月のゴルフはやめていたのですが、何をトチ狂ったか何年かぶりでラウンドしてきました。今年は、ちょっと期するところがあるようです(笑)。
 予報最高気温は今冬最低の8℃という厳しさだったのですが、最近は防寒装備が発達しているからでしょうか、それほど寒いという感じはしませんでした。風がなかったのが、幸いだったのでしょうね。 インスタートで17番まで3オーバー。しかし、この18番でセカンドを大ダフリ…。池に入れてトリプルボギーの「42」にしてしまいました

 お昼を終えてアウトへ。3番でフェアウエイバンカーから出ずに7打のトリ…、その後もだらだらとボギーを重ね、7・8・9盆の上がり3ホールをダボ・ダボ・ダボと叩いて「48」。トータル「90」にしてしまいました。
 前半よりも後半が、上がり3ホールが、最終ホールが、それぞれ駄目なのですから、スコアにはなりませんね。出直します!


【ゴルフ108】 今年の初ラウンドは「92」  2012.01.17


 
今年の打ち初めは、谷さんのホームグラウンド「嬉野カントリー」です。
 例によって朝まるで弱い章くんは、11時23分のスタートをとって、11時ごろに嬉野CCに到着したら、コースは一面の雪…。昨夜降った雨が、山では雪になっていたのですね。
  雪の10番ホール

           
雪っぱいの10番ホール →


 でも、今日は快晴…。太陽の当たるフェアウエイは見る見るうちに雪は溶けて、定刻にティオフです。
 昨年、約20年ぶりにクラブを握った谷さんでしたが、その復調振りは順調で、最近のラウンドは90・99・108・108とか。今年は「100は叩かんぞ」の決意を胸にしての初ラウンドです。
 今日のラウンドにはもうひとり、章くんが最近よく行くカラオケハウスの美恵ママもご一緒してくれました。昨夜、「明日、ラウンドです」「あら、明日は打ちは休みです」という話から、急遽参戦が決まりました。
 インスタート、10番、雪のフェアウエイに向けてのティショットはまずまずの当りで、少し左の雪のラフから右に跳ねて転がり出てきました。アゲインストに向けて、220ヤードほどのショットです。
 続く12番、少しショートしたアプローチを寄せ切れず、5mから3パットしてダブルボギー。今年もパットが課題のようです。
 11番、雪の斜面からのアプローチを失敗してダボ…。
ばたばたとインの9ホールは、2パー2ボギー5ダボで48!


 練習場へも通っていないしと言い訳しつつ(苦笑)、スループレーなのでそのままアウトへ向かいます。
 1番、2mに着けたバーディパットを入れられずパー。2番、残り110Yをピッチングウエッジでナイスショットをしながら、アゲンストを忘れていて手前のバンカーへ逆戻りのボギー。
 ここで、1・2番とナイスショットしたテーラーメィドのドライバーを、年末に仕入れたミズノのJPX800に持ち替えて一閃! やっぱり飛びますね、10~20Yは伸びているように思いました。ナイスショットできるかどうかが、課題ですが(笑)。

 
 かくして、アウトの9ホールは2パー6ボギー1ダボの44。今年の初ラウンドは、トータル48・44の92でした。
 谷さんは61・47の108。前半の61がいただけませんが、ショットのひとつひとつに力強さが出てきていました。美恵ママのスコアは…、内緒です。


 今年はやるぞ…と初ラウンドの後はいつも思うのですが、寒さに負けて、続かないのが例年ですから、とにかくラウンドに出かけることですね。
 『今年は、僕をラウンドに誘ってください!』 


 ゴルフのページ トップへ