【147】 伊勢温泉ゴルフクラブのアジサイ 2008.06.13
 

 菓子屋の昭ちゃんが「三重県オープン」の予選に出場するので、「練習ラウンド、付き合ってください」と言ってきた。
 ここ半年、ろくにクラブを握っていない僕は今日、伊勢温泉ゴルフクラブ(ショートコース、パー29)へクラブを3本(7番、SW、パター)持って行って来た。


 昭ちゃんとの練習ラウンドの結果はまた報告するとして、ゴルフコースの隣に見事な「アジサイ園」が作られていたのに驚いた。明日から2週間、アジサイ祭りを開催するという。ラウンドのあと、見物に行ってみた。
 ( ゴルフのレポートは
    http://www.ztv.ne.jp/kyoiku/golf/72-azisai.htm へ )



  一面にアジサイが植えられています。【拡大】 
 


←向かいの丘には
 青色のアジサイ
 が…【拡大】





 
青いガクアジサイの中に
赤いものが…
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赤色の花はアルカリ性の
土壌に咲くらしい。

 







 
白いアジサイたちです。 【拡大】









 
 
 「日焼けしたところもあって、仕上げは必ずしも満足のいくものではないのですが…」と、花に水をやりながらおじさんが話していた。
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  でも、今年がはじめてのアジサイ祭り…。これから
 年々、花も美しくなることだろう。
  

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 アジサイは七変化と言われるように、咲いているうちにだんだん色が変化していく。そのためか、花言葉は「移り気」…。原産は日本で、もとは関東地方の海岸に自生していたガクアジサイ。その形からか、昔は「四ひら」と呼ばれていた。


 「 あぢさゐの 下葉にすだく 蛍をば 四ひらの数の 添ふかとぞ見る 」(藤原定家)


 今日よく見られる手まり型の花は、西洋へ持ち出されて改良された西洋アジサイで、花も大きく、色とりどりのものが造られた。華やかで派手好きな西洋人の好みに合わせて改良されてきたものが、日本に逆輸入され、今ではこちらが主流となっている。

 

← ガクアジサイ

  これだけ寄り集まって咲いて
  咲いていると、やはり圧巻で
  すね。
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 土壌が酸性だと花の色は青くなり、アルカリ性だと赤くなるという話はよく聞くが、もともとの日本の土壌は酸性であるため、日本古来のアジサイは青だそうだ。


 先日、ひろちゃんから、「私の周りには、青色のアジサイが多いような気がする」というメールが来たが、さすがはひろちゃん、あなたの観察眼は鋭いッ。

    148.伊賀上野城と常住寺(精進料理)  146.ほたる狩り(大紀町滝原)
                   
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