飯田 章のホームページ 雑記帳 壱月


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9月28日(日)  中山国土交通相 辞任
  − 信念を述べると辞任、こんな国の大臣なんてやってられるかぃ −
  
彼岸花
 「成田空港反対派住民はゴネ得」「日本は単一民族」「日教組は戦後教育のガン、解体しなくてはならない」といった発言が問題とされ、中山成彬国土交通相が辞任した。
 「成田…」と「日本は…」の発言は、堂本千葉県知事やアイヌ団体からの抗議を受けて撤回したが、「日教組はぶっ潰す」とこちらのほうは更なる怪気炎…、文教族中山成彬の魂の叫びであったのだろう。
 これを、野党や左派勢力が批判するのは解るけれど、身内の自民党から「続投すれば就任直後の首相の政権運営に悪影響を与える」とか、「かばいきれない」などの批判が出るのはどうしたことだ。
 単に、新聞が煽(あお)って書いているだけかもしれないが、自民党内から「選挙に勝てないから、辞任しろ」という声が上がるのは、堂々と正論を言っている政治家に対して、何んとも腰の砕けた話だ。


 日教組が戦後の日本の教育現場で行ってきた事績を見ると、東京裁判史観をそのまま教育現場に持ち込み、コミンテルンテーゼを運動に取り込んだりして、「教え子をふたたび戦場に送るな」のスローガンはもっともらしいけれど、大東亜戦争に至る日本の歴史を否定して反日自虐史観教育を進めてきている。現場では、教育から競争原理や結果に対する評価を極力排除し、「ゆとり教育」もその日教組路線の延長上にあって、子どもたちの学力を蝕んできたこと…などは、周知の事柄である。
 その他にも、「組合出張・破り年休」「勤評闘争・無言闘争、教育長・校長自殺」「勤務評定の形骸化(オールB、本人開示)」「国旗・国家・元号への反対」「ジェンダー・フリー教育」…などなど、これらの事実を明らかにすれば、左翼思想家以外の国民は顔をしかめて、憤りを隠しはすまい。


 自民党も身内をかばわずに切り捨てて、選挙に勝てると思っているのならば大間違い…。仲間を生贄にするような輩が集う党なんて、信用できるもんか。中山発言が原因で落選するなんて議員は、落ちるべくして落ちるのであって、はじめから選挙に出る資格はないということだろう。


 「この国に溜まった塵や澱のようなものを掃除するためには、政権交代が必須」と僕は言い続けてきたが、さて、こんな団体が支持母体の中核にいる民主党に政権を託していいんだろうか?
 しかし、麻生首相も、「はなはだ不適当な発言…、必然的に辞めてもらう」なんて言っているからどっちもどっちだ。


 ならば、いちど、民主党にやらしてみるか。高速代がタダになるから…。




9月26日(金)  小泉元首相 政界引退
イソギク
 
 小泉純一郎…、今が辞め時とひらめいたのでしょう。


 小泉路線と一線を画す麻生内閣が誕生しましたから、これから、小泉改革の多くが修正され、中には否定されるものも出てくることでしょう。
 それを自民党内の近くで見ていたら、何かと摩擦も生じるでしょうし、最近の事情では、政界再編のキーマンに担ぎ出されることは必至です。
 その先頭に立って旗を振り走り回るよりも、鎌倉あたりに別荘を構えて、「鎌倉のあのお方」なんて言われて相談に乗ったり、隠然たる影響力を保持するほうが良いと考えたのでしょうね。
 (… 麻生新首相にならって、ちょっと漫画チックに推察してみました(笑))


 それにしても 後継者が息子とは…。この点では 小泉純一郎もタダの人でしたね(笑)。







9月23日(火、秋分の日)  王監督 勇退 
トルコキキョウ



 ソフトバンクホークスの王貞治監督が、今シーズン限りの引退を表明した。チームの現在の不成績は、自らの体調が万全でない影響が出ているとして、引退の決断に至ったものである。
 14年間という長きに渡ってホークスを指揮してきたが、就任当初は「生卵事件(日生球場で敗戦試合終了後、ファンから「お前らそれでもプロか」と生卵をバスに投げつけられる)」に象徴されるように下位に低迷…。それでも秋山・城島・井口・小久保といった若手を使い続け、ようやく開花した彼らの活躍によって、日本1が2回、リーグ優勝5回の常勝軍団へと育て上げた。


 生涯本塁打868本の世界記録は誰もが知る偉大な記録だが、一塁手としての守備も抜群に上手く、1963年にシーズン守備機会数とシーズン刺殺数のセ・リーグ記録をそれぞれ更新(1607守備機会、1521刺殺)、現役最後の1980年にも守備機会連続無失策のセ・リーグ記録を更新(991守備機会連続無失策)している。
 
秋バラ

 華やかな長嶋茂雄と表裏一体となって活躍してきて、物静かで堅実な印象が強いが、2006年、第1回WBCの日本監督としてチームを優勝に導いている。来年3月には第2回が予定されているが、北京オリンピックの日本チームがメダルに届かない惨敗だったことから、星野仙一の監督就任は難しい。
 当然、監督就任の要請が来るところだが、この体調では難しいか。ファンとしてはまことに残念なことだけれど、体を直して、再びユニフォーム姿が見られる日を、心から祈りたい。




9月20日(土) 農水省 太田誠一大臣 白須事務次官 辞任


 農水省、ダブル辞任…。潔いというのか、何と言うのか、農水行政は誰が指揮するのか、誰も指揮なんてする必要もないのか、しないほうがうまくいくのか(苦笑)。


 白須事務次官の辞任は、 とうとう官僚が責任を取らされる時代になったか…というカンジですね。 今までは 自民党政治に守られて、官僚は 絶対に 責任を追及されることはなかったですからね。 自民党政治の衰退を象徴する辞任です。
 
 
 今の自民党政権では守りきれないでしょうと 事務所費問題を起こしたときに書き送りました 太田くんの辞任には あっそう…というだけ。 短い在任期間で 印象に残るのは 『消費者がやかましい』 『じたばた騒いでいない』の失言だけ(笑)。 あとは 今度の選挙で落ちてほしいと願うばかりです(大笑)。


              曽爾高原の夕暮れ →




9月18日(水) 世界不況、そして 混乱…


 リーマンの破綻…、AIGの経営危機…。サブプライムローンに端を発した アメリカ発の経済不安が止まりませんね。金融市場の混乱は、まだまだヨーロッパ、アジアへと広がるでしょう。アメリカのみならず欧州の銀行や証券会社も破綻・経営危機・併合を避けられないでしょうし、アジアでは国家規模での信用不安が発生する恐れがあります。日本は10年前の金融危機で学習済みで、どちらかといえば足腰は定まっている感じですが、世界経済の低迷に連動して不況も深まり、いずれ株価は1万円を割り込むことでしょう。
 傷口が広がってから、日米欧の中央銀行は金融市場に多額の資金を供給して、金融市場の動揺を抑えるようとしています。日銀も、16日に2兆5000億円、17日に8000億円を供給するオープンマーケットオペレーションを実施していますが、この状況はまだまだ奥が深い。現在の36兆円ではとても足らず…、100兆円を越えるほどの更なる追加措置を要する事態は必至でしょう。
 総裁選で華々しい街頭パレード(?)を繰り広げている自民党ニュースターの面々ですが、新内閣の最初の仕事は大規模な経済対策ですね。福田内閣で2兆円規模の対策が打ち出されていますが、そんなものはすぐに消し飛んでしまって焼け石に水…、その10倍ほどの財政出動を必要とされるでしょう。


 これからは「雑記帳」らしい思いつきを書きますが、心配なのは経済規模が小さな国や後進国・発展途上国が財政破綻を生じるのではないかということです。国が破産すれば、不況・インフレ・物不足といった暴風が国民を襲い、ただでさえも食料不足が伝えられるそれらの国の人々の不満が、暴発しないかも深刻な心配事です。
シュウカイドウ
(秋海棠)



 経済危機、食糧難で 大量の餓死者が出ているというやけくそ北朝鮮が どさくさにまぎれてミサイルを2・3発 日本へ向けて打ち込むかもしれない。日本でも何万人かが死ぬことになるけれど 日本の平和ボケが突然直るかも…。昨日まで「平和憲法を守れ」と言っていた人たちが、「自衛隊は何やってんだ」と叫ぶことでしょうね。
 そうなると、大都会は危ない。三重は標的になる心配はないから、皆さん、引っ越してきますか(笑)? 北朝鮮のミサイルは狙ったところへは飛ばないから、かえって都会が安全かな(大笑)。





9月17日(火)  小 沢 劇 場 …。


 自民党総裁選がたけなわ…。結果の見えている選挙ですが、連日、選挙カーから市民に呼びかける姿が放映されて、それなりの効果は挙がっていますね。


 対する民主党は 小沢一郎自らが 岩手を飛び出て、 太田公明党党首の東京12区へ落下傘攻撃とか話題づくりをしているけれど、この作戦ももう一歩です(苦笑)。 これからの国会を考えると 自民・民主とも過半数が取れない場合 公明との連携はキーポイントです。 そこの党首とのガチンコなんて 本気で考えているわけはなく、今の段階での演出でしかないことは、見え見えです。
 『党首の選挙区は失礼に当たる。 敬意を表して 他へ回った』とコメントして、公明党を安堵させる…、恩を売ることでしょう。
イソギク


 では、小沢一郎はどこへ…。 小池百合子の東京10区がいいでしょうね。
 小池とは、蜜月時代もあったのだから ちょっと情において忍びないところもあるかもしれませんが…、 なんて言っている僕は 別嬪に甘いと言われるかな(苦笑)。
 小沢一郎、もはや色恋は絶って政権交代まっしぐら…と、容赦ないでしょうかね。





9月16日(月)  オランダの個人主義


 友人のハイジさんの店に、オランダ人の若者2人の客があった。とてもフレンドリーな男性で、いろんな話をしたという、以下は、そのハイジさんの話…。
 「オランダ人は世界で最も個人主義だ」と言っていたとか。「結婚でさえもしたくない人が多い」と…。
 独身を謳歌している(?)僕としては、なかなか良いことを言うじゃないかと思いながら聞いていた。
 「結婚などで抱える問題や煩わしさは、人生の中で最も必要の無い苦労…」というくだりでは、オランダ人は人生の達人じゃないのかと思った。
 だからガールフレンドと何年も生活していても、ごまかし…ごまかし…結婚から逃避するらしい。女性はオランダ人と結婚したい人は少ないらしい。
        スイレン

 そんな2人に、ハイジさんは「結婚でぶつかる問題、困難、それを乗り越えたら、もっともっとお互いを理解しあえて、充実した人生を送れるんじゃない」と人生を説く。
 しかし、爺さんも親父さんもそうだったという、結婚回避DNAを持っている彼らは、「乗り越えるより、取り替える方が楽だぁ。オゥ、ハイジは過激だぁ〜」。
 

 僕の場合は、ハイジさんの説教を喰らえば、少しは更正するかも…。
中庭にて…。
もとの写真は月が小さかったので、
拡大して撮った月を貼りつけました。




9月14日(日)  中秋の名月


 午後6時過ぎ、濃い黄色の大きな月が東の空に登ったときには、まだ薄雲が棚引いていて、十五夜お月さんはペールを纏っていました。
 日付が変わるころ庭に出てみると、地上に木々の枝の影さえもがくっきりと写し出されていて、『千代の松ヶ枝 分け出でし』と土井晩翠が「荒城の月」で描いた光景は、これだったのでしょうか。見上げると、煌々たる満月が中天を渡っていました。
 

 満ち満ちる 思いを空に 秋の月  


 昔の暦では1〜3月を春、4〜6月を夏、7月〜9月を秋、10〜12月を冬としていました。中秋というのは秋の真ん中、つまり旧暦の8月のことをいいます。
 月始めを新月として15日目の月…「十五夜」の月が満月となること(実際には十五夜は新月から数えて14日後の月となるので、必ずしも満月ではありません)と、また中秋の頃が1年の間で一番空気が澄んでいて月がきれいに見えるという理由で、この時期に観月の宴を設けることとなったようです。
 そもそもは中国から伝わった行事で(中国では月見団子ではなく「月餅」を供えます)、平安時代頃に日本へ伝わり観月の宴となりました。当時の貴族たちは月を愛でながら即興で和歌を詠み、その出来栄えを競いながら宴を楽しんだのです。




9月12日(金)  事故米の不正転売と農水省の責任


「事故米の不正転売」… バレると思ってなかったのでしょうか。これこそ、危機管理能力の欠如ですね。バレたら、会社の倒産は避けられませんものね。
 食に関わるものとして、やつてはならないことでした。最低限のモラルも守れなくなっているのが 今の日本の道徳観ということでしょうか。
 しかし、この事故米の転売は、賞味期限の書き換えなどとは比べものにならないくらい悪質です。賞味期限の書き換えは健康被害は想定していない誤魔化しの不正ですが、この転売は、初めから健康に害があることを承知で、しかも10年以上前からやっていたという。砒素の毒を飲ませ続けて殺害するという、ミステリー小説の手口と同じで、殺人未遂じゃないですか。
 1トンあたり300円程度で仕入れていたといいますから、莫大な利益が出ていますね。それでも会社の経営が苦しいって…、その差額金はどこへ行ったのか。農水省OB天下りもからむ、なんかとんでもない事件のような様相も見え隠れしてきました。


 それにしても 農水省の責任をしっかりと問わなければ 食の安全はこれからも守れません。以前にも書きましたが【参照】、食品偽装の世界は闇が深いといいますか、やりたい放題…百鬼夜行の世界です。
 『私が作りました』と顔写真まで出してスーパーで売っている有機野菜が、その農家を訪ねていったら、「この村には、そんな人はいないよ」と言われたという、ウソ・誤魔化し・虚偽記載・不正…なんでもありです。
 だからこそ監督官庁がしっかりしなくては、インチキ詐欺師ばかりが日本の食糧を牛耳ることになりますね。
 太田農水大臣…、発覚したときは「契約違反の賠償金を請求します」と言い、その次には「害はないからドタバタしない」と言い放った。以前に、大学生がレイプ事件を犯したときには、「元気があっていい」とコメントしたとか(笑)。
 農水省は、事故米を転売した「三笠フーズ」に、ここ5年間で96回も立ち入り検査に入っています。それでも不正が見抜けなかったとは、どんな仕事をしているのか。行かなくても同じということではないか。
       秋バラ
 そして、白須農林水産事務次官は記者会見で、「私どもに責任があるとは思っておりません」と、またまたズレたコメントをしています。監督官庁が監督できなかったのに、責任がないわけがない。商道徳も、役人の倫理も、地に堕ちていますね。
 大臣も、事務方トップの事務次官も、トンチンカンなことを言ってないで まず この問題をしっかりと解決してみせることで、自らの存在と責任を果たすことです。


 しかし、何でこんなのが政治家で(しかも大臣で)、何で中央省庁のトップなんだろう。






9月11日(木)  米大統領選 世論調査 


 8日、米紙USAトゥデーが、米大統領選について世論調査の結果を発表した。4日に、「オバマは米大統領になれない」と書いた僕としては、注目しなければならない数字である。
 それによると、共和党の大統領候補ジョン・マケイン上院議員(72)の支持率は54%で、民主党の大統領候補バラク・オバマ上院議員(47)の44%を、10ポイント上回った。マケイン氏が副大統領候補にサラ・ペイリン・アラスカ州知事を起用したことによる、「ペイリン効果」だとされている。
 でも僕は、ぺブルビーチにゴルフに行ったときも、ニューヨークの町を歩いたときも、オフィスなどの接客は白人ばかり、黒人たちは芝刈りや清掃作業と、明らかに分けられていたアメリカの現実を見て、マケイン有利は一過性のものではなく、オバマが大統領に選出されることはないと思うのである。
 

 また今日11日、英国の国際放送BBCワールドは、米大統領選に関して世界22か国で行った世論調査で、民主党候補オバマ上院議員の支持率が平均で49%に上り、共和党候補マケイン上院議員の同12%を大きく引き離したと発表した。調査は、民主、共和両党大会前の今年7〜8月、英仏独中露などの2万2531人を対象に実施した。日本は含まれていな
 キキョウ
い。
 ブッシュに懲りた世界としては、共和党のマケインでなく、民主党のオバマを選ぶことも解るし、世界中の有色人種はオバマの応援だろう。しかしここでも、パリやロンドンでは白人と黒人が肩を組んで街を歩いている姿を見たけれど、アメリカでは居住地域さえ明らかに異なる。職業でも社会生活でも、自由の国アメリカはヨーロッパなどよりもはるかに保守的で、歴然とした差別が人々の意識の底辺に渦巻いている。
 アメリカにアフリカ系大統領の誕生は、まだまだ夢の話だろうと思うのだが…。 (数字は、Yomiuri onlineから引用)




飯田 章のホームページ  祝、50000アクセス!  2008.09.07


 今年7月に「世界ゴルフ紀行」が50000アクセスを達成したのに続いて、本日、
 「飯田 章のホームページ」が、50000アクセスに達しました。ひとえに、皆
 様のご愛顧の賜物と感謝申し上げます。
  

  この「飯田 章のホームページ」は、Yahooの検索から入ると50000アクセス
 達成なのですが、Googleの検索から入ると16000ほどの訪問数が示され、
 どういうわけか別々にカウントされています。
トルコキキョウ .

  だから、両方を合算すれば、かなり以前に50000
 アクセスは達成していたのですが、それはともかく、本
 日、Yahoo検索にてカウンターの数字が50000
 になりました。


  今後とも、風の吹くまま気のむくままに、駄文を書き
 連ねて参りますので、何卒よろしくお付き合いいただき
 ますようお願い申し上げます。


● 2009.01.08 追記  インターネット回線をケーブルテレビからNTTのコミファ光に替え、プロバイダーもniftyに替えました。アクセス・カウンターもまた1から始まります。プロバイダーの変更に伴い、画像が出なくなったり、リンクが乱れて「ページが見つかりません」といったメッセージが表示されたりしますが、順次、整備していきますので、よろしくお付き合いください。




9月4日(木) オバマはアメリカ大統領になれるか


 これは何の根拠もない、単なる僕の勘だけれども、日本では絶大な人気のある、バラック・フセイン・オバマ・ジュニアは、アメリカ大統領にはなれない。すなわちマケイン(共和党)に勝てないと思う。
 彼は、現在、唯一のアフリカ系アメリカ人の上院議員。2006年10月、NBCテレビのインタビューに答える形での民主党予備選出馬宣言以前には、誰もその名前を知らなかった候補者だった。いわゆるマイノリティーの候補者として、判官贔屓の日本での人気は高いが、当初はヒラリーに勝てるなんて、誰も思ってはいなかったのである。
 それが、女性であるヒラリーに対する反発と、アメリカの不満を集約する形で、あれよあれよという間に民主党候補者になってしまった。彼の言葉には大衆を引き付ける希望と抑揚がある…と日本の評論家のある人が言っていたが、ヒラリーの演説の方がよほど耳障りも良く中身も具体的で解りやすいと思った。
 しかし、人々はまだまだ女には任せられないというだけでオバマを選んだ…。民主党の大統領候補として。大統領じゃないから、オバマを選んだのである。ヨーロッパなどよりもはるかに保守的で差別的であるアメリカは、WASP(*)だけがアメリカの顔じゃないとオバマを選んで支配者層にちょっと警告を発して見せたけれど、大統領はアフリカ系のオバマには任せられないという判断が必ず働くだろう。女性であるとして、ヒラリーにさえその権利を握らせなかったのだから。
シマカンギク  .

 (*)WASP… White Anglo-Saxon Protestant
     (ホワイト・アングロサクソン・プロテ
     スタント)、米国での白人のエリート支
     配層を指す語


 11月、マケイン+ペイリン組との大統領選。史上初のアフリカ系アメリカ人オバマの挑戦は、善戦…と形容されることだろう。


  【以上、何の根拠もない、僕の勘…】




9月2日(火) 首相が辞任しても何も変わらない、この国って…。


 福田首相の突然の辞任騒動から一夜明けた今日9月2日、新聞の一面にこそ『福田首相辞任』の大見出しが踊っているが、人々の日常には何の変化もない。
 僕も、朝起きてから近所の喫茶店でモーニング、10時になるのを待ってスーパー銭湯に出掛け、その帰りにショッピングモールに寄って名古屋の知人に先日お世話になったお礼の品を送り、オムライスセットを食べて、先ほど帰宅…。
 スーパー銭湯ではおじさんたちが鼻歌で朝風呂、ショッピングモールは相変わらずの人手で賑わい、ふわとろオムライスのとろ〜り加減もいつもと同じ。今日も人々の日常は何も変わっていない。
 タイでは首相の交代を要求して人々が戦車の並ぶ国会議事堂前へ押しかけ、韓国では10万人を越えるデモ…。アメリカの大統領選は1年にわたる大盛り上がりを見せているというのに、日本のこの静けさはいいのだろうか。
 
これは、日本が平和な証拠…? ン、日本人が飼い慣らされてきた証拠じゃないのか?


 議院内閣制では連帯責任だから誰がやっても同じ…? たとえ内閣総理大臣といえども、個人が突出することはないし、個人が責任を問われることもない。 … こんなシラケた政治体制は止めてしまったら! 


← ふわとろオムライスセット





9月1日(月) テレビを見ないと、時間を有効に使えるか


 ここ1ヶ月ほど、テレビをあまり見ないようにしているんですよ。オリンピック中も、音を消して映像だけを流していました。テレビのない生活は時間が有効に使えると、誰かが本に書いていたのを思い出して…。


 で、有効に使えているかというと、実感はないですね(苦笑)。 その分 本が読めるということも、他の何かができるということも、特にない。強いて言えば、少し集中できるかな(?)というぐらいですかね。
コスモス . 
    
 
  

 今までは、テレビをつけながらパソコンに向かうとか、本をめくるとかしていましたが、今はテレビをつけながら…ということをしないので、気が散ることが少なくなったといえるかもしれません。


 どうしても見たい番組は録画することにしたら、どうしても見たい番組なんて、ないことが解った(大笑)。


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   思いつき、メモ、ぼやき、他のジャンルに入らないことがら、誰かに送ったメールの
  抜粋 … などを記していきます。
   ほとんど根拠のない、気楽な話の羅列ですから、ご用とお急ぎの方はのぞかないで
  ください(笑)。



 零捌(08)年  壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 零玖(09)年  壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱零(10)年  壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱壱(11)年  壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月