4月25日(土) 新緑がまぶしい津城跡
先日、津城跡を散歩してきました。4月初めには満々と花をつけていた桜の木々もすっかり葉桜に…。薫風に揺れる新緑が滴るようなみずみずしさで、萌え出(いづ)る新しい生命の鼓動を奏でているようでした。
万緑の中、西南角の2本の牡丹桜は満開… →

まさに「目には青葉…」の季節到来ということで、夕方から出かけたアジアン料理店で「真魚カツオの唐揚げ、甘辛ソース仕立て」なる一品を頼みました。(
←ピンボケ写真ですみません。)
40cmほどのマナカツオを一匹丸ごと煮つけ、甘味のどこかにビリッと辛く味付けした、まさにアジアンフードです。この魚は、身がやわらかいので煮つけは難しいとされていますが、程よい甘辛さに仕上げられていて、ペロリと食べてきました。

マナガツオはスズキ目マナガツオ科マナガツオ属ですから、サバ科のカツオとは縁遠い存在です。だから「…山ほととぎす 初鰹」というわけにはいかないなぁとは思いながら、これから産卵のために内海に入ってきて漁期を迎えるとのことですから、いちおう旬の魚と言えるかなと強弁している次第です(苦笑)。
4月24日(金) SMAP 草g 剛逮捕劇
東京都港区の公園で全裸になったとして、人気アイドルグループ「SMAP」のメンバー草
g 剛容疑者(34)が公然わいせつ容疑で現行犯逮捕されました。酔っ払って裸になって騒ぐなんてぐらい、世の中にはゴマンとある話です。
お花見の公園など、大衆注視の中で騒いでも、「今後やらないように」程度のお灸でおしまい。今回の草
g 剛の場合、通報した男性ひとりが目撃しているだけで迷惑をこうむった人は他になく、逮捕拘束に至る案件とはほど遠い事件です。しかも、「逮捕され、すぐ自宅が捜索される」など、警察の過剰反応としか表現できない一件なのです。
僕は大衆迎合型のSMAPというグループは嫌い。「ナンバー1にならなくていい、オンリー1になれば…」なんて歌は、日本の若者の覇気を喪失させる、亡国の曲だと憤慨しています(苦笑)。
それでもこの逮捕劇は、警察のやり過ぎと言わなければならない。法律条例に違反することは、全て取り締まり対象として逮捕・拘束すればよいというのでは、警察国家(政権が警察力によって国民の行動や表現・思想など人権や自由を制限すし、国家の確立を図ろうとする国家のあり方)といわれても仕方がない。
売れれば書く、視聴率が取れれば煽るという、マスコミの節操の無さは言うまでもありません。この草
g 剛わいせつ事件のおかげで、どれほどの新聞・週刊誌が売れ、ニュース・ワイドショーの視聴率が上がったことでしょうか。
鳩山邦夫という大臣は、芯がないですね。彼の政治的正義は行き当たりばったり…、軸がない。地デジCMに起用している草
g 剛容疑者が逮捕されたことを受けて「最低の人間だ」と発言したところ総務省に苦情が殺到し、「人間は人間を評価できない。私も反省して、『最低最悪の行為』と言い換えさせて頂きたい」と発言を撤回しています。
日本郵政に対する対応も恣意的で疑問を抱かざるを得ませんが、総務大臣として怒らねばならない問題は、「公務員の怠慢、不正・不祥事の続く行政・遅々として進まない地方自治…」などたくさんあるのに、総務大臣の職務としてやらなければならない本義本質的な問題について発言したことはありません。
草
g 剛には、この事件を教訓として捲土重来を期してもらいたいと思います。個人的には、何の公共的な意味も利点もなく、地デジ対応テレビの販売を目的としているとしか思えない地デジ推進CMに出演しているなど評価できないけれど、横暴な社会的権力に抹殺されて消滅することのないように頑張ってほしい。応援したいと思っています。
4月21日(火) 満天星(ドウダンツツジ)
『庭のドウダンツツジが白い花をつけました。漢字では「満天星」と書くのです。このたわわについた花を満天の星にイメージしたネーミングなのでしょう』とのメールに、右の写真が添付されていた。
へぇ、ドウダンは満天星と書くのか。大辞林(三省堂)を引いてみると、「
どうだん-つつじ 〈満天星〉…ツツジ科の落葉低木。山地に自生し、観賞用に広く栽植される。枝はよく分枝する。葉は倒卵形で枝先に輪生状につく。春、新葉とともに長さ1〜2センチメートルの白色壺形の小花を下垂する。秋の紅葉も美しい」とある。
真っ赤に色づく秋の紅葉がドウダンの真骨頂だと思ってきたが、この名前といい、歳時記には春の季語とあることといい、この白い花こそがドウダンツツジの見せ場であるらしい。
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志摩「千福」の鰹のたたき
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4月20日(月) 旬のものは…
「目には青葉 山ホトトギス 初鰹」…、 風薫り、若葉の芽吹く季節になると、よく人口に膾炙する 江戸中期の俳人山口素堂の名句です。
南の暖かい海に生まれたカツオが、黒潮に乗り北上、2・3月に九州沖、4月になると駿河湾沖に遊弋し、イワシを食べて丸々と太ります。
そして5月ごろ静岡や千葉の漁港に水揚げされるのがいわゆる「初鰹」…。今では1年中出回っているカツオですが、旬のものは「○○を質に置いてでも食え」と言いますから、○○には質に入ってもらって…。
ここで友人からメールが来た。『もしかして、質に入れっちゃったのですか? だから、お一人なの? 』と!
それで我が家には○○がいないのか? 流れてしまったのかなぁ。
4月16日(木) 桜の一年
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醍醐寺宝蔵院の枝垂れ桜 |
友人から、「桜って葉がつき、暑さ寒さを耐え、満開の花を咲かせた時が、桜の一年の終わりだそうな!! 決して花から始まる木ではないそうです(^^ゞ
いつぞや出会った桜守さんに聞いたお話…」とメールが来た。
ふぅ〜ん、そうなのかぁ。とすると、このあたりの桜は花が終わって葉を出す今が、一年のサイクルの始まりなのですね。
葉を広げて光合成し、栄養を蓄えたのち、秋には役割を終えた葉を落し、冬 しばしの休眠…。そして来春、蓄えたパワーを一気に放出して花を咲かせる。
桜の花は、一年の営みの集大成なのですね。だからみんな、あれほど見事な咲きっぷりを競っているのでしょう。納得…納得…!
これからは僕も、咲き誇る花を その気持ちを持ってみることにします。
『1年間の成果…、いやぁすごい、立派…、よく咲かせてくれました』とねぎらいと称賛の言葉をもって…。
4月12日(日) 第17回 全日本カラオケ選手権三重県予選会
日本カラオケスタジアム協会が主催する大会が、三重県文化センター多目的ホールで開催された。140名をテープ審査で64名に絞り、この日、その64名が同ホールで日ごろ鍛えた歌声を競いあったのである。
優勝者は7月に横浜で行われる全国大会に招待される。三重県代表として出場する。旅費・宿泊費は主催者持ちだ。
章くん、最近の持ち歌「牡丹雪の駅」(歌、永井まこと)でエントリーした。2コーラス(2番まで)、モニターはないので歌詞を全て覚え、歌わなければならない。前日の練習でも間違いまくっていて、果たして覚えられるのだろうかと自分でも心配したけれど、そこはあらゆる試験を一夜漬けで切り抜けてきた章くん、繰り返し歌い書いて、何とか間違えないようになった。それでも、舞台に立ったら頭が真っ白になって歌詞が飛んでしまうことも考えて、手の中に入る小さなカンペを用意していった(笑)。
プログラムは進んで、エントリーナンバー33番の章くんの順番がやってきた。舞台中央に進んで一礼、観客席を見るとスポットライトが眩しくて観客の顔が見えない。前奏に続いて『 雪に濡れても消えぬ 恋のほてりを残し … 』、章くん、力いっぱいの歌唱である。手の中のカンペを見ることもなく、2コーラスを歌い終えた。自分としては、まずまずの歌いっぷりであったと思った。
午前11時に始まった大会だが、64組全員が歌い終わったのは午後3時30分を回っていた。審査に30分ほどかかって、成績発表は4時過ぎ…。特別賞3名、章くん、入っていない。『まだ呼ばれるのは早すぎる』と思って待っていた。
審査員賞・優秀賞2名の中にもない。いよいよ、最優秀賞の2名だ。「ポップス部門 5番、飯田沙也香さん」…、『おいおい、ポップスも飯田さんってか』と身構えると、「演歌 三十…」ン、きたきたぁ、「37番…」と通り過ぎてしまった。
後日に送られてきた審査表で、章くんの点数は『311点』。三重県代表の飯田沙也香さん328点にははるかに及ばなかったが、特別賞3人の312.5とは1.5点の差で、奨励賞5人の中のひとり。全体では12位タイという成績であった。
講評には、「いい声質をしていますが、少しあがっていたみたいですね。出だしを大切に…」と書いてあった。自分としてはしっかり歌えたと思っていたのだが、観客席の友人も、「出だしの音がおかしかった」と言っていたから、どこか平常ではなかったということだろうか。場数を踏んで、慣れていくしかない。来年こそは、三重県代表… いやいや全国制覇だぁ(笑)!
4月7日(火) ベビーカステラ
津皆楽公園に、夜桜見物としゃれ込んだ。園内の桜は、まさに満開…。
入り口の階段を上ったところで、ベビーカステラの屋台を見つけた。
花見に出かけ、屋台を見かけると、思わずベビーカステラの店を探す。
ベビーカステラこそは、屋台グルメの華!
外側はちょっとカリッと焦げ気味で香りが有り、噛むと中身のやわらかさが 玉子の優しい味を漂わせながら、口の中に広がる。
同じようなものがスーパーなんかで売っているようだが、やはり桜の下や祭囃子の喧騒、人混みの中を歩きながらほおばらないと、あの味は出ない。
たまに 焼き足らずの 湿っぽいのを買わされたりして、『修業し直して来ォーい』と叫んだりする(笑)。
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