7月20日(月・海の日) 千葉の母娘 殺害・拉致事件
ちょっと日本を留守にしていたら、またまたとんでもない事件が起こっていた。18日、千葉市花見川区の花見川団地で、洋服店員豊田愛子さん(61才)が殺害され、次女(22才)が加害者男性に拉致された。次女は4日から男に連れ回され、10日に愛知県豊田市内のコンビニ店で助けを求めて、同県警豊田署に保護された。翌11日に自宅へ戻り、姉とともに千葉県警千葉北署を訪れ、男からストーカー行為を受けていると相談していたという。
「
桶川ストーカー殺人事件」における警察の無能・怠慢・過失が、全く改善されていないことを露呈した事件である。警察をあてにできないとなれば、犯罪にさらされたときに市民はどうすればよいのか。
市民の安全を守ることが責務である警察が、生命の危険を訴えて保護を求めた人を守れないのであれば、職務怠慢の誹(そし)りは免れまい。しかも、明確な犯罪の火種がそこに存在しているのを知りながら、それを避止する義務を負うものが結果として人を死なせてしまったのだから、車の運転手が欠陥が有ることを知らされていながら運転し、事故を起こして人を死なせてしまうケースと同じではないか。担当警察官には、「過失致死罪」を適用して、その罪を問うべき性質のものであろう。
市民の側から言えば、自衛のための武装を認めるべきだというしかない。現在の日本では、銃刀法に触れるもの(ピストルや小刀など)を所持することができない。しかし、暴力的な犯罪を犯すものが目の前にいても、警察は保護してくれないのならば、護身用のピストル程度のものは所持して自分の身を守るしか解決策はないのではないか。
7月1日(木) 「ETC不買同盟」から脱落
とうとうETC(electronic toll collection 電子料金徴収システム)を着けてしまった。
ETCは、有料道路料金所の渋滞を緩和し、料金徴収の人員を削減するという、道路公団にとって大きなメリットのあるシステムなのだから、公団が車載機を用意して利用者に無料で貸与するべきである(外国ではそうしているところが多い)と、当時の扇 千景国交相にメールを送った僕としては(扇千景さんからは、何の返信もなかったが)、とにかくETCなど自前でつけるのは筋が通らないと突っぱねてきた。
最近も、『ETC搭載車のみを割引するなんて、税金の公平負担に悖(もと)る差別的政策もいいところ。税金投入の割引なのだから、全車種(トラック、バスなども)対象とする優遇措置をとらなければ、著しく片手落ちの欠陥政策である。それに近々民主党が政権を取るから、じきに高速道路はタダになる。だから、今さらETCなんて愚の骨頂』と、声高に主張してきた。
それが、先日の上高地行きから方針がグラつき、「ここまでドライブして、片道1000円か」と変わってきた(ホントは名古屋高速を経由するから、通常料金5950円のところを2280円)。この夏から秋にかけて5回ぐらいは高速道路を走るだろうから、3万円ほどは得する勘定である。ならば、1万数千円を投じて、ETCを取り付けるべきか…と転換してしまった。
全国のETCに反対している皆さん、ゴメンなさい。目先の小利に目がくらんで、政府の欠陥政策に乗ってしまう僕を許してください。
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