7月26日(木) 津市で36.1℃ 今季最高!
ここ2〜3日、暑い日が続く。今日は津市で36.1℃で今季最高。桑名市は36.7℃で、全国2位の高温を記録したとか。
僕は、冬の寒いのは勘弁してほしいのだが、暑いのはそれほど苦にならないので、まだこの夏…部屋のクーラーは一度も入れてない。
友人は「暑いやろ」と気遣ってくれるが、もともとクーラーの冷気は体調に悪い。首振り扇風機のリズム風が、適度な涼しさである。
中東なんて50℃になるってんだから、36℃ぐらいはほぼ体温と同じで、体調調整に適度な温度だ。実際、少々風邪気味とか腹が痛い程度ならば、炎天下に放置してチンチンになった車に乗り込むと、即座に治る。
7月26日(木) ご苦労様でした 松井秀喜選手
米大リーグ、レイズは25日、松井秀喜外野手(38)に戦力外を通告したと発表した。松井は今年4月にレイズとマイナー契約を結び、5月下旬にメジャー昇格を果たしたが、その後34試合に出場して打率1割4分7厘、2本塁打、7打点と振るわなかった。
この春に、所属先がなかなか決まらなかったとき、僕は『もう(引退と言っても)いいんじゃないか』と思った。日本からヤンキースに移籍するときに、「裏切り者と言われるかもしれませんが…」とファンを気遣った、生真面目な松井にとって、年齢的に盛りを過ぎたことに加えて、左手首骨折と右ひざを痛めているという状況から、現状以上の活躍は望めないと思ったからである。
ヤンキースを離れるときに「引退」を表明するべきだったのかもしれない。親交があるという伊集院静も書いていたが、好青年過ぎる松井は野球人としての自分を全うしようとし過ぎる。松井のファンとしては、スター松井の虚像をもう少し大切にしてもいいのではないかと思う。彼は日本プロ野球の最後の花であった。
イチローとはまったくちがう。僕のイメージでは、イチローも松井も侍ジャパンの名選手であるが、イチローは勘定方の能吏である。仕事でも人生でも、失敗はしない。それに対して松井は、豪刀を引っさげて生真面目に生きる無骨な男だ。損得など省みず、自分の歩むべき道をただ黙々と歩いていく。その後の球界では、沢村拓一も斉藤祐樹も…夢を託す存在にはなりえていない。
ご苦労様でした、松井選手…。余談ながら、奇しくも今日、かつて甲子園で石川・星稜の松井秀喜を5打席連続敬遠して勝利を手にした馬淵監督の明徳義塾が、高校野球高知大会の決勝で、相手の高知高校の4番・
法兼を4打席連続を含む5四球と勝負を避けて、見事な勝利を挙げ、甲子園への切符を手にした。
7月18日(水) 津市で校長自殺!
津市の小学校で、いじめで対応に追われていた校長が自殺! 昨日、「大津市の教育長、自殺してはいけませんよ」と書いていたら、今日、津市の小学校長自殺との報が流れた。
自殺した校長は、僕もよく知っている。真面目で、責任感の強い、ものごとをきっちりと処理する人だった。それだけに、大津の事件があって、世間が注目するイジメという案件への対応に悩んだのだろう。もちろん、それだけでなく、より深い教育が抱える問題点もあったことだろう。
しかし、子どもたちに与える影響ひとつを考えても、校長先生の自殺はうなづけない。学校内のあらゆる問題に正対し、先生たちを指導して子どもたちを守るのが、校長たるものの責務である。教育を取り巻く諸問題に改革は必要だし、この校長の死が一石を投じる契機となることを望むものではあるが、いかなる理由があろうとも、校長の自殺を聞かされたときの子どもたちの驚愕と心に残る傷を思えば、その死を肯定することはできない。
7月17日(火) 教育管理体制の改革
でも、大津市教育委員会の沢村憲次教育長、責任は自覚しなくてはいけないけれど、自殺してはいけませんよ! 子どもたちに、大人の責任の取り方をしっかりと見せてやってください。
さて、このいじめ事件では沢村教育長の責任は明確にあるけれど、しかし、彼の責任を追及しただけでは解決にはならない。文部省、教育委員会、教組、教師の研究・研修体制、教育を取り巻く社会のあり方、… それらを変革していかなくては、いじめの問題は解消されない。
だが、そこまで範囲を広げて問題に取り組んでいては、責任の焦点もボケるし、時間がかかりすぎる。ここでは、教育委員会のあり方について考えてみよう。
教育委員は必要ない。何の役割も果たしていない、廃止すべき人員である。そもそも教育委員は5年の任期で議会の承認により首長によって任命される。委員の資格は「当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者」と規定されており、25歳以上の日本国民(国籍条項)であることが要件とされている。委員の構成について年齢、性別、職業等に著しい偏りが生じない配慮をすることが規定されている。また委員のうちに保護者が含まれるようにしなければならない。彼らは月額10〜20万円ほどの報酬を得るが、委員会が開かれるのは年間数回だけで、実質的な職務はない。事務方から上がってくる案件に承認を与えるだけの、いわば名誉職である。
また委員の互選により教育委員会代表者であり教育委員会会議主宰者である教育委員長が選出される。一方で、教育公務員であり教育委員会事務執行責任者である教育長が、教育委員会から1人任命される。教育委員長と教育長は、兼任することができない。
首長の指示によって、教育委員会事務局を指揮し、実際に教育行政を執行するのは教育長である。こう見てくると、形骸化している教育委員は廃止するべきで、教育行政は市職員としての教育長が執り行うべきである。
現行、教育長は教員のOBが就任することが多いが、とんでもない話である。先日までその世界にいたものが、同僚や仲間たちがひしめく世界の改革を断行できるわけがない。新しい視点や革新的なアイデアをもって、古巣の世界を改革していくなど、絵に描いた餅である。
教育長を初め、教育委員会の人事は、教育界以外の人材を半数は入れるべきだろう。それでこそ、教育に新しい風を導くことができる。
7月15日(日) 大津いじめ自殺事件
教育長や校長の記者会見を聞いていて、こんなものたちが教育をしていたのかと唖然とした。彼らが教師でいる学校に通わねばならなかった子どもたちは、ホントに不幸である。彼らが語る言葉は、教師として子どもを守り導くなどという責任も覚悟もなく、責任を免れようとするあがきばかりであった。
生徒に対して行った2回のアンケートに、188ものイジメに関する報告が書かれていたのに、学校はイジメがあったという認識はなかったと言い、教育委員会はイジメが自殺に直接結びつく原因だとは考えていないという。子どもたちの実態を全く把握していない、教育者としての責務を放棄しているものたちだと言わねばならない。
イジメを受ける当事者の辛さを思うと、彼らののん気さは教育者としてというよりも、
人間として失格の烙印を押さねばならない。アンケートでもたくさんの生徒の声が寄せられていたが、イジメの現場を直接教師に伝えた生徒もいたという。それでも「イジメは知らなかった」「自殺の原因ではない」と言うのは、卑怯すぎる弁明であろう。これで子どもたちに、先生を敬えとはとても言えないが、せめて信用しろ…相談に来いと言っても、もはや無理だろう。
日本の教育界に、拭い去ることのできない汚点を記した事件であった。
追.
イジメは明確な犯罪であるということを、子どもたちに徹底させなくてはいけないのではないか。身体にダメージを与える暴力行為はもちろんだけれど、心に傷を残す非暴力によるイジメも、人間の尊厳を傷つける行為である。悪意を持って、他人の嫌がる行為を強制的に行うことは、犯罪であることを理解させねばならない。
教師が子どもたちの精神的な支柱となりえない現在は、犯罪行為はすべて司直の手に委ねることが肝要であろう。それを、教育の敗北と言うには、今日の教育界はあまりに脆弱すぎる。それを言えば、全敗である。教師に子どもたちを指導することができないのだから、
警察力を導入しなくては、学校のイジメは止まらない。
7月12日(木) レバ-刺しもどき
7月1日から、レバーの刺身が販売禁止になった。厚労省は、生レバーから0-157病原菌を除去する方法が確立されない限り、食用として認可することはできないと判断したのだ。
そこへ、「見た目も…食感も…生レバーそっくり」という食材が現

れて、朝のテレビ『特ダネ』で紹介していた。
「コンニャクなんですが、本物そのままなんです」とレポーターに言われて、司会の小倉ナントカが、「う〜ん」とか言って食べていた。
今日、僕もスーパーで見つけたので、買ってきて、食べてみた。ゴマ油のタレもついている。パクリと食べると…、
これ…、コンニャクじゃん! →
7月11日(水) 「国民の生活が第一党」!
小沢一郎の知恵も尽き果てたということかな?
( いえいえ、悪事にゃ、汲めども尽きぬ無限の知恵がありますよ…、ニヤリ! )
7月8日(月) すき焼き
今夜はすき焼き…。僕がゴルフの賞品に貰ってきた松阪肉だ。
今夜を入れて、すき焼き2回、しゃぶしゃぶ1回、肉じゃが1回、肉ゴボウ1回を調理して食べた。
上等で美味しい肉なので、どんな料理を作っても美味しくいただける。料理ってのは、腕も大事だけれど、素材がよければそれなりに美味しい。
我が家では、このコンペのときには、いつもすき焼き鍋を用意して待っている。朝、出かけるときの僕の肩には、結構なプレッシャーがかかっている。
今まで、4回のコンペで2回の優勝…。かなりの確率で勝利を手中に収めている。今回の優勝でハンディが14から11に減らされた。でも、前回は2位と6打差でのブッチギリ優勝だったから、まだあと5回ぐらいは、我が家の食卓に松坂肉が並ぶだろう。
7月3日(火) 名張毒ブドウ酒事件ドラマ「約束」
ブルーレイに録った
名張毒ブドウ酒事件ドラマ「約束」を見た。1961年3月28日、三重県名張市葛尾の薦原地区公民館葛尾分館(現存しない)で行われた、地区の懇談会で、参加者のうちの女性5人が、毒入りのぶどう酒を飲まされて死亡した事件のドラマである。
(以下、「日本は今 240」へ)
7月3日(火) 小沢一郎の道
民主党の輿石幹事長は、離党届を提出した小沢一郎元代表ら衆院議員37人を除籍(除名)とする方針を提案し了承された。参院議員12人については、離党を認めるとした。小沢一郎は新党を率いることとなった。石原慎太郎は2日深夜、シンガポールから帰国した羽田空港で記者団に、小沢一郎の離党表明について、「自滅への道ではないか」と述べた。
小沢一郎が「国民との約束を守れ」と主張して、民主党を離党するというのは筋の通った話である。今の民主党のように、守れなくなったマニフェストは省みずに、したいことをするんだというのでは、議会制民主主義は軽んじられる。「騙され国民が悪い」ということだ。
ただ、小沢一郎の離党が「憲政の王道を貫く行動」と評価されないのは、今日までの彼の足跡が汚濁にまみれている感が深いからだろう。まさに不徳のいたすところというべきか。
それにしても、人の身の処し方とは難しいものである。今の小沢は、野田佳彦の言うとおりに消費税アップに賛成していれば存在意義を失うし、反対すれば追われて離党せざるを得ない。離党に追い込まれるとは分かっていても、反対の道しかなかったのが小沢の道なのだ。
ここに至るまでに何とかできなかったのか…? 権力の中枢を歩いてきた男には、多数といえども妥協して歩幅を変えることはできなかったのだろう。貫き通すものが堅固であったばかりに、周囲の人を次々と失わなくてはならなかったことうもなづける。
ただ、新党の立ち上げが自らの権力の維持や保身のためという印象が色濃い今、小沢一郎の道は勇退しかない。ここまで、自らの権力志向が強すぎて後進を育ててこなかったから、後を託す人材がいないという事情もあるが、思い切って民主党の若手をスカウトして据えてはどうか。新党は石原新党か橋本維新の会に吸収されることを前提としているとしても、付いて来てくれた小沢チルドレンを路頭に迷わすよりもよいだろうし、自らの身の引き方も最も様になるのではないか。余計なお世話だといわれれば、確かにそうなのだが…(苦笑)。
7月2日(月) 占 い
曾野綾子さんのエッセイを読んでいたら、こんな一節に出会った。『テレビの占いは無責任な典型だ。「使い慣れたペンをジャケットの内ポケットかバッグに忍ばせて出かけましょう」なんていい加減な予言で、数百万人規模のお茶の間の時間を潰すことになる。これはもう社会悪だ。… 日本の全占い師は、2011年3月11日をもって、完全に敗北した。もし本当に予知能力があるのなら、あれだけの大惨事は、はっきりと日時をあげて予告できたはずだ。』と。
アメリカの9.11の世界貿易センターのテロのときも、全てかどうかを検証するすべはないが、そのことを予言できた占い師はいないらしい。
そして、幸運を告げる占いは信じようとし、不運を予言する占いは信じようとはしない自分がいる。
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