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 章くんと8匹の猫の日記  その1へ  その2へ


 平成20年4月6日、我が家のチビ(という名前のメス猫)が、
5匹の子どもを生みました。
 このベージは、そのチビと僕との子育ての記録です。 
飯田 章のホームページ 雑記帳 
  
  
 私が母ネコのチビ
 です。趣味はご覧
 の通り読書です。

 
 【このページは、上から日付け順になっています】

 
 6月2日  我が家の ブラック & ホワイト


 ブラックは「凛子」という名前。渡辺淳一の失楽園には全く関係なく、目がキリッとして凛々しいからです。えさを食べているときにほかの猫が近づいたりしても、母チビも含めて怒る猫はいませんが、この凛子だけは「フゥーッ」と怒ります。

  
 ホワイトの名前は、まだ「シロ」。5匹の子猫の中で一番すばしっこい。えさのときに、缶詰を開ける音を聞いて飛んでくるのはこのシロですし、高いところに真っ先に駆け上がって、物を落っことすのもこのシロです。


6月9日  寅吉がチリトリに入っているよ


 コラッ 寅吉ッ。チリトリなんかへもぐりこんで…。
 汚いやろが!


 よう〜し、お母さんに言いつけて、
怒ってもらうからな。
 
 

6月10日  説 教  (上の6月9日の記事の関連です)

@ 「アンタ、チリトリなんて汚いところへ
  入っちゃ駄目よ」と 母チビに説教を
  くらうトラ
 
 A「まだ解ってないわね」と
  首根っこを押さえられて
  います。
   直立不動で母チビの説教を聞く寅吉↑
 
 
 
6月11日  日向ぼっこ


 寅吉が、庭の植木鉢の中で寝ています。丸くなると、ちょうど鉢にスッポリと収まるサイズで、居心地がいいのでしょうか。


 外から帰ったら、梅雨の晴れ間の日差しを浴びて、ウトウトしているところに出くわしました。気持ちよさそうなので、ケイタイを取り出して写しました。
 「カシャッ」とシャッター音がしたら、薄目を開けました。お休みの処を、起こしてしまいましたか…。

 
 6月15日  混 雑


 寝そべっているときに計ってみると、頭から尾っぽの付け根まで
一番大きいトラ吉で28cm、小さいブチのワトソンくんで23cmになりました。
 それでも寝るときには、小さなダンボールにみんなで入って、折り重なって寝ています。


← ケイタイ画像です。5匹いるのわかりますか。
 
 


6月27日 ハンモック − レジ袋の中のマホメット −


 これはどういう写真かというと、台所の棚に大きなビニルの袋がかけてありまして、その中へはレジ袋をどんどんと入れていくことにしています。
 マホメットちゃんは、その袋の中が好き…、ここで寝ています。ガサガサッと音をさせて、詰め込まれているレジ袋の間へ体を突っ込ンでいき、顔だけ出しています。涼しいのかなぁ…、それとも ブラブラ揺れるのがいいのでしょうか。


 彼女(多分…雌)は、マホメットちゃんという名前。額の模様がMの字に見えるから。この額の文様を持つ猫は、イスラム世界では大切にされるとか。生まれてくる場所を間違ったね(笑)!
 


7月15日  お雪(シロ)救出大作戦


 我が家の5匹の子猫たちの、うち4匹が納戸のガラス戸の前に集まって、ガヤガヤ言っています。          →

 何をしているのかというと、納戸の中へ閉じ込められた「お雪(シロ)」(ガラス越しに白い影がうつっているのが見えます)がニャーニャーと鳴くのを聞きつけ、みんなが集まってきて、救出作戦を練っているところです。

 左から、マホメット(トラ2号)は開き戸の下から手を差し込んで励ましています。
 次のワトソンくん(ブチ)は取っ手を見上げて「あれを引っ張るんだ」と解説…。
 一番体の大きいトラ吉(トラ1号)はガラス戸の下から爪を立てて、引き開けようと力を入れています。
 凛子(クロ)は戸に手を当てて、「章くん、呼んだほうがいいんじゃない」と冷静な判断です。

 結局、全員でニャーニャー言っているのを聞きつけた僕が気づいて、扉を開け、お雪を助け出しました。

 めでたし めでたし…と言いたいところなのですが、そこが我が家のチビ猫たちの一筋縄ではいかないところで、戸を開けてお雪を助け出したと思ったら、凛子とトラ吉が替わりに入っていってしまい、荷物の間へ紛れ込んでしまって捕まえられない。呼んでも、返事なし。

 もう知らん…(苦笑)。

 でも、しばらくして見に行ったら、2匹とも入り口のところに座って、「ニャー」と鳴いていました。


7月30日(水)  暑いですね…。
        母チビはグロッキー、子ネコはますます元気
お母さまはお疲れ



 猫たちは、僕がパソコンを打っているとキーボードやプリンターの周りに、仕事机に向かっていると書類や本の上に来て寝ています。
 彼らも人間が好きで、近くに居たいのですね。


  母チビは、日増しに横着になるチビッ子
 どもと連日の暑さに、ちょっとお疲れ… →


チビどものいたずらは
ますます盛ん…!




 子ネコというのは、「これはやっちゃあいけないよ」ということは、必ずやります。
 「これは食べるなよ」なんて言って魚の煮つけをテーブルの上に置いてお茶を淹れに行ったりしたら、帰ってくる足元を必ず魚をくわえた彼らが走り抜けていきます。「崩しちゃイカンよ」と本を積み上げておくと、必ず上へ乗ってドサッと倒します。

← 紙袋の中へ入って遊んでいた、マホメット(茶)をお雪(シロ)が襲ってバトル…。騒ぎ
を聞きつけて凛子(黒)が参戦しました。



 僕は、子猫はそれが存在価値であって、置いておく僕が悪いんだ…ということが判ってきました。だから、彼らのことを怒ったりしません。
 でも昨日、テレビに見とれていた一瞬のスキに、手に持っていたアイスクリームをペロリと舐められたときには、「コラッ」と怒鳴ってしまいました。しかし、すぐに思い直して、舐められた部分を含む半分を彼らに与え、仲良く食べました。この暑さですからね、子猫たちも冷たいものが好き…!


8月29日(金)  紹 介  − 我が家の5匹の子ネコたち −


 今まで、正式に紹介したことがなかったので、ここで5匹のお披露目をいたします。
 今年の4月6日生まれですから、みんな4ヶ月と23日になりました。
 紹介の順番は、体の大きい順です。


 @ まず、トラ吉(茶1号)↓

生後2週間
こんなだったんですよ〜
住まいの箱のへりを乗り越えて
 外へ出るのも一番早かった。

 母親のお乳にむしゃぶりつくのも素早かったから、その分ほかのチビたちよりもたくさんの母乳を飲ンで、成長が早かったんですね。
 

← この写真では丸顔に写っていますが、ホントはもっと面長で、ライオンに似た精悍な顔立ちです。


 一番落ち着いていますが、やるときはやります。でも、子ネコですから、今日もネコ缶を開けていたらテーブルの上に飛び乗って来て、お皿を蹴って床に落とし、中身を散らかしてしまいました。
 「こりゃヤバイ!」と思ったのでしょうか、「コラッ」と言ったときにはもう居ませんでした。



 お雪
小さいときは、いつも隅っこで
ウロウロしていたのですが…
左 お雪、右 母チビ
ねっ、そっくりでしょう
 (シロ) ↓  

母親と、瓜二つになってきました

 俊敏…、ネコ缶を開ける音を聞くと、隣の屋根にいても飛んできます。
 しつこさも一番…、「エサくれ〜」の鳴き声は大きいし、ありつくまで鳴いています。抱いてほしいときは、パソコンを打っている指に顔をこすりつけて来る、甘え上手です。
 



← 嫌がるトラ吉を舐めま
 わし、グルーミングする
 お雪。



 この優しい心遣い、そしてしつこい親切さ…、多分お雪はメスだろうと思うのですが(ン、これって問題発言ですかね?)、5匹とも正確にはまだわかりません。


 → 雪乃丞 と改名(オスだったから。10/20)



B 凛子 (クロ)
生まれたときは、まん丸の黒い目
ほらね、エメラルドブルー
    

 凛子は、時に黄金に、時にエメラルドブルーに輝く目をしています。
 上目遣いに、この目ににらまれると身震いします。
 恐ろしいからじゃなくて可愛さに打ち震えるのですよ。(ネコ好き以外には解らないでしょうね)


 今は、この凛子が一番僕のそばに居ますね。パソコンを打っていると横の机の上に寝そべって見ているし、机で仕事をしていると空いている椅子で寝ています。


← で、油断していると忍び寄ってきて、僕のカップに首を突っ込み、コーンスープを飲んでいく。


 いつか凛子の「君のその目が好き」という特集を組む予定です。
 でも、ネコの表情は一瞬ですからね。いつもカメラを構えているわけには行かないし、カメラを向けると「ニャァ」とかいって寄ってくる。ネコのベストショットって、なかなか難しいのです。


 なぜ、凛子というのかですか。それは、彼女のたたずまいがいつも凛としているからです。黒猫という利点もあるかもしれませんね。黒猫って、なんか貴婦人らしくて神秘的でしょう。夜見たら、どこに居るかわかりませんよ。

                      → 凛太郎 と改名(オスだったから。10/20)



C マホメット(茶2号)↓
僕の手のひらに乗っています。
母チビが心配そうに見ています
まだ、仕事終わらんのですか
待ってるんですけど…
しょーもない仕事、いつまで
してるの? ケッケッケー!


なんか考えているようで、
ちょっと賢そうでしょう。 
 でもね
 
このあとの彼の行動は →




 マホメットと名づけたのは、眉間のところにMの字の模様があるから。
 マホメットは大変な猫好きでした。 ある日マホメットが外出しようとすると、着ようと思っていた服の上で猫が眠っていました。マホメットは猫を起こさないよう、服の袖を切り落とし片袖のない服で外出したといいます。
 マホメットが猫好きであったとされることから、イスラーム教徒には猫好きが多いとか。

 とくに額にM字の模様が入った猫は「マホメットの猫」と呼ばれます。これは、あるときマホメットが可愛がっていた猫の額に触れると、マホメットの名前の頭文字である「M」の模様が浮かび上がったという逸話がもとになっています。
 もちろん僕はこの話を知っていて、ちょっとMとは読みにくいかもしれない模様を、無理やりMだとして、彼に「マホメット」の名前をつけたわけです。


 甘えん坊です。体を摺り寄せてくるし、「今、仕事中」と邪険にしてやると、傍に寝転がってゴロゴロいっています。
 膝に乗ってきたり、抱けと言ってきたり、とにかく人好き…。抱いていると安心なのか、目を細めて腕の中へ顔を埋めています。
 おっとりしていて、ほかを掻き分けてエサを食べに行くようなことはしません。だから、今のところはちょっと体も小さめですね。


D ワトソンくん(ブチ) 
外の世界へ行こうか…という
トラ吉の誘いにも、慎重です
僕のパソコンの前は、みんなの
憩いの場
 今日はワトソン
くんが、
ぐっすりとお休みです


 名前の由来は、他の子ネコたちが騒いでいても、この子は傍で見ているだけで、みんなのいたずらには参加しません。いつも冷静に辺りを観察していますから、ワトソンくんと呼ばせていただいているわけです。


 この子は、小さいときから争ったりしなかったですね。だから母乳にもあまりありつけなかったかもしれません。みんなの中では、一番からだが小さいです。しかも、色目が悪いので、お世辞にも別嬪(ハンサム?)とは言いがたいのですが、そこは沈着冷静で判断力に長けていますから、例えばエサの時間に他の4人がバトルを繰り返しているときにも、ひとりテーブルの下で「ニャァ」と叫び、別枠でひとり分をせしめています。この顔、この目でせがまれると、僕はついついワトソンくん用の別皿を用意してしまう。


← みんなとのじゃれ合いでも
 彼はいつも受身。
 「やっ、やられたぁ〜!」



 でも、ときどきは飛びかかっていくんですよ。体が小さいから、ほとんど負けるけれど…。 頑張れ、ワトソン!


 → ワトちゃん と改名(メスだったから。10/20)



○ チ ビ (母ネコ) ↓
わたくしが母親のチビです。
お産してから、体形がちと…

 母チビは、とても優しくておっとりしています。エサを食べているときにチビッ子ギャングたちが来て横取りしても、決して怒らずに、一心に食べている子供たちを見守っています。
生後6ヶ月、
乙女の頃の写真です


   2007年10月のスナップ→


 去年(2007年)4月に生まれたばかりなのに、もう母親になったのですからね。何かとたいへんです。
 断れない性格ですから、「なりませぬ」と言いつつ、ついつい身ごもってしまったのでしょうか(苦笑)。
 
 
冬場はいつも章くんの布団へ
もぐりこんでいました。
章くの仕事を陰日なたから
応援してきたのですよ。
おかげで今は、5人の子宝に
恵まれました













 
 
 
  5匹の子ネコに振り回されて、さすがに母チビも疲れ気味…。ストレスに夏の暑さもあってか、脱毛症になってしまい、首輪が擦れて痛々しそうだったで外してやりました。母親は、気苦労が絶えないのですね。


     今はちょっと落ち着いたのか、
           堂々たる母親ぶりです →



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