飯田 章のホームページ 雑記帳 壱月

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   思いつき、メモ、ぼやき、他のジャンルに入らないことがら、誰かに送ったメールの
  抜粋 … などを記していきます。
   ほとんど根拠のない、気楽な話の羅列ですから、ご用とお急ぎの方はのぞかないで
  ください(笑)。


  零捌年  壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月



 
 
1月31日  大目に見ていたのは…。


 母上が入院してから、チビの養育係は僕の担当。キャットフードに、1日1缶のタラバガニ入りマグロフレークを欠かさずに食していただいている。(人間は、この冬、まだカニを食べていない。)だから、この2ヶ月でずいぶん大きくなったので、母上が退院してきたらビックリすることだろう。
 家の中では、僕がパソコンに向かっているとキーボードの上に座りに来るし、机で仕事を始めると書類の上に陣取る。庭に出れば一緒に出てくるし、台所に行けば流し台の上に飛び乗ってコーヒーを淹れるのを見ている。夜はもちろん、ゴロゴロと言いながら布団の中に入ってきて、僕の腕や足を枕に朝まで寝ている。


← 「何ンや…?」と目を覚ました。 


 母上が居ないのをいいことに、僕の帰宅は、毎晩、遅い。以前から夕食に出て、その足で2〜3軒を回って帰宅というのがパターンだったけれど、母上の小言がないので、2時…3時…が続く。
 帰ってから、チビの食事を用意し、風呂、メールチェック・返信などしていると、すぐに5時、6時である。


 僕が帰宅すると、チビは喜んで(…かどうかはわからないけれど、軽い興奮状態になって)、家の中を走り回る。机の上の書類を蹴散らしたり、積み上げた本を倒して走り回るのだが、まぁ、夜中まで一人で留守番していたのだからと、叱らずに大目に見てやることにしている。
 この話を、猫好きの才媛にしたところ、「大目に見ているのは、猫のほうなのよ。毎晩々々、夜中に帰ってきて、いい加減にしろ、ガブッ! … とやりたいところを、走り回って我慢してるのよ」と言われてしまった。
 
 
  ランの館のオブジェ

 
1月27日  橋下 徹大阪府知事が誕生


 今日、投開票された大阪府知事選は、タレント弁護士の橋下 徹氏(38)が他候補を大差で破り、初当選を決めた。橋下氏の得票は180万票を越えて、2位の熊谷貞俊氏(民主党推薦、99万票)の2倍近く、また他候補全ての得票を合わせても及ばない、圧勝であった。
 

 大阪府民は、タレント知事がお好き(笑)。横山ノックで懲りていたんじゃなかったのか?
何といっても大阪府が抱える課題は、5兆円と言われる大借金の処理と、さまざまな特典・利権に浸かっている職員の体質改善である。
 選挙中に、「職員に汗をかいてもらう」「役人をけちらす」などと発言してきた橋下新知事は、2月6日に就任し、早速に予算の組み上げに取り組むことになる。横山ノック知事のように、「私は素人」と公言して、職員と府議会に全てをお任せというわけにはいくまい。東国原宮崎県知事に倣い、抜群の知名度を生かして府民の味方の役割を演じ、世論を味方につけて政治力を発揮することが出来るだろうか。
 大阪府政の建て直しに成功すれば、国政が待っている…ということで、秘かに僕は期待していることも事実である。


1月26日  夜のスペシャル(夜スペ)スタート


 東京都杉並区立和田中学校(藤原和博校長)で、26日、大手進学塾「SAPIX(サピックス)」の講師が担当する有料授業「夜スペシャル(夜スペ)」が始まった。


 ひろちゃんからのメール、『章くんのHPにあった、公立中学での塾講師による「夜スペシャル」なる有料授業が始まりましたね。参加出来るのは、入塾テストに合格した成績上位者のみらしく、「ゆとり教育」で成績が伸び悩んでしまった上位者を引揚げるためだとか。
 公立の立場で、問題をクリアした一部の学校だけ許可するのもおかしいけど、塾の講師に頼るということに学校の先生のプライドがないのも困ったものですね。』と。


 僕の返信、『 公教育は 死んでいますね(怒!)。 学校の教室を使って学習塾を開くなんて、どうかしている。その感覚自体が情けない。自らの力のなさを認め、学習塾にフォローをお願いしているという構図です。しかも、有料(国・数・英で2万4千円とか)で…。  『 村に不学の子なく、家に不学の人なからしめんことを期す 』と記し、教育は国家の責任であると謳った、「学制発布」(明治5年)の精神は、どこへ行ったのでしょうね。
 歴史を知らず、先人の志が継げない教育者たち…。日本は、教育が崩れているから。人間が育たないのです』。
  
   カトレア 【ランの館】
 

1月17日  ガソリン税の暫定税率


 ひろちゃんから、高騰するガソリンについて、
暫定税率と言いながら、もう何度も勝手に延長しているのでしょう。
 国民の苦境をみたら、もう延長なんて言えないと思うのですけどね。
 国は予算を大きく見直す時期ではないでしょうか。
 無駄遣いを徹底的に見直せばいいだけのことなのに・・・。
 官僚に使われているような政府ではムリですね(苦笑)。


 この国は、政府が官僚と一緒になって国民を騙そうと企む国ですから…
」と。


 まさしく 国が犯罪を行うということは そういうことなのですね。


 ガソリンの値下げは、喫緊の政治課題です。政治が国民生活を守ろうとする姿を見せることで、政治に対する信頼を、少々でも繋ぎ止める方策なのだと思いますが、長期政権に胡坐をかいてきた自民党政権には、そんな政治センスは失われているのでしょうね。


 政権を奪取しようとしている小沢民主党であってこそ、取り組める政治課題ということなのでしょう。


1月15日  「大相撲は日本の国技」なんて錯覚


 ひろちゃんからのメールに、『ガラガラだった大相撲が今場所は大入り満員、朝青龍効果でしょうか(苦笑)。観客の半分は、朝青龍の負けを見たさに足を運んでいるような節もあるようだけど、人気が吹き返したのであれば、相撲界にとってあの騒ぎはケガの功名…』とありました。
 『朝青龍の闘争心は凄いよね。農耕民族の日本人には ちょっと受け入れられない凄まじさ…。相手が土俵を割っても、土俵下へ落ちるまで許さない(笑)。
 日本人が描く横綱像は ぶつかってくる相手を受けて立って なお揺るがない磐石の存在でしょう。でも 狩猟騎馬民族の外人力士の突破力は 相撲道の概念を粉砕してしまった(苦笑)。昔は横綱に対して みんな少し遠慮して立っていた。今は張り手こそしないけれど 頭から突っ込んでいくから、横綱としてもたいへんだぁ(笑)』と、僕の返信。


 「大相撲は日本の国技」なんて言うから、話がややこしい。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、「国技(こくぎ)とは、その国を代表する武術・スポーツ競技を指す。明瞭な定義はない。日本では、柔道、剣道、相撲。」とあるが、「但し、文部科学省は相撲を国技と認めていない」と記されている。
      山茶花(サザンカ)

 「大相撲は日本の国技」なんて、根拠のない思い込みだったのだ。国技なんて、大上段に振りかぶらなければ、朝青龍の傍若無人ぶりも、ザ・デストロイヤーやブッチャーと同じ。フンドシひとつのヒール(Heel)だと思えば、正義の志士たちが寄ってたかって挑戦し、ちぎっては投げられる姿も楽しむことができる。ときどき油断して負けてくれれば、喜びもひとしおで、座布団の嵐…。
 でも、「大相撲は日本の国技」と思わなくなったら、朝青龍の態度への怒りも縮小されて、国技館はまたガラガラになってしまうかなぁ。




1月 9日  20年ぶりにのぞいたスナック


 新年会のあと、20年前に、よく立ち寄ったスナックをのぞいてみました。その当時に、ママはもういい年だったので、すでに亡くなっていて、その頃に店を手伝っていた娘が、今は妙齢のママになっているだろうと言いながら行ってみたのです。
 店が、そのままあることすら驚きなのですが、ナント、ママは健在…。娘は嫁に行って居ませんでした。当たり前か…(笑)。
 ママは、あの頃のことをよく覚えていて 昔話に花が咲きました。もう70才を過ぎて、ン年と言ってました。でも、客の皆んなには、69歳と言っているのですって…(笑)。 
 午前1時、最後の客になり、梅干入りのお澄ましに焼き餅を入れた雑煮を出してくれたのをいただきながら、「また20年後に来るから…」と言ったら、「アンタも、生きてはいないよ」と逆襲されてしまった。


← エリカの花。
 『青い海を見つめて 伊豆の山陰に エリカの花は咲くという』
 西田佐知子が歌ったこの歌、覚えていますか…。



1月 6日  初ゴルフ


 今年の初ゴルフ…、中日CC。 昨夜の飲み屋で 急に決まったのです。
 4ヶ月ぶりにクラブを持って、空振りしないように回ってきました。しかし、スコアは午前中に47、こりゃアカンと頑張ったのだけれど、午後が45で. トータル92。
 スクラッチで握っている正二は81で、がっぽり稼がれ、「章さんも、90を叩くようになりましたか」と言われてしまった(苦笑)。
 ハンディを4つ出している、ミスター6インチの直哉にも88で回られてグロス負け! この男、ノータッチで回ると100ぐらい叩くけれど、6インチプレーだと90は叩かない。僕とは、オフィシャルハンディで12の差があるのですが、6インチを認めてくれるのならばハンディは4つでいいと言うのです。8つのハンディよりも、6インチOKのハンディのほうがいいと、6インチプレーに自信を持っている(笑)。
 奈津子は93。かろうじて、グロスで1ストローク勝ったけれど、同じ白マークから回ってのスコアですから、やられたみたいなものです(苦笑)。「練習しないと、今年は私に負けるわよ」と脅かされた。冗談に聞こえないところが、怖い。
      冬薔薇(冬そうび)


 ゴルフは、やるのだったら練習もして、週に1回ぐらいのラウンドをこなしていかないと、ゴルフをする体を維持できない。体が回らなくて、フィニッシュで右肩が体の前に入ってこないので ボールは右へ吹けていってしまう。スコアにならないから、面白くもない。
 やるならば覚悟を決めてやる。やらないのなら、半年なり1年なり、クラブを持たずに休憩する。… To be or not to be …、ハムレットの心境ですね(笑)。




1月 4日  「カラマーゾフの兄弟」 第1巻


 光文社から新訳が出たというので、学生時代以来、30ン年ぶりに「カラマーゾフの兄弟」を読んでいます。ロシア文学の登場人物の名まえの煩雑さは尋常でなく、前回も自分で、これが父親でその長男がこれで次男がこれ…その愛人が…と相閑図を書いて読んだものですが、今回の新本も「しおり」に主な登場人物を書き出してあります。


 第1巻でドフトエフスキーは、『裁判所では 悪人を裁くことは出来ない。懲役刑を受けても務め上げればいいだけで、悪人は心から悔い改めることはないから 悪いことをするものは減らない。悪人を裁くことができるのは教会だけで、神に対して不正を行うものは恐れおののかなくてはならない。教会の力は、悪を根絶することが出来る』と、登場する教会の長老に語らせています。
 作家という人たちの人間を見る目は鋭いですね。いたるところでハッとしたり、なるほどとうならされる表現・記述があります。


 再読なので、30年前に読んだときよりも中身に入っていけています。前回は、飲んだくれの父親フョードルが殺害され、犯人は息子であるカラマーゾフの3兄弟の誰かなのか…というミステリーじみた展開に、難解な人名と格闘しながら 筋書きを追うのがやっとだったようでしたが、今回は 国家か教会かの裁判論争とか、清純な美女カテリーナが、父が使い込んだ公金の穴埋めをしてくれたアリョーシャに宛てた恋文の一行、『私はあなたの家具になります。あなたが踏んで歩く絨毯でもかまいません』(相手に、自由に生きて良い。私は不平は言わないの意味)という表現に感動したりしています(笑)。




平成20年 1月 2日  新らしい年が明けました。 


 あけましておめでとうございます。 


 何ということもなく 年が暮れて、何ということもなく 新しい年が明けました。
 大晦日も、元日も、2日も…、昨年11月から入院している母上の病院をのぞき、帰って机に向かい チビ(猫)にえさをやり、「カラマーゾフの兄弟」を読んで 日々が過ぎていきます。


 母上でも(失礼)、家の中での役割はあったみたいで、居ないと、なンか僕が忙しいです。ちょっとした仕事があれこれあって、家の中のことって、案外、時間をとられますね。


 一番手間がかかるのは、チビのお相手でしょうか(笑)。言うことは聞かないし、叱ると怒って噛み付いてきたり、家の中を走り回って怒りを爆発させています。
 チビは、自分のほうが僕よりも位が上で、母上が居ない今は、家の中の大将だと思っているようです。


 僕が机で仕事をしていると書類の上に居座り、夜は布団の中に
 もぐりこんできます。この【写真】は、パソコンの横の棚に
 陣取り、プリンターの印刷を監視しているところです。  →




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