8月29日(月) 民主党新代表に 野田佳彦
事実上日本の総理大臣を選ぶ民主党代表選(両院議員総会)は、党所属国会議員398人(衆院292人、参院106人)が投票権を有し、1回目の投票では投票総数395票に対し、海江田氏143票、野田氏102票、前原氏74票、鹿野氏52票、馬淵氏24票で、過半数に届いた候補はいなかった。
海江田、野田両氏による決選投票の結果、野田氏が215票を獲得し、177票の海江田氏を破った。
野田佳彦氏は30日の衆参両院本会議で首相指名を受けて、
第95代62人目の首相に就任し、その後、野田内閣が発足する見通しである。
この代表選を通して見えてきたことは、第1に
小沢・鳩山の影響力の低下である。もはや小鳩は民主党を左右する勢力たり得ない。首の据わらない鳩ポッポについていく子分鳩は、エサのおこぼれに預かろうという駄鳩ばかりだ。幹事長ポストを振りかざして新人議員を寄せ集めた小沢の子分たちは、人材と呼ぶには程遠い集団であり、次の選挙では泡と消え去る、役立たずたちである。小沢が右を向けといえば右を向き、海江田と書けいえば海江田と書く、理念もビジョンも共有しない子どもたちだ。それを束ねることで、数は力だと空しく吼える小沢一郎という男の虚構も、浮き彫りにされたということだ。
第2に、
民主党は「党の綱領」を早急に作成しなくてはならない。重要政策…、例えば国の安全保障にしても、核になる綱領がなく、党首や執行部によって全面変換を臆面もなくするのだから、どこからも信用されないのは無理もない。
第3に、
民主党の議員はもっと勉強することだ。先の総選挙で予想外の大量当選者を出してしまい、素人がいっぱい国会議員バッジをつけているという事実はある。ならば、党が公式の勉強会を開き、議員たちに受講させることだ。テストもして、一定の点数を取らなかったら、補習授業を行うことも必要だろう。政治家が勉強すること、それが政治主導の第一歩だろう。危機的な原子力行政、TPPを抱える農業問題、待ったのきかない国民年金、破綻している医療行政、低下し続けている教育、… どれをとっても、民主党に任せようと思わないし、民主党が解決できると思えない。
野田新首相が、財務省寄りで、財源不足を増税でまかなおうとする発想しかないのではないかという懸念もある。「経済成長なくして、増収なし」なのに、このデフレ不況の真っ只中で増税すれば、日本企業の足腰は砕かれ、外国企業は逃げ出す。
ただ、しばらくはお手並み拝見を決め込もう。東電解体、発送電分離…といった、思い切った有効な手立てを講じる政治ができるかどうか。
東日本大震災からやがて6ヶ月…。何にもしてこなかった前政権の後を受けて、早急の収拾が求められている。今までのどの内閣よりも、時間の余裕はない。
8月26日(金) 親小沢 vs 脱小沢の戦い
−小沢頼りという誤った選択は、自らの政治生命を絶つ−
やっと菅直人が、国会内で開かれた党両院議員総会で退陣を正式表明した。この顔を見なくてすむのかと思うだけでも、体調がもどる(笑)。
その後継を決める民主党代表選は「27日告示、29日投開票」の日程で行われるようだが、党内最大勢力を率いる小沢一郎元代表は今夜、国会内で鳩山前首相と会談し、すでに立候補を表明した前原誠司前外相に対抗するため、鳩山グループの海江田万里経済産業相を支持することを決めた。選挙戦は26日夜までに計5人が名乗りをあげ、「脱小沢」と「親小沢」の対立を軸に展開する見通しとなった。
まだ民主党はこんな次元の代表選をやっているのかとあきれるし、
小沢一郎の力に頼ろうという動きがあるのが不思議だ。小沢一郎は、刑事被告人であり、党員資格停止処分を受けている身であり、何よりも国民からすでに見放されている存在である。
そのご威光にすがっていくことは、自らの首を絞めることだと、なぜ気づかないのだろう。
代表選は、第一回目の投票では1位海江田・2位前原となるも、過半数を制するものがいなくて、決選投票で反小沢連合が結集し、僅差でもって前原代表の誕生という図式であろうと思っている(願っている(笑))。
章くんの描く理想の展開が実現することが望ましいが、それにしても海江田は終わったなぁ。万が一代表選に勝ったとしても、その後の言動には小沢の影が付きまとうし、国会運営においても小鳩の操り人形では、野党の理解は得られず、菅政権以上のねじれ苦難の道が待っている。初めから国民の支持はないも同然で、政治生命は尽きたというしかない。せっかく男泣きしたのに…。
8月24日(水) カンフー・パンダ
津ワーナーマイカルへ5回映画を見に行くと1回分タダというサービスがあって、前回、タダの資格ができたので、今日、映画に行ってきた。
8月23日(火) 紳助引退の向こうにあるもの
タレントの島田紳助が引退を表明した。引退の理由は、「平成17年6月頃から平成19年6月頃までの間、暴力団関係者との間に携帯メールのやり取りを行っていた。このような行為は、社会的影響力の高いテレビ等のメディアに出演しているタレントとしては、その理由を問わず、許されないものである。今回判明した行為自体は法律に触れるものではなく、また、経済的な利害関係が認められるものではないが、多数のテレビ番組にメイン司会者として出演していること等に鑑み、当該行為を認め、何ら弁解することなく深く反省したうえ、今後について、自ら社会的責任を取って芸能活動から引退する」というものだ。
潔い引退の弁だが、果たしてそうか? 数年前に、女子マネージャーを殴りつけて怪我を負わせるという刑事事件を起こしたときには、涙の記者会見をして復帰を果たした紳助が、過去の5〜6回の暴力団関係者とのメールぐらいで引退を決意するとは思えない。
問題の親密なメールとは、未公開株売買を巡り恐喝未遂罪に問われている元プロボクシング世界王者渡辺二郎被告(大阪高裁で実刑判決を受け、上告中)との携帯メールのやり取り中にあったいうことだが、その中で何らかの犯罪事実が警察に押収されたのではないか。「こりゃぁ、逃げられまへんで」と因果を含められ、引退という重い身の処し方で、その刑事罰を問わないことにしたのではないか。
ふと、ある元県知事の身の処し方と同じだなと思った。公金を私したという疑惑を問われた彼が、再選が確実だとされていた次の選挙に立候補せずに政界から引退することで、刑事事件として立件せずに幕を引いたとされる一件である。
『こりゃぁ、逃れられんよ。このままでは、縄付きになって刑務所へ行くしかない。引退という最高の反省を表す身の処し方で収めるしかないなぁ。引退なら、世間も追求せずに忘れてくれるだろう』といったやり取りが、あったのか…、なかったのか…。
8月21日(日) 民主党党首選 小沢詣で
民主党党首選に向けて、170票余を握る、党員資格停止中の小沢一郎のご機嫌をとろうという動きがあると報じられている。
野田、海江田、鹿野らの候補者は、「小沢氏の党員停止資格は再考すべきだ」などと述べているとか。票が欲しいばかりに、邪(よこしま)な権力者に擦り寄ろうとする、醜い姿だ! 「どんな手を使っても、当選しなきゃ話にならない」というのが彼らの政治哲学かもしれないが、正義と民意に逆らう選択は、たとえそれで政権を取ろうとも、それらの候補者の姿に卑しい我欲が見え透いていて、人々の支持は得られない。
この時点で、野田、海江田、鹿野には、民主党党首…即ち
日本の総理になる資格はない!
その点、前原誠司は、「小沢氏の処分は、現執行部が決めたことだから守らなくてはならない」と、その主張はブレていない。政治を行うものには、必要欠くべからざる姿勢である。
僕は、特に前原のファンというわけでもないが、今、総理を任せるのはこの男しかいないと思っている。
8月20日(土) 「脱原発」は間違い!
福島原発事故にショックを受けている国民の気持ちを見透かしたかのように、支持率回復を狙った菅首相の「脱原発」発言が飛び出した。
この時期、やっぱり原発は恐ろしい、だから自然エネルギーに転換すべきだというのだろうが、果たしてそうか。これから何十年もかけて原発を廃炉にし、その間新しいエネルギーを生み出していくことに、日本は耐えられるだろうか。研究費や設備に投資をし、高コストの発電を続けていくことに、国民はまだ高い電気料金を払っていく覚悟が出来ているかもしれない。
しかし、日本の経済は耐えていけるだろうか。ただでさえも低迷する国際競争力にあえぎ、無策の政治に翻弄されて、存続さえも危うい日本企業が、高負担を要求されるエネルギーの変換に応じられるとは思えない。菅首相の「脱原発」発言があった翌日の閣僚懇談会では、閣僚から強い異論が呈され、首相は「私個人の考え」と釈明するお粗末さであったことが、この事情を如実に物語っている。
(以下、【日本は今 216】へ)
8月17日(水) 民主党代表選 −前原は出馬するか−
理不尽にも菅直人が突きつけた辞任三法案が(法案自身の正当性は別にして)成立する見通しとなり、歴代首相ワースト5以内には確実にランクされるであろう(ワースト1とか3とかランキングするべきところだが、直前に鳩山、その前が麻生、福田と並んでいるので、つい躊躇してしまった)菅首相が、やっと辞任する運びとなった。
一向に進まない大震災の復興、原発事故の収拾、さらには大震災に勝るとも劣らない国難と言うべき円高と、喫緊の課題には手も足も出ず、「エネルギー再生法案」なんて極楽トンボなことに血眼を上げている政権には、一刻も早い退陣を願うしかない。
これにともない、民主党の次の代表戦に向けての動きが活発化している。本命といわれる野田佳彦財務大臣に対して、対抗馬は大勢いて海江田万里経産大臣、鹿野道彦農水大臣、馬渕澄夫前国交大臣、仙石元官房長官など、わけのわからん連中までもが「推薦いただけることはありがたい」などと、身内の2〜3人が出ろ出ろと言っているだけなのに出馬をにおわしている。
野田佳彦は、財務省に取り込まれすぎていて、その政策では日本は後退するだけである。増税・大連立…なんて、前時代の政策しか語れないこの男に期待することは何もない。本命といわれているが、他に人材がいない民主党だからまだマシだというだけで、本気で彼を担ごうとしているものは、ごく少数であるというのが本当のところだろう。
海江田万里は、本会議で泣いたことをマイナス評価されているが、国民は好感を持って受け止めていると思う。菅政権などという泥舟の、しかも経産相なんて貧乏くじの矢面に立たされ、一生懸命にやるほど後ろから矢を射られて、無念の涙を流した心情にはみんな同情している。「あんなアホのために、なんで…」と誰でも思うだろう。菅直人は原発再開にゴーサインを出しておきながら、海江田が「再開を承認します」と言ったとたん、「ストレステストを行い、完全に安全が確認できるまでは…」なんて世間におもねることばかりを考えて、平気で裏切る始末であった。海江田は、自分のために泣いたんじゃない、菅政権の情けなさに泣いたのだ。ただ、党内の支持基盤は脆弱である。
馬渕は子沢山…、だから実直だ(大阪の橋下知事も、同様の意味で実直だ)。2005年の構造計算書偽造問題を追求して名を上げ、2010年前原国交大臣の後を受けて副大臣から昇格したが、11年内閣改造で退任。経済産業副大臣を打診されるも、これを拒否している。まあ、今回出馬すれば、負けてもともとの顔見世興行だろう。
あと、鹿野、仙石、樽床なんて、コメントにも値しない。
前原誠司…、出馬するだろう。今の民主党代表は、即ち内閣総理大臣である。民主党は、この先、選挙に勝つことはないだろうから、二度と民主党政権が成立することはない。政界が再編されて、いつかまた前原に首相の座がめぐってくるかもしれないが、それは先の話で、その保証もない。
しかし、今、代表選に勝てば、前原政権が出来るのである。2年後の次の衆議院選挙まで、前原内閣を組閣して実績を示し、(民主党はもう終わっているから、その再生なんてことは考えずに)新しい政界図を作ればいい。そのキャスティングボードを握れるとなれば、遣り甲斐のあるポストではないか。
8月15日(月) 大東亜戦争に至った、西洋諸国の国家エゴ
終戦記念日を迎えて、日本が大東亜戦争を戦った意味を考えてみたいと思い、いくつかの資料を紐解いてみた。そのうちから、今日は、日本と西洋との心理的なかかわりをもとに、開戦に至る道程をたどってみたい。
…略… 1853年7月8日、アメリカの第13代大統領フェルモアから天皇に宛てた親書を携えたペリーの率いる4隻の艦隊が江戸湾の浦賀沖に現れ、日本の泰平の眠りは破られた。ペリーの日記を見ると、「日本人は優柔不断。だから、常に力を誇示し、日本人の言うことはいっさい無視する」という対日交渉の基本戦略が見られる。ペリーは国力・軍事力・組織力・技術力などあらゆる面で圧倒する力を見せつけ、日本人に直面しているときは、本音、疑問視、弱音などは一切見せず、顔色ひとつにしても終始強硬姿勢を貫き、アメリカは必ずその意思を通すのだという姿勢を見せた。
アメリカは、1776年に独立宣言を発して以来、外国の支配や影響力を排除し、西へ南へと領土を拡大して行ったが、その過程では大陸の先住民インデアンたちは騙され、虐殺され、追われ、隔離された。物々交換で渡す毛布に天然痘菌を付着させ、免疫のなかったインデアンたちを大量死させたりもしたという。
このアメリカの国家形成と拡大の政治哲学は、他民族や異文化に対する尊重や配慮などはなく、全て物事は自分たちの有利になるように力で解決しようというもので、実はこれとほとんど全く同じ考え方が、20世紀、21世紀になってもアメリカの存在と生存の哲学であり、外交方針であることに驚かされる。ペリーが浦賀に来て開国を迫ったときの交渉姿勢もそうであり、さらには大東亜戦争開戦当時に示したハルノートの提示などに見られる姿勢もそうであった。
(以下、【日本は今、214】へ)
8月13日(土) 日本の農業 (書きかけです)
今、小学校5年生の社会科の教材原稿を書いている。日本の食料自給率の学習で、教科書には、「農産物の輸入相手国であるアメリカやオーストラリアなどでは、少ない人手で、広大な農場から大量の農作物を生産しています。そのため、農作物を安い値段で輸出することができるのです。
一方、日本の農家では、人手→肥料などを多く使って、狭い農地から出来るだけ多くの生産量を上げようとするので、農作物の値段が高くなってしまうのです」と書いてある。だから価格競争で敗れ、外国からの輸入に頼らなければならないというのである。
さらに、その日本の農業の将来に向けての取り組みとして、「共同で米作りをすること」「多くの農地を借り、大型機械を使う農業へ」「消費者の好みに合った、安全でおいしい米作り」などをあげている。
さて、ここでは教科書を離れて、大人用の「日本の農業はどうすればいいのか」を考えてみたい。【今日はここまで。続きは また近日…】
8月11日(木) インド・ネパール料理「カラカッタ」
先日の夜、店の前を通ったら、インド人らしき人が前に立っていた。多分、その人が料理を作っているんだろうなと思い、一度、寄ってみようと思っていた。
予想外に店内は明るく(今まで行ったインド料理店は、なぜか総じて暗かった)、漆喰を塗りこめた黄土色の壁に、インドらしい装飾が施されていて、異国情緒が漂っている。
どんなものがあるのか、お勧めなのか、全くわからなくて、お店の人に聞きながら、ケバブ(羊の肉を焼いたもの)、タンドリーチキン、4種類のカレー(チキン・豆・かぼちゃ・もうひとつは何だったか?)と野菜サラダ、そして、ナンとライスを注文した。
手前から、ナン、ライス、4種類のカレー、右にケバブが見えている。チキンと野菜サラダは写っていない。 →
一番向こうに写っている巨峰ヨーグルトが、すごくおいしかった。ヨーグルトは、他に蜂蜜とか、カシスとか、いろいろな味があって、章くんはマンゴスチンヨーグルトを追加したのだが、巨峰味が一番おいしいみたいだ。
カレーは、インドじゃ毎食出てくるというから、あまり刺激的であってはいけないのかもしれないけれど、コクとスパイスの効いた日本製カレー(?)を食べ慣れているせいか、章くんにはもうひとつもの足らない。今度は、辛さをもう1〜2段階上げてもらうといいのかもしれない。
量が多すぎて、食べ切れなかった。残してしまったと言ったら、カレーも特性のパックがあって、みんなお持ち返り用に包んでくれた。だから、翌日のお昼もカレーだった。
1杯400円のヨーグルト…だけを飲みにいってもいいだろうか。ほんのり甘くてどこか酸っぱい巨峰ヨーグルト…、癖になるおいしさだった。
8月9日(火) 歴史認識についての議論
7日の日曜日、タカジンの「そこまで言って委員会」で、アメリカ人のケビン・メア
(アメリカ国務省元日本部長・アメリカ元沖縄総領事)・ジェームス・スキナー
(戦略家・経営コンサルタント)・セイン・カミュ(タレント)を招き、三宅久之・宮崎哲弥・勝谷誠彦らいつもの出演者に、武田邦彦・朴 一・眞鍋かをりらを加えて、彼我の歴史についての討議をしていた。
テーマは、『アメリカは、原爆を落としたことに謝罪するか』、『戦後の日本が、アメリカ依存の体質に陥ったことに、アメリカは責任を感じるか』、…など。
もちろん、アメリカ側の主張は「謝罪しない」「責任は無い」というものであった。アメリカですら、対日戦と占領政策における過ちは、一切無かったというのである。ましてや、他の国々…ロシアや支那など連合国が、今更「東京裁判は誤りだった」、(マッカーサーのように)「日本の開戦には必然的な理由がある」と言うことは期待できない。国際社会の主張とは、そういうものなのである。(以下、
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8月8日(月) 最低! ニュー浜島
扶美ちゃんが、プンプンして帰ってきた。昨日、半年ぶりに会う旧友と、志摩の「ニュー浜島」に泊まって、おいしい料理を食べ、ゆっくり温泉に浸かって、おしゃべりしてくるのだと上機嫌で出かけたのだが、帰ってくるなり、「アカン、最低、あんな旅館もう二度と行かん」とオカンムリである。

旧友が、『お徳プラン、31500円を20000円で』というプランを見つけ、申し込んでくれたものらしい。うたい文句は「
メイン料理が3品選べる◆三重の幸・大満足コース◆、メインのお料理を伊勢志摩の三大グルメ
伊勢エビ・アワビ・松阪牛の6品の中からお一人様につき3
品をお選びいただく全11品の懐石料理です」という料理がこれ…
→
フミちゃんに言わせると、「料理の一品ずつは、ひとつまみの少なさ。アワビのフカヒレ煮って言うけれど、フカヒレなんてどこにあるのか形は見えない。お刺身も、志摩のお魚じゃなくて、スーパーのパック入りと変わないべったりで、一切れ食べてあとは残した」。
「仲居さんはカタコトで、行き届かないし、お風呂の前の休憩所に置いてあった自動演奏のピアノに「8時になったら演奏が始まります」と掲示してあったから待っていたけれど始まらないので、フロントに電話したら「ただ今壊れていまして修理中です」と言われた。もう、二度と行かない!」と、話しながらヒートアップしてくる。
「これで31500円って、志摩の旅館はみんなこんなのかなぁ」とカンカン…。ことは、この旅館だけの問題でなく、志摩の旅館全体のグレードにかかわることになってきた。
「帰り道、昼食に寄った、伊勢市のフランス料理店「ボンヴィヴァン」の料理は美味しかった」と、やっと溜飲が下がった様子…。旧友も、なんとか機嫌を直して大阪へ帰って行ったそうである。
8月7日(日) 厚顔無恥な民主党の主張
NHKの日曜討論で民主党の五十嵐文彦(財務副大臣)は、『「赤字国債発行法案」が成立しなければ日本経済・復興支援…、さらには国民生活に重大な影響が出る』と主張し、不成立の場合には野党は責任を問われるといった論調であった。
これに対して、自由民主党の鴨下一郎(政務調査会長代理)、公明党の石井啓一(政務調査会長)は、「更なる無駄の削減が必要」と条件を述べている。
この議論は野党側に理がある。(以下、
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8月6日(土) トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
上映時間も確かめずに映画館へ行ったものだから、吹替え版の上映には3時間ほどあって、20分ほどで始まる字幕スーパーを見ることになった。
善のトランスフォーマー「オートボット」は人間との間に問題を抱えながらも、姿を車に変えて人間社会に溶け込み、人類との同盟を続けている。
1969年、アポロ11号が月面に降り立った。人類は歓喜に沸いたが、実はアポロ11号のクルーたちには、月面に不時着したトランスフォーマーの宇宙船を地球に持ち帰るという極秘ミッションが課されていた。
40年後、トランスフォーマーの「センチネル・プライム」が、月面から持ち帰られた宇宙船を利用し、故郷のサイバトロン星を地球に復興しようと、悪のトランスフォーマー軍団「ディセプティコン」と組んで、地球侵攻を企てる。
地球を守るため、
「オートボット」は友人サムたちとともに立ち上がる。
← いつもは黄色のカマロ(中古)に姿を変えて、街を走っている。
機械人間トランスフォーマーたちが変身し、戦闘するシーンの3D映像は楽しめた。ブィンと腕を一振りすれば車が吹っ飛び、投げ飛ばされた先がビルならば倒壊する。
アメリカの映画評論家マット・ゾーラー・サイツにより米文芸サイトSalon.comで発表された、「映画史上最も騒々しい映画10本(The 10
Loudest Movie Ever)」にて第1位に選ばれた。
人間よりも人間らしい心を持ったトランスフォーマーたち…。地球を守った彼らは、今日も車に変身して、街を走っている。かっこいいスポーツカーか、すぐにエンストするクラッシックカーか、それとも、とてつもなく大きいコンボイか、とにかくちょっとタイプの違う車が走っていたら、トランスフォーマーじゃないかと疑ってみることだ。
8月2日(水) 嬉野CCで「78」
− 半年のブランク、再開後6回目のラウンドで、やっと70台 −
インスタートの10番で、ヨセワンのパーが来た。何となく、引き締まった予感があって、続く11番、極端な打ち上げの137Yパー3を7番で打ってナイスオン! →
この2メートルをしっかりと沈めてバーディ。この時点で1アンダーだ。
… この後の展開は、【
ゴルフ104】を見ていただくとして、インは1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの40。アウトは2ボギーの38。トータルは78と、今季初の70台であった。
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