12月17日(日) 10時53分スタート、日没、点灯
天気も良さそうだし、気温も10度を上回ると言っているから、ゴルフにいくかと、前日に予約の電話を入れた。
遅いほうが…という章くんのリクエストに「じゃぁ、10時53分のスタートで」と最終枠を取ってくれた。「日没もあり…ということで」と付け加えて…。
昼食を終えて、後半の9ホールにスタートして行ったのが午後2時55分。当時を5日後に控えているこの頃の日没は午後4時35分ぐらいだ。
始めのハーフは3時間10分かかっているが、あと1時間40分で日没。秋の日はつるべ落としで、午後3時を過ぎると冷え込んでくるし、5時にはボールは見えないだろう。
でも、カシミヤのとっくりセーターにウインドブレーカーを着込んだ章くんは寒さ知らずであった。ほとんど風のない日であったことも幸いしたが、今までウインドブレーカーを着てラウンドしたことがなかった章くんだったけれど、寒いのは苦手…、もはやスコアなんて言ってられない…との決意のもと、薄手ながら風は通さない1枚を羽織ってラウンドしてみると、邪魔にならないし、確かに温い。

最終ホールのティショットを打ったのが午後4時35分。章くんの組は、4ホール連続OBという豪打の持ち主のお父さんとその奥さん、127ストロークという天才的天然女子ゴルファーの扶美ちゃん、そして章くんの4人組だが、ここまで1時間40分で回ってきている。
最終の9番ホール。
照明灯に明かりが点いた →
午後4時55分、クラブハウスへへ。スコアよりも、無事、ホールアウトできたことを喜び合う4人であった。
お風呂に入って帰るときには、当然真っ暗。駐車場の車が、暗くてどこにあるか見えない。白山ヴィレッジGCよ、駐車場の照明も、コースの照明ぐらい明るくするようにね!
12月2日(金) 失言→辞任 -田中防衛局長、鉢呂経産大臣-
11月28日の夜、沖縄の米軍基地建設に関する環境評価書の提出時期を一川防衛大臣が明らかにしないことに関して、田中聡沖縄防衛局長が地元紙など十数社の記者たちと、居酒屋で酒を飲みながらのオフレコ懇談会の席上、「『犯す前にこれから犯しますと言いますか』と女性への暴行にたとえたと受け取れる発言をした」と、琉球信奉が29日の朝刊で報じた。
発言に品性がないことは確かにそうだが、オフレコの懇談内容を記事にするのはルール違反ではないのか。オフレコだというから本音を喋ることもあろうし、くだけた表現で座を沸かそうとするサービスもあるのだろうが、こんなふうに書かれるのでは、記者会見よりももう少しホントのところが聞きたいと、親しい記者らを集めて食卓を囲みながら行ったりする「オフレコ懇談会」など、今後は開かれなくなるだろう。
田中局長も「表現が不適切でした」と陳謝すれば一件落着という話ではないか。それを、朝日・毎日・読売・産経らの大新聞が、「難しくなる基地建設」「地元の理解は得られない」などと後追い記事を書く始末だ。完オフとの約束があったことを知りながら、話題性があればすぐに飛びついて、当事者の瑕疵(かし)を論(あげつら)い、辞任に追い込む。これが「報道」というものなのか。
さらに、「弁解の余地はない」と一川防衛大臣が田中局長を、即日、更迭したことは、騒ぐマスコミや一部の人々のガス抜きに、局長のみに責任を押し付けて処理しようとする姿が露わで情けなかった。やっぱりこの男は、大臣の器ではない。
9月、野田内閣のスタート直後、就任して間もない鉢呂経産大臣が福島の現地を視察して、「人影もない『死の街』」と表現したことが「地元住民の感情を逆撫でする」と批判された。視察後、知り合いの貴社にふざけて「(放射能を)うつすぞ」と言ったとか報じ、悪ふざけが過ぎると批判して、辞任に至った。
『死の街』…、その通りだろう。放射能被害は深刻で立ち入り禁止区域なのだから、誰も住めない、文字通りの『死の街』だ。これで「地元住民の感情を逆撫でする」といわれたのでは、真実を表現することができなくなる。各紙の紙面にも、これまでに『死の街』という単語は載らなかっただろうか。
「(放射能を)うつすぞ」とふざけたことが、大臣に辞任を要求しなければならないほどの重大事なのか。どうでもよい些末なことを必要以上に摘み上げ、騒ぎ立てて、責任を追及するのは、もうやめにしてはどうか。何が重大であるのか、果たして大マスコミといわれる彼らはわかっているのか。
オフレコ懇談会で真相に近いホンネを探ることができたならば、それを確かめるために関係機関や当事者の下に夜討ち朝駆けして通い、問題の真の解決策を見つけ出していくのが「報道」というもののあるべき姿ではないのか。
昨今の報道各社の姿は、相したあるべき努力をせずに、小さな傷口を見つけてはことさらにそれを広げるような姿ばかりが目立って、見苦しい!
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