雑記帳 2014年 3月 
 

 
  思いつき、メモ、ぼやき、他のジャンルに入らないことがら
 誰かに送ったメールの抜粋 … などを記していきます。
  ほとんど根拠のない、気楽な話の羅列ですから、ご用とお急
 ぎの方はのぞかないでください(笑)。   (文中敬称略)


     2月14日、日本列島は早春の雪に包まれました。
      15cmと発表された、津市お城端の雪景色です。→

 ①子どもたちに、学問することの楽しさを知らせ、確かな学力を習得させること。②戦後の日本を覆ってきた東京裁判史観を払拭し、大東亜戦争を戦った日本の正当性を確立すること。
 この2つのライフワークに向かって、今年、一歩を踏み出します。
    

 零捌(08)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 零玖(09)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱零(10)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱壱(11)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱(12)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 拾月 拾壹月 拾貳月

 (13)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 拾月 拾壹月 拾貳月
 (14)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月



   
3月31日(月) 桜咲く、知多の春

 東海市に所用があって、知多半島を訪れた。半島の付け根をちょっと訪問しただけだが、知多は暖かい。桜が8分から満開だ。

← 東浦町「於大公園」

       東海市「大池公園」↓






 津インターから伊勢自動車道に乗ると、1時間で知多半島道路へ…。南へ10分で東海市、20分も走れば常滑市(中部国際空港)だ。

 菜の花の黄色い頭が風に揺れ、一足早く春が上陸する知多半島…。近日また訪問することにしよう。


  
3月29日(土) 小保方問題は、問題ないョ!

 毎年3月末から4月はじめは、『1年に20日間しか働かない』と言われている章くんの、その20日間の真っ只中である。前半のひと山を終えて、今日・明日の土日はひと息ついている。この「雑記帳」を記すのも久しぶりだ。
 1週間ほど前まではコートが手放せない寒さだったのに、彼岸を過ぎてからは春の陽気を通り越すほどの暖かさで、津市内の桜も一気に花を開き始めている。

 この3月から4月への推移は、年度の移り変わりだ。世の中の変遷はめまぐるしく…、それでいてはかない。春闘で1万円のベースアップを発表した企業もあれば、「景気上昇も実感できない」という声も根強い。STAP細胞は有るか無いかと大騒ぎしているが、カワイイ女の子が割烹着を着て頑張ってるのだから、それだけでいいじゃないか。発表論文にコピペがあるなんて言っているが、科学の成果は発表した時点で普遍的になり、あとは誰が実験しても同じ結果になる。だったら同じことを異なる言葉で書かねばならないなんてことをやってないで、誰かが書いたわかりやすい解説をそのまま使えば、それが一番いいのだろう。それが著作権の侵害ならば、先人の成果をそのまま使う学問は全て権利の侵害であり、マナー違反だ。

 怒るならば、中韓露の領土侵犯・不法占拠に怒れ。南京大虐殺・従軍慰安婦などの歴史捏造や本土大空襲・原爆投下などの戦争犯罪を問い、東京裁判の欺瞞を明かして、日本の正当性を取り戻す戦いに参戦しろ。
 枝葉末節ににこだわっていたら、今年の桜も見逃すよ!



   
3月14日(金) 安倍内閣、『河野談話』の見直しせず

 安倍首相は14日の参院予算委員会で、『河野談話』について「安倍内閣で見直すことは考えていない。歴史に対して我々は謙虚でなければならない」と答弁した。
 韓国に対する配慮は無用! 韓国は日本の配慮を鬼の首を取ったような対応をし、外交カードに使ってくることが、今までの慣行だ。韓国に対しては、歴史の検証あるのみである。
 ただ、今回の配慮は、アメリカの要請を受けてのことであろう。日韓は対中・対ロの防波堤なのだから、仲良くしてもらわなくては…というのが、オバマ訪日の前提として通告されたのだろう。韓国はただっ子国家だから、対日譲歩をしたら政権が持たない。ここはひとつ、日本が大人の対応を…と要請されて、安倍首相はこの答弁となったわけだ。
 が、『河野談話』の検証は反論の余地のない厳密さで行い、検証結果を韓国にも伝えて、韓国がこれ以上に世界各都市で慰安婦像を建てるなどの悪さをしないように止めを刺しておかねばならない。
 同時に、アメリカにも恩を売って、「日本はアメリカを裏切ることはないけれど、大東亜戦争下におけるアメリカの犯罪も反省をしてもらわなくては困りますよ」と念を押しておくことだ。今は、アメリカの要請は80%以上受けざるを得まい。しかし、アベノミクスに成功を収め、安部外交を成功させた暁には、アメリカにも真のパートナーシップをもって付き合いのできる国になることだろう。
 大東亜戦争前夜のように、そうはさせじとアメリカはまた日本の行方をさえぎろうとすることが目に見えている。しかし、その妨害をかいくぐって、アメリカがNoを言えない日本になること、それこそが安倍内閣の目指す「戦後レジュウムからの脱却」である。あと5年か…、その日を目指して「欲しがりません、勝つまでは」と言えば、「いつか来た道だ」と田島先生に叱られるかな(笑)。


   
3月11日(火) 戦後左翼の衰退  -でも、田島先生をいじめてはいけないよ-

 9日(日)の「たかじんのそこまで言って委員会」を録画してあったので、深夜、仕事をしながら流し見していた。
 作家でNHK経営委員に就いている百田尚樹4が出演していて、田母紙俊雄候補を推した東京都知事選の応援演説で「他の候補はみんなクズ」とやったのを、テレビコメンテーターあがりの民主党参議院議員有田芳生が国会の質問で取り上げたことに対して、「国会で取り上げるようなことか。証人喚問で呼んでくれたら、思いのたけをぶちまけたのに」と反論し、あわせて「大東亜戦争における東京大空襲や原爆投下はアメリカの戦争犯罪だ」と持論を展開していた。
 これに対して、田島陽子が「日本はその前にアジアで1700万人を殺し(その根拠は説明していない)…」と言うのに対して、「そう、戦後、日本人はGHQの思想統制と言論封殺によって、悪いことをしたのだから当然の報いだ。悪いのは自分達だと、すっと思い込まされてきたのです」と説明…。田島陽子はそれに対する反論はできず、「ぼそぼそと片隅で言っているだけでなく、国際世界に大きな声で言い、東京裁判はインチキだったと国際裁判所に訴えるなどしなさいよ」と方法の批判に移った。
 ここで百田は「ソ連が崩壊するのに70年かかった。一つの思想や体制が崩壊するのにはそれぐらいの年月がかかるのかと思われるが、日本も戦後70年になろうとして、やっと戦後史観や体制を見直そうという機運ができてきたということでしょう」と言っていたが、なお田島陽子が「だいたい阿部さんにしても戦後体制の見直しなんて言っているけれど、世界に向けて堂々と発信せずに、ウジウジと差し障りのないところで愚痴ってるのは、男らしくない!」と断じられ、「だから、今からやりましょうと動いているんです。判りませんか」とヒートアップ。
 昨今、田島陽子のように戦後体制の中にはびこってきた存在は、その居場所を失いつつある。戦後を代表する「朝日新聞・毎日新聞」が、戦後社会の中でどれほどのウソを垂れ流してきたかが検証される時代となり、ソビエトの崩壊・社会党の凋落に象徴されるように左翼言論人の存在は希薄になった。「そこまで言って委員会」における田島陽子の姿も、ちょっと痛々しい。彼女の発言に対して、他のみんなが口々に一斉攻撃するのはやめにするべきだ。

 その田島陽子が言う「原爆などはアメリカの犯罪、東京裁判はインチキと言うならば、男らしく世界に向かって大声で言いなさいよ。身内同士でぼそぼそと愚痴ってないで…」という絶叫は、実は悩ましい問題を含んでいる。
 今の世界に向かって「原爆はアメリカの犯罪、東京裁判はインチキ」と言うのは、飛んで火に入る夏の虫である。だからこそ田島陽子は声高にそう主張したのだろうが、それでは暴力団事務所に行って、お前らは犯罪人だと叫ぶようなものだ。今の世界は大東亜戦争の戦勝国が作った秩序で成り立っているのだから、そこへ向かって「お前らは犯罪人だ」と叫んだところで何の成果も得られないことは自明の理で、方法論としても賢策とは言えない。
 ここはまず、日本国内に大東亜戦争の事実をしっかりと知らせ、国内世論を統一すること。中韓は致し方ないとして、アジアやアフリカの大東亜戦争によって独立を勝ち得た国々との連携を確かなものにし、その支持を得ること。西欧諸国にも歴史の事実を丁寧に粘り強く説明し、さまざまな国際協力の中で日本に対する信頼を築いていくことが不可欠だ。

 間もなく戦後70年…、大東亜戦争という歴史を検証するに、機は熟したというべきだろう。


   
3月8日(土) 国家と個人  -ソチ・パラリンピックとクリミア半島-

 午前1時、目覚めてテレビの電源を入れたら、ソチ・パラリンピックの開会式を中継していた。隻腕の旗手が国旗を大きくはためかせ、車椅子の選手が手を振りながら、満面の笑みをたたえてあとに続く。選手を大きな拍手で包む観客も、おとぎ話のような世界を演出して選手を向かえるスタッフのみんなも、暖かく懸命の心づくしだ。貴賓席にはプーチンが腰掛けて、45カ国の選手団を歓迎している。
 そして、この時にもクリミア半島では、2万人に及ぶというロシア軍が展開している。当初、クリミアを制圧した武装勢力は、ロシア軍の装備やロシア軍のナンバープレートをつけた装甲車を使用しながら、国籍を明らかにしない不透明さで、ロシア当局も「ロシア軍に関係はない。装備はどこででも手に入れられる」と強弁していた。
 
 世の中には根っから残忍な人間もいるが、ほとんどの人々は優しく暖かい心根の持ち主である。他人に対して親切だし、困っている人を見過ごしにはしない。
 しかし、仕事や社会の仕組みが作用すると、個人の優しさなどはどこかに隠して、責務や約束事を果たさなければならなくなる。人間がつくった約束事だというのに、集団になると人間は非情だ。
 これの規模を大きくしたものが国家である。個人のレベルでは善良で優しい人々が、国家を背負う存在となると「国益」などという個人のエゴと大差ない大儀をかざして、無理・無体を押し通そうとする。権謀術策の限りを尽くして、我が方の利益を図ることが正義であると振舞う。
 加えて、国家は裁かれない。国家を裁く裁判所は、国際社会の中には存在しない。国際司法裁判所など、国家の犯罪には何の役割も果たすことはできない。国家間の係争は、それぞれの国家の力関係しか解決の方法はない。
 国家間の力関係とは、武力による優劣もさることながら、国際社会における味方の多寡も大きな材料となる。「拒否権」などという無法がまかり通る国連を信頼するのは愚かというものだが、日本はあらゆる機会を捉えて、わが国を誹謗中傷する言動に正面切って徹底的に反論することが必要だろう。

 それにしても、ロシアはチェチェンに加えて、ここウクライナでも火種を抱えることになる。チェチェンでも、独立の気運を見せるチェチェンに軍事侵攻し、独立の芽を摘んだことが紛争の起因であった。人口100万人のチェチェンで、10万人が戦って死んだといわれている。
 ウクライナは、チェチェンなど比べ物にならない大きな国だ。ここで軍事行動を起こして問題を抱えることは、ロシアの今後に重大な禍根を残すことになる。ロシア黒海艦隊の母港を持つクリミアはロシアにとって最重要な地域であることも事実だろうが、武力による制圧は必ず反発を招く。
 中共の新疆ウイグル地区、チベットもそうだし、インドの東北7州(セブンシスターズ)など、強圧的に領土に編入した地域には紛争が絶えない。
 また、争いには紛争利権がつきまとうのも、紛争が泥沼化することの一因だ。チェチェン紛争には、ロシア軍部や関係者による戦争および復興予算の着服、現地での違法な石油密売への関与、チェチェン独立派への武器の横流し、現地住民の拉致と金銭による釈放(=営利誘拐)などが指摘されているほかに、カスピ海沿岸の石油利権をロシアが支配しようという思惑もある。
 国家は非情だ。そこでは、正義や倫理を求めることの空しさばかりが漂う。生き抜くには、武力・経済力を背景とした政治力を身につけることが唯一の道だろう。やはり人間とは古(いにしえ)から、社会とか公(おおやけ)を背負うと、殺し合いをする生き方しかできない動物ということか。


   
3月7日(木) 韓国の日本批判への反論は
   - 中韓を論破するためには、戦後の国際体制への批判を避けては通れない -

 才媛からメール。「○○国大使だった同級生の○○君が、韓国の執拗な反日論議に憤りのブログを書いています。読んでみると溜飲が下がるかと…」。
 外交官ルートからの情報も少し垣間見られるレポートで(もちろん守秘義務は遵守している)、そうだったのかと再確認させられるところもあり、興味深く読ませてもらった。
 韓国の反日はデッチ上げを論拠としていて批判の対象にもならないのだが、噓も百遍言えば一人歩きするので、「それは噓だ」とその都度くどいぐらいに言い続けなければならない。

 才媛への返信。「○○君、△△国大使だったの。ヨーグルトを頼むんだったなぁ(笑)。
 ○○君も、歴史の事実を無視して、狂信的な反日に走る韓国に対して憤る同士ですね。
 言いがかりと言うしかない中韓の反日言動は、堂々とこまめに反論し、国際社会に公表していくことです。
 ただやっかいなのは、中韓を論破するためには、戦後の国際体制への批判を避けては通れないことです。
 大東亜戦争は西欧の植民地からアジアを開放するための戦いであったこと、満州国に中華民国の主権は及ばないこと、瞬時に20万人の一般市民を殺戮した東京大空襲や原爆投下は国際法違反のアメリカによる犯罪であること、そして、日本 を平和に対する罪という事後法で裁いた東京裁判は正統性のない断罪劇であったこと。
 それらを正しく論じていくと、西欧諸国と中露という今の国際社会を形成している国々の正義が揺らいでしまう。 もちろん、彼らの誤りを糺さなくてはならないのですが、今の国際情勢の中で日本が孤独な戦いに踏み切ることは、いささか無謀と言わねばならない。そこに、ちょっとジレンマがありますね。
 当面は、中韓に堂々と反論していくことで、国際社会の日本に対する見方を正していくことが必要なのでしょうね」。


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