雑記帳 2014年 5月 
 


  思いつき、メモ、ぼやき、他のジャンルに入らないことがら
 誰かに送ったメールの抜粋 … などを記していきます。
  ほとんど根拠のない、気楽な話の羅列ですから、ご用とお急
 ぎの方はのぞかないでください(笑)。   (文中敬称略)




 零捌(08)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 零玖(09)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱零(10)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱壱(11)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱(12)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 拾月 拾壹月 拾貳月

 (13)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 拾月 拾壹月 拾貳月
 (14)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月



   
5月28日(水) 日本維新の会 分党へ

 橋下 徹らが進める「ゆいの党」との連携に、「自主憲法制定を認めない者たちと一緒にはなれない」として、石原慎太郎らが反対し、日本維新の会は橋下・石原会談で分党を決めた。
 維新の分裂については、橋下 徹がそもそも自主憲法制定に積極的でない…、言い換えれば真の保守主義者ではないことから、石原慎太郎との分党はむしろ歓迎すべきことだろう。石原自身も、皇室観がちょっとあいまいなところがあって、国政を託すには危ぶまれるのだが…。
 ここで言いたいことは、『自民党よりもさらに強固な右派勢力が出来上がる』であろうことを歓迎したいということだ。世界の潮流はナショナリズムの台頭が顕著である。だから日本も…というわけではないが、日本のことを日本の立場からきちんと考え、ものを言う政党がなくてはならないと思うからである。
 石原新党には、先の東京知事選で61万票を獲得した田母神俊雄も合流するという。専門的立場から、日本の防衛を政治家たちに説いてやって欲しい。
 石原極右(?)政党の誕生は、日本がやっとまともな国になるための遅すぎる一歩なのだ。

   
5月18日(日) 加藤、古賀、野中…、共産党へ入党?

 加藤紘一、古賀 誠、野中広務ら元自民党の面々が、共産党機関紙「しんぶん赤旗」へ登場して、安倍内閣を批判する論陣を張っているという。もはや政界を引退した連中で、いくら相手をしてくれるマスコミがないからといっても、「赤旗」に載せてもらって持論を説くなど、一時期には自民党の重鎮と言われたもののすることか!


5月18日(日) 飛鳥・天平の四美人 - 法隆寺訪問記 -

   
5月12日(月) 「アナと雪の女王」

 話題のディズニーアニメ「アナと雪の女王」を見に行ってきた。
 CGの描く世界のなんと美しく鮮やかなこと。フィヨルドの入り江にたたずむアレンデール王国の王宮も、北の山にたどり着いたエルサが自分を抑えつけるのをやめてありのまま独りで生きていこうとして魔法の力で築く氷の城も、ディズニーランドさながらの見事なキャッスルだ。
 魔法を解き、魔法の力をコントロールする術は「恐れ」ではなく「愛」だとするストーリーは、ディズニー映画の勧善懲悪パターンだが、氷の林を行くアナたちが木の枝を揺らすたびに妙なるメロディが流れる演出などは、相変わらず楽しい。
 松たか子、May.Jが歌う主題歌“Let it go(ありのままで)”も話題になっていて、楽しみにしていた。氷の城の階段を上がりながら歌うエルサの歌声は、新たな生活に踏み出す決意と希望にあふれていた。
 そういえば、もう35年ほど前になるが、「宇宙戦艦ヤマト」の劇場版を大阪梅田の映画館で見たとき、「さらば地球よ、旅立つ船は…」という主題歌が流れると、観客が一斉に歌い出して大合唱になった。なんか不思議な感動だったが、今日のお客さんは誰も歌わなかった。津と大阪人の違いだろうか(笑)?


   
5月8日(木) 文楽・点描派・新日フィル -ここ2ヶ月をまとめて-

① 文 楽  「生写朝顔日記」

 友人に宛てたメールの抜粋から…。
「久しぶりにドロドロの日本古典劇を堪能してきました。
 浄瑠璃の中でも、義太夫節の特徴は「歌う」要素を極端に排して、「語り」における叙事性と重厚さを極限まで追求したところにある…とされているそうですが、太夫と三味線によって作りあげられる間の緊迫、言葉や音づかいに対する意識、そしてドラマを「語り」によって立体的に描きあげる構成力など、文楽の面白味が随所に現れていました。
 語りの情感に合わ せての人形の動きも、生身の人間以上に艶めかしく、最終版の朝顔の目が見えるようになる場面も、人形劇であればこそ妙に納得させられるものがありました。…」

 この日の出演者のひとり豊竹咲寿大夫は、文楽界のホープ。先日読んだ「正論」のグラビアにも取り上げられていた。


② 点描派の人びと、ゴッホ、

 愛知県美術館で開催されていた「クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に 印象派を超えて―点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」と題された展覧会を見に行ってきた。
 

   

 

 点描派の絵って、ホントに点で描いているンだ。濃淡をつけた点を描いていって、キャンパスに形や遠近感を表している。見事と言うほかないが、この技法を学ぼうとしたピカソは、あまりに時間がかかりすぎる技法に、「やめた!」と投げ出したと書いてあった。

 ゴッホの「自画像」、ヤン・トーロップの「秋」が、印象に残る作品だった。


③ 新日本フィル

 ダニエル・ハーディングの「ブラームス・プロジェクト」と銘打って、ブラームスの交響曲2番ニ長調と3番ヘ長調の演奏だった。
 2番の牧歌的な晴朗さと叙情あふれる趣が、ハーディングの流れるような指揮に乗って伸びやかに奏でられていた。
 20分の休憩を挟んで始まった3番は力強い雄渾な楽想が印象的で、優美な憧憬を秘めた第3楽章から、弾けるような最終章への盛り上がりも素晴らしく、オーケストラを堪能した仕上がりであった。


5月7日(水) タイ インラック首相失職

 タイ憲法裁判所は、インラック政権下で行われた高級官僚の更迭人事をめぐり、インラック首相が憲法に違反して不当に介入したとする判決を下した。この判決により、インラック首相は憲法の規定により失職する…という。
 タイは微笑の国と呼ばれ、人びとは穏やかでやさしいといわれている。その国にあっても、政治を混乱させ、国政に空白を生むことをものともしない、泥沼の政争が続いている。政治とは、人の心の奥底にある「埋み火」のような執念を掘り起こす働きがあるのだろうか。
 遠藤周作の「王国への道」にあった一節、「アユタヤの暑夜には、魔物が潜む」を思い出す。 

   
5月5日(月) 少子化について - こどもの日によせて -

 今日は子どもの日…、14歳以下の子どもの数は1900万人で史上最低だという。女性が子どもを産まなくなった結果の数字だ。もちろんその理由は多岐で、多くは男性の側に責任があることも事実だが、『女よ、家庭にこもらずに働け』と言われて、子づくりよりも社会進出だというのが最近の風潮ではないか。
 男女共同参画社会という掛け声がある。日本はまだまだ女性の社会進出が少ないといわれている(調査対数136カ国中105位)が、これは女の人の実働数は結構向上しているのだけれど、会社の経営陣や政治家に女性の数が少ないからだそうだ。
 女性が子どもを産んでも働くことができる制度や体制をつくること…、あるいはシングルマザーでも子どもを育てていける社会をつくることは大切だけれど、女性は家庭を守り子どもを育てるのだという考え方や社会体制をつくっていくことも大事じゃないのかと思う。
 


  
5月3日(土) 憲法記念日

 安倍内閣の使命は重い。「憲法改正」は安倍内閣でなくてはできないことであって、ここで実現しなかったら、この先、安倍内閣ほどの信念や能力を持った内閣は半世紀は現れないだろう。すなわち、今できなければ私たちが生きている間は、できないということである。
 「憲法改正」とは、戦争ができるとかするとかいった皮相なことではない。戦争なんて今の憲法下でもやるときはやることになる。沖縄へ中共の人民開放軍が上陸したら、日本人は黙っちゃいないだろう。
 「憲法改正」とは、日本人が自分たちの生き方を自分たちで決めることである。自分たちで決めた憲法を戴いてこそ、日本人は国際社会で生きていくのに腹が据わることだろう。今みたいに「誰かが助けてくれる」なんて幻想を抱かずに、自分たちの命や家族や国は自分が守るしかないものだという覚悟を持って生きることだろう。
 子ども達も、「車が止まってくれるだろう」なんて甘い考えを持って、ながらスマホにうつつを抜かしながらでなく、「自分の命は自分で守るのだ」という覚悟を持って横断歩道を渡るに違いない。


   
5月2日(金) 小保方さん、STAP細胞の再現実験に成功

 産経ウエブが、「理研は、小保方晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表以降、初めてSTAP細胞の再現実験に成功したことを明らかにした。実験の客観的な証明には第三者による再現が必要だが、成果の正しさを一定程度裏付けた形だ。
 理研によると、小保方氏は理研発生・再生科学総合研究センターで先月、再現実験を開始。論文通りの手法でマウスの体細胞を弱酸性溶液で刺激し、あらゆる細胞に分化できるSTAP細胞を作製することに成功した。細かい実験手順も含め同センターとして正しさを再確認したとしている」と伝えている。


 「STAP細胞は実在するのか?」と大騒ぎしたマスコミが、産経以外は報じないというのはどういうことだ。
 「捏造だ」「盗用論文だ」…と散々疑惑を書きたてたマスコミ各社としては、「再現実験に成功」は不都合な事実だということか。
 「グリコ事件の犯人を取り調べ」(毎日新聞)、「従軍慰安婦問題」「伊藤律単独会見記」「サンゴ礁落書き事件」「北朝鮮は楽園」「南京虐殺、元従軍兵の日記を宮崎で発見」(朝日新聞)、「教科書書き換え事件」(各社)などなど、新聞・テレビの誤報(一部は意図的な捏造とみられる悪質さだが)は珍しくもないが、間違っていたら訂正して正しい事実を報じることこそ、報道の使命であろう。
 小保方さんのSTAP細胞は、日本中を元気にする大発見だったのだから!


         前月へ  翌月へ  飯田 章のホームページへ 


雑 記 帳 トップページへ
飯田 章のホームページへ