雑記帳 2013年 1月 
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   思いつき、メモ、ぼやき、他のジャンルに入らないことがら
  誰かに送ったメールの抜粋 … などを記していきます。
   ほとんど根拠のない、気楽な話の羅列ですから、ご用とお急
  ぎの方はのぞかないでください(笑)。


         なばなの里、ウインターイルミネーション →
    

 零捌(08)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 零玖(09)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱零(10)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱壱(11)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月
 壱(12)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 拾月 拾壹月 拾貳月

 (13)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 拾月 拾壹月 拾貳月
 (14)年 壹月 貳月 参月 肆月 伍月 陸月 質月 捌月 玖月 拾月 拾壹月 拾貳月


   

1月27日(日) ご結婚パレード - よみがえった世紀のご成婚 -


 年末に録り貯めた録画を夜更かしのつれづれに見ていたら、今上陛下と皇后陛下のご結婚パレードの様子を写したビデオが放映されていた。しかも、昭和34(1959)年4月10日に、白黒テレビで放映された映像を、カラー画面に彩色しての映像だった。
 ご結婚当時、僕は中学2年生だった。全校生徒が体育館に集合し、古文の山田先生のご成婚にまつわる話を聞いた覚えがある。ところが、調べてみるとこの日は休みだ。一時的な休日(一日限りの休日)として、1959年(昭和34年)4月10日「皇太子明仁親王の結婚の儀」の他に、1989年(平成元年)2月24日「昭和天皇の大喪の礼」、1990年(平成2年)11月12日「即位礼正殿の儀」、1993年(平成5年)6月9日「皇太子徳仁親王の結婚の儀」の、戦後4日の休日の一日だったらしい。(らしいというのは休みだったという記憶がないからなのだが、お前の場合はいつも休みみたいなものだからという野次が聞こえてきそう)。だから、山田先生の話は、前日以前のことだったのだろう。

 映像は、正田家を出られる妃殿下から始まっている。朝日に浮かぶシルエットは、凛とした香気、優しさの中に気品が漂い、まばゆいばかりのお姿であった。
 大勲位菊花大綬章を胸に皇太子殿下は若く凛々しさにあふれ、勲一等宝冠章を胸にされた妃殿下は皇室に嫁ぐ決意を秘められて、一歩々々を踏み出されていた。
 日本の皇室は、
神武天皇を初代とする一つの皇統が、一貫して日本列島を統治し続けてきたとされる。王家の始祖が神(神々)や神話と結びつく事例(現人神)は、歴史上、世界各地で多数の事例が存在するが、現存する国連加盟国の君主制国家の中では、2011年現在、唯一の家系である。

 ギネスブックにおいても、エチオピア帝国の皇統(紀元前10世紀のメネリク1世を始祖とする)に続いて世界第2位の古い皇統として記録されている。現在まで続いている皇統としては世界最古である。 
  
 午後2時30分、二重橋を渡ってパレードが始まった。沿道にはおよそ60万人の人々が並び、歓呼の声をあげたといわれる。またパレードを直接見物できない人々のためには、沿道に設置された108台のテレビカメラと1200人の報道陣がその模様を逐一報道し、全国のお茶の間に映像を送った。
 この日のためにテレビは爆発的な売り上げ数を記録し、街頭テレビには黒山の人だかりができた。この日一日だけで、皇太子ご成婚に関係したテレビ・ラジオ報道の一般世帯の平均視聴時間は、10時間35分にのぼったという。


 日本皇室は、根っこから国民とつながっている。このあとに続いた東北大震災の映像では、仮設住宅の脇に咲いた一輪の花を、お見舞いに訪れられた妃殿下に捧げる主婦の姿が映されていた。「妃殿下の優しさを胸に頑張っていきます」と主婦は語る。
 日本の首相が馬鹿にされ揶揄されようと国民は笑って済ませてきたが、韓国の大統領が天皇陛下に不敬な発現をしたとたん、国民の怒りは韓国に向けられた。小沢一郎が習近平に媚びて陛下との会見を強行させたことから、小沢の政治生命は絶たれた。
 皇室は、日本国民の心の拠りどころなのだ。平時は何の意識もしないけれど、節目々々には確かな重みをもって人々の前に存在する。まぎれもなく、日本人の誇りや正義の表顕であり、優雅や不屈の表象なのである。


  
1月26日(土) 駆け込み退職 -批判には当たらない-


 2月に退職すれば3月に退職するよりも150万円も多く退職金が出るのならば、2月退職が当然のことじゃないか。『仕事を途中で放り出すのか』、教師の場合は『子どもをどうするんだ』といった批判が出ているようだが、全ては制度を作ったものが悪い!
 こんな制度をつくったら、みんな2月に希望退職するのは容易に予測されたことだ。それを、退職者の側の倫理観におもねって、「あと1ヶ月働いてください。150万円払って」というのだから、一方的な要求である。
 批判する人たちは、他人の懐(ふところ)のことだから、「責任を全うしろ」とか「放り出された子どもの気持ちを考えて」とか言っているが、自分がその立場でも同じことが言えるか。何よりも、基本的に退職する人は何の批判を受けることもないのだから、批判めいたことを言うのは間違っていることに気づくべきだ。


    
1月25日(金)
 ちょっとおかしい 橋下大阪市長


 橋下 徹がちょっとおかしい。
「体罰自殺」事件を起こした大阪市立桜宮高校には、同校の今年度体育系2科の“入試中止”を要請し、大阪市役所で半世紀近く昼休みの合図として庁内放送で流れていた島倉千代子の曲「小鳥が来る街」を「へんな曲」と言って、チャイムや職員の意識改革を促すスローガンに切り替えさせたという。


 桜宮高校問題では、入試実施に関する権限は教育委員会にあるが、橋下市長は体育系2科の入試が実施される場合は「入試関連予算を執行しない」と強硬な姿勢を示した。さらに、21日は同校を訪れ、全校集会で生徒たちに直接事情を説明。同日、市教育委員会は臨時会議を開き、橋下市長の要請に従う形で、同校体育系2科の入試の中止を決定した。(News ポスト より抜粋)
 橋下市長は、桜宮高校には暴力的指導が当然とする空気が受け継がれてきていて、在勤年数の長い古株の教師が校長や教頭の言うことを聞かずに、やりたい放題の体質があり(かつて教組の強い学校現場には、このような傾向が顕著に見られた)、それを一掃して正常な教育環境をつくるためには、解体的な改革をする必要があると考えたのだろうが、それならば社会に問題点を明らかにして改革の是非を問うべきだろう。あとになって、あれもありこれもあると悪例を小出しにするのは、一般市民は「そんなこともあったのか」と判断を傾けていくことになり、全体の判断を狂わせることになる。
 

 庁内放送では、半世紀近く流されていた歌手の島倉千代子の曲は、ごみ収集車のメロディーとしても使われている大阪市民にとっては馴染みの曲で、曲を聞いて市民は「今日はゴミの日やったわ」と走ってくることもあったという。しかもこの曲は市緑化100年運動の開始を記念して制作された曲で、当時は美空ひばりと並び称される人気歌手であった島倉が、レコード会社の申し入れにより無償協力してくれたという経緯もあり、その後、約48年間、大阪市北区中之島の市役所本庁舎で、昼休み開始を告げる合図として使用されてきている。
 橋下市長は、この曲がどのような経過をたどって製作され、市民にとってどんな存在になっているのかを、おそらく知らずに「変な曲が流されている」と発言したのだろう。たかが庁内放送の曲目のことであって、橋下がどう判断しようが構わないことなのだが、「文楽問題」でも見られたように、橋下 徹の感性の中には日本的な情緒・伝統・歴史といった視点が薄いのではないか。演歌の秘宝「島倉千代子」にケチをつけられたから言うわけではないが(笑)、一歩を置いてから発言することを心がけたほうがよいと思う。


 改革という目的のために、歴史や伝統や人々の思いをも一顧だにせず、自らの価値観の中に統率していこうとするのは、ロシア革命におけるボリシェヴィキである。「ロシア革命の何が悪い」と橋下は彼の論理を述べるだろうが、論理が先立つ改革は人々の支持が続かない。
 6月の参議院選挙までに、国民に大きなアピールをしなければならないと思っていることだろう。やや下火になりつつある維新の人気に焦燥感もあることだろう。しかし、今は、民主党(57議席)に続く54議席の獲得で、一応の成果とするべきではないか。そして何よりも、大阪市政に対する熱心で真摯な取り組みこそ、維新の支持を安定させる原動力であることを忘れないでほしい。
 利権汚職にまみれ、ぬるま湯につかった旧体制に対しては、時に破壊的な手段を用いることも必要で、それに対しては人々の支持も得られるだろう。が、今回の出来事は、人々に、橋下の改革は根拠の薄い即断で、人々の日常を破壊する改革であるのかもしれないことに、気づかせてしまった。諸事に、弁護士らしい後付けの論理で、その正当性を強弁する手法もさらしてしまった。
 これを教訓として、橋下が政治家として、旧体制との妥協でなく、一回り大きく脱皮できるかどうか…、新しい日本を築く真の改革を進めることができるか…、彼のこれからを見守っていきたいと思う。


   
1月24日(木) 内閣記者会、事件の犠牲者7人の氏名公表を政府に申し入れ


 内閣記者会は公表を求める理由として①事件への国民の関心が高いこと②政府が公的に安否確認を行っていること③政府が情報収集、救出、帰国支援に全面的に関与していること…を挙げているという。


 国民は、悲しみに沈んでいる遺族にインタビューして、無理にその思いを語らせようなどと望んではいない。政府が犠牲者の支援や救出を行うのは当然であり、公的支援を受けたのだから氏名を明かせなどといった要求は、国民が望んでもいないことへの「知る権利」を振りかざした横暴である。
 『問題の解明には、実名公表が必要だ。(特に生存者については、本人たちしか知りえない事実があるはずだから。)』とも言う。これも、必要があれば政府や関係者を通して取材の申し込みを行えばよいのであって、当事者自身に無遠慮に踏み込んでいくマスコミのあり方は、むしろ問題視されるべきだ。
 さらにマスコミは、発表される事柄ばかりに頼るのでなく、自分たちの努力で事実を解明するべきだろう。アルジェリア人質事件の真相を解明したいのなら、内乱状態にあるリマやアルジェリアに入り、武装勢力にも接触してその声を聞き、さらにその背景にある西欧対アラブ・キリスト教対イスラム教などの問題も掘り下げて、解りやすく解明してほしいものである。


   
1月21日(月) アルジェリア人質事件から ②
     - 危険地域の仕事場には、核シェルター並みの避難施設を -


 アルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設で起きたイスラム武装勢力による人質事件で、行方が分からなくなっていた日本人10人のうち、7人の死亡が現地の病院で確認された。
 亡くなられた方々には衷心よりのお悔やみを申し上げるものだが、これからもさまざまなプロジェクトの実現のために、日本企業の戦士たちは世界の各地へ出かけていかねばならないだろう。命の危険を冒しても、行かねばならないときもあることは、避けられない現実だ。
 その場合、派遣企業と受け入れる現地側の警備を万全にすることは、今まで以上に求められる。加えて、今回のような暴力にさらされる危険のある地域では、核シェルター並みの避難施設を備えることにしてはどうだろう。
 そのシェルターは、内部からしか開かない仕組みとし、酸素、水、食料をはじめ、1週間ほどの生活ができる備蓄をしておいて、異変が生じたときには従業員はそこへ逃げ込むことにすればよい。今回のような辺境の地であっても、1週間もあれば正規軍が駆けつけて武装勢力を鎮圧・駆逐することができるだろう。現地軍が役に立たなければ、世界のどんな辺鄙な地であるとしても、そこに救いを求める日本人がいる限り自衛隊が救出に向かう


1月20日(日) アルジェリア人質事件から思うこと


 アルジェリア東部イナメナスで、イスラム武装勢力が天然ガス関連施設を襲い、500人にのぼる人質をとって立てこもった事件で、同国軍は「最後の攻撃」を行った。この攻撃によって、多数の人質に死傷者が出ている。菅官房長官は、複数の日本人が死亡または生存が確認されていないと明らかにしている。


 日本政府は安倍首相が訪問先のタイからアルジェリア首相に電話して、「攻撃を中断するよう」要請したという。『攻撃中断を要請』と聞いて、一瞬、ダッカ事件が頭をよぎった僕は「アホか」と思った。
 ハイジャック犯の要求にしたがって、16億円と日本で服役中だった赤軍派9名の釈放に応じた、当時の福田赳夫政権の判断は、「テロリストや過激派と交渉せず」という国際社会の姿勢とは正反対であり、世界からの非難を受け、「日本はテロまで輸出するのか。」と言われた。
 さすがに安倍内閣は同じ轍は踏まず、『人名保護を最優先させた救出策をとってくれ』と要請したらしいのだが、アルジェリアはテロリストとは話し合わないを貫き、一切の交渉を省略して犯人の殲滅を図った。人質にどれほどの犠牲が出たのかは、今のところ判明していない。


 戦後65年にわたり平和を教授してきた日本と、内乱で20万人と言われる犠牲者を出しているチェニジアとでは、人命の重さが違うことを痛感した。が、日本でも前近代には、人の命は今よりもずっと軽かったはずだ。生物の生命とは常に死と隣り合わせにあって、人間もそのうちのひとつの存在ということなのだろう。むしろ、生存・闘争能力に劣る人間の命は、生物界全体のうちでもろいものだというべきかも知れない。
 人は互いに殺しあう。動物界では、同じ種同士で殺しあうことなどないが、人間は生存のためだけでなく、娯楽のためにも殺しあう。殺されないために、人を殺してはいけないというルールを作り、社会の体制が整備されてくれば、人の命を保護するシステムが整ってくるわけだが、まだ、人類普遍のルールとなりえていない。
 いや、殺しあうのが人間であるという本義を認め、緊張感を持って自分や国を守る供えを進めることが、人間本来のあるべき姿であると言わねばならないのではないか。どこまでいっても人間は、自らが制裁を受けることがなければ、殺し、奪う生き物なのである。

    
1月19日(土) 
復活!「藤吉郎」
    
   ↑ ヨコワ

     本マグロ →


   美味しそうでしょう



 「藤吉郎」は絶品の刺身を食べさせてくれる、章くんの貴重なお食事どころです。
 が、血圧が200あったというおじさん、昨年、3ヶ月ほど休業を余儀なくされていました。
 でも、年末に復活して、今年はもう何回か美味しい刺身を食べさせてもらっています。今日も出かけていって、ヨコワの定食に加えて、本マグロを平らげてきました。
 おじさん、養生して、これからも美味しい刺身を調理してくださいね。どなたか、高血圧の治療法をご存知の方は、ぜひご指導ください。


    
1月15日(火) 北京、最悪レベルの大気汚染


 中共というのは、何かと話題を提供してくれる国だ。北京では過去最悪の大気汚染で、外出を控えるよう警報まで出ている。毎年、スモッグが冬から春先にかけて発生するが、今年はとくにひどいらしく。北京市民は「空気がよくないのでノドの調子が悪いです」「呼吸器の病気が心配です」という。


     
テレビ朝日 14日の映像から →


 僕は一昨年の1月に北京に行ったのだけれど、その訪問記に「この季節、天津・北京のあたりは、冷気が降りて靄(もや)がかかったような毎日が続くそうです。太陽の光もさえぎられて、地表に届きません」と書いている。重い冷気は有害物質を含むスモッグを巻き込んで地上付近に溜まり、視界をさえぎることになる。
 全体主義国家の市民の健康への無関心振り・人権無視にはあきれ返るが、ことが日本に関係のないのならばことさら文句をつける気もないけれど、中国の大気汚染の日本への影響を調べている大分看護科学大学の市瀬孝道教授は、「すでに日本でも影響が出ています。涙が出たり、鼻のアレルギー症状がでたり、咳が出たりなどの症状がみられますから…」と警告している。
 中共が共産党独裁国家である限り、独善的である体質は変わらないだろう。この国が、余計なお世話であっても、普通の国家になるよう支援することは、日本の安全につながるのである。


    
1月15日(火) 学校週6日制


 下村博文文部科学相は15日、公立小中高校で土曜授業を実施する学校週6日制について「実現するために何が課題か省内で整理している」と述べ、導入に向けた検討を始めたことを明らかにした。自民党が政権公約に掲げていた。


 ガキが町に溢れている光景は目障りである(と、章くん、昔、学習塾をやっていたとは思えない発言)。特に最近のガキは、躾(しつけ)の行き届いていない猿みたいなもので、車が来ても避けようともしないのが多い。相手が止ってくれるものと思っていて、自分の身は自分で守らなくては安全は確保できないということがわかっていない。『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』という現憲法の前文の精神そのもので(苦笑)、安全は車の方が守るものだと思っている。だから、横断歩道を喋りながらゆっくりと渡っていく。待っている車がいたら、小走りに渡るのが、相手に対する気遣いというものだろうが、躾の行き届いていない猿どもにはその配慮は身についていない。
 野に放つには、猿は檻につないで躾を完了しなければならない。最近は親猿も訳のわからん種類が多いから、小猿の躾もままならない。動物園がしっかりしなければならないゆえんだ。




1月14日(月)
「戦争の準備をせよ」対日想定…中国軍指導部が全軍に指示


 中国人民解放軍を指揮する総参謀部が全軍に対し、2013年の任務について「戦争の準備をせよ」との指示を出していたことが明らかになった。14日付の軍機関紙、解放軍報などが伝えた。また、国営中央テレビ(CCTV)など官製メディアは最近、連日のように日本との戦争を想定した特集番組を放送し、軍事的緊張感をあおっている。【産経ニュース】 (以下、「日本は今 251」へ)


  
1月14日(月) 
成人の日
 -いつも大荒れ 沖縄の成人式-


 「国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条」の定め
おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげますに基づき、今年も各地で成人式が挙行された。前途洋洋たる若者たちの、成人としてのスタートに大きな期待と心からのエールを送りたい。
 総務省統計局によると、今日成人式を迎えるのは全国で119万人(男61万人、女58万人)で、最も多かった第1次ベビーブーム世代の昭和24年生まれの人が成人に達した45年の246万人の半数以下となっている。
 昭和45年のあとは減少に転じ,53年には152万人となった。その後,昭和50年代後半から再び増加傾向を続け,第2次ベビーブーム世代の人が成人に達した時期に200万人台(最多は平成6年207万人)を回復したが、平成7年に再び減少に転じて以降は減少傾向を続けて、今日に至っている。


 各地から成人式のニュースが伝わっているが、例年その騒乱振りが話題となる沖縄から、今年もヤンキー成人たちが成人式場を飛び出して国際通りを練り歩いている様子がアップされている。
 沖縄の成人式が荒れるのは、教育にその原因があるとの指摘がなされて久しい。
特に、沖縄では毎年6月23日の「慰霊の日」が近づくと、小学校から高校まで一斉に『日本軍はいかに沖縄島民に残虐行為をしたか』という、慰霊に名を借りた「反日教育」を行っている。これを主導しているのが、沖縄県教職員組合だ。
 その結果、沖縄は、学力テストとセンターの平均点も最下位、進学率が低く、ネットでは『猿の躾が出来てない』と揶揄される始末…。勤労意欲は養われなくてダントツに失業率が高いし、日本という国や家族への帰属意識がないので根なし草だ。例えば、『家族に迷惑をかけてはいけない』という意識は、社会を生きていく上で根幹をなす節度である。『日本人であることの誇り』は、踏ん張りどころでの力である。基本的な教育がなされていないところに、沖縄の若者の不幸がある。



1月10日(木) 中共、尖閣パトールを常態化 決定


 10日から北京で始まった中国全国海洋工作会議で、2013年の活動方針として、沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の周辺海域に対する中国国家海洋局によるパトロールの常態化を継続することが決定された。
 日本政府が尖閣諸島の国有化を決定した昨年9月中旬以降、中国の公船による領海侵犯が繰り返されており、昨年12月13日に、同じく国家海洋局に所属の飛行機による領空侵犯もあった。中国は今年、こうした挑発行為を常態化させれば、同海域における緊張がさらに高まりそうだ、(産経)


 中共は、国際法や慣習は無視して、何が正しいかは全て中共の価値観を元に自分で決めるという、外交相手としては実に厄介な存在だ。だから、実に厄介な相手だということを前提にして対応しなければならない。
 中共は、第一列島線は核心的利益だと明言しているのだから、尖閣への進出は決して諦めることはない。中共が西太平洋を制圧するには、台湾併合と尖閣奪取は是非とも必要な案件なのだ。
 だから中共には、相手と交渉する意思はない。彼我の力の優劣が判断の基準なのである。だから日本としては、中共の艦船が来れば領海との間に割って入り、近づかないようにすることであり、航空機が来れば並行して警告し、領海領空侵犯したら、その事実を公表して中共当局に抗議をし続けることである。
 そんなことを繰り返すうちに、不慮の接触や事故があるかもしれない。だから、警備に関する法律をしっかり整備して、担当員の行動を保障しなければならない。また、ある時期に中共に対しては、「これ以上の挑発は、不慮の事故を引き起こす可能性がある。その場合の責任は、全て中共側にある」とのメッセージを、世界を通じて明確に発しておくことだ。
 中共との付き合いは、出口のない迷路である。決して折り合うところのない交渉なのだから、よほどの覚悟を持って臨むことだ。相手が武力しか解決はないと進出してくるならば、一撃を加える覚悟を持たねばならない。その覚悟なくして、中共との交渉はできない。交渉の限度をしっかりと決めて、粘り強く話し合いを続けることである。
 今は是は是・非は非とし、将来を見越した付き合いは中国共産党が崩壊してから考えるというのが正解だろう。頻発する民衆の暴動、有力メディアの当局批判など、新たな潮流に揺れる中共の崩壊は、そう遠くない将来に必ず起こる。日本としては、一日も早い中国共産党の崩壊を支援するべきなのである。



   
1月10日(木) 
民主党が大敗した理由  -人材がいない-


 民主党の前副総裁岡田克也が連合三重の新春旗びらきに招かれ講演して、「比例選では、自民党が得票を増やしたわけではない。民主党が大幅に減らし、それを野党間で分け合った」と述べている。
 民主党大敗の総括としてはピントがずれているし、自らの責任についても触れていない。どこか他人事の上滑り感こそが、民主党が国民に信頼されない理由であることに気づいていない。


 …略… 岡田克也は、日本の政治家ならば誰もが持っていなくてはならない (しかし、実際に持っているものは少ない)日本に殉じるという覚悟がない。「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の会長を務めるなど、中韓寄りのスタンスは好意的に解釈すれば国際感覚の一端かということもできようが、尖閣の国有化後に野田首相(当時)は島に灯台や船溜まりを作る意思を持っていたと伝えられているが、中国との摩擦を恐れる外務省が玄葉外相(当時)に働きかけ、岡田の後押しを得て野田に諦めさせたのであった。
 生家がAEON(イオン=昔は「岡田や」といっていた)であることはよく知られているが、AEONは中国に進出している。名誉会長の岡田卓也(克也の父)は2009年5月15日、北京市名誉市民賞を受賞し、今回の反日騒乱で襲撃されたジャスコ青島店の被害総額7億円は保険でカバーされるとして11月下旬に再開、傘下のイオンモールは天津、広州などに大型ショッピングセンターを出店するという。
 そのせいか、岡田の中国に対する姿勢は日本の政治家としてのスタンスに欠けている。商売と政治を混同するのでは、とても日本を背負うことなどできはしない。  (以下、249へ)


1月8日(火) シェール革命 -日本も自前のエネルギー開発を-


 「シェール革命」でアメリカは好景気に沸いているという。『 シェールガスが世界の既存の秩序を大きく変えようとしている。日本の世論は、原子力発電所の再稼働などで揺れているが、その間に、海の向こうでは100年、200年に1回あるかないかの「革命」が進行中だ。
 なにしろ、1キロワットあたりのコストが、石油10円、風力20円、太陽光35円というのに対し、シェールガスはたったの6円なのだ。しかも埋蔵量が少なくとも150年分、実際には300年以上もあるともいわれている。なおかつ、CO2排出量は石炭に対し40%、石油に対し15%も少ないという。
 日本にも大きなメリットがあって、シェールガスを取り出すためには2000メートルも掘り下げるわけであり、この圧力に耐えられる鋼管パイプは、新日鉄住金など、日本の鉄鋼メーカー以外には作れない。シェールガスを精製して気体から液体、液体から気体へとリサイクルを行うが、このプラントは住友精密工業と神戸製鋼しか作れない。
 一番難しいのはアルミの穴あけで、技能オリンピックで十数年連続金メダルを取る日本の「匠」の技術の一つが、アルミの穴あけなのだ。シェールガスを収納する運搬容器には炭素繊維が使われる。この分野は東レ、帝人、三菱レイヨンの国内勢が世界シェアの約70%を握っており、ここにも強い追い風が吹くのだ…。』(「シェールガス革命で世界は激変する」長谷川慶太郎ら)(以下248へ)
 


    
1月5日(土) 美里のイルミネーション
 
 美里の田んぼの中に、巨大イルミネーションが造られていると聞き、夜7時半ごろから行ってきました。
 津市美里庁舎の横を通り抜けて、国道163号をさらに登っていくと、左手に忽然と光の塊りが出現します。


 ← 南長野地区イルミネーション
  ファンタジー

  
 地域活性化ボランティアグループ「南長野12志会」の皆さんが作り上げて来たイルミネーション。南長野生活改善センターと周辺の農地を舞台に、日本の美を再現した五重塔、富士山などのオブジェが、約20万個のイルミネーションで浮かび上がります。
 昨年のテーマは「復活」! 東日本大震災等からわが国が力強く立ち上がることを願い、「不死鳥」のオブジェを制作、再生への光を灯します。 


 今年はさらに、「希望」をテーマに青龍を加え、豪華な輝きを美里の夜空に放っています。


 昨年の12月初旬から点灯しているとのことで、もう今は訪れる人もまばら…。章くんがいた20分ほどの間に、4〜5台の車がやって来ました。
 一見の価値は十二分にあるイルミネーションです。「南長野12志会」の皆さんにエールを!


イルミネーションの紹介ついでにもうひとつ

 これは、松阪のナオミ先生のイルミネーション。伊勢道の松阪インターを降りて、2つ目の信号を右に曲がるとすぐに、田んぼの中に見えてきます。
 産婦人科の医師が少ない南勢地方の出産を懸命に支えるナオミ先生。そのイルミネーションに、今年もまた新たな光が加わる。
 
  

 美里イルミの帰り道、毎年、大きなその年の干支を飾る「辰水神社」に寄ってきました。今年もジャンボ干支潜り門の上に大きな巳の親子が鎮座していました。
 この神社では、「家族円満、万民和楽、五穀豊穣」を願い、この地域の農業後継者達がジャンボ干支を完成させて、毎年12月29日から2月11日まで辰水神社の参道に「干支潜り門」として奉納しています。山村の文化振興と地域活性のため、又地域のシンボルとして参拝者に期待され好評である…とか。
 奉納後のジャンボ干支は、近隣の会社や商店に引き取られ、それぞれの店先や敷地内に祀られますが、過日、丑年のジャンボ干支を祀ったお店の前を通ったときのこと、アメリカ帰りのあっちゃん、「ここ、焼肉屋さん?」と言っていました。
 今年は巳年…。日本は大きく脱皮して、力強い国に生まれ変わることができるでしょうか。


   
1月5日(土) 吉川栄治、室生犀星らの作品 自由公開へ


 「宮本武蔵」や「三国志」で知られる作家・吉川英治らの作品が、今年から自由に利用・閲覧できるようになり、元日以降、ネット上に続々アップされている。没後50年が過ぎて著作権の保護期間が切れたためで、今年は、ほかに「遠野物語」を著した民俗学の祖・柳田国男、詩人の室生犀星らも加わる“当たり年”だ。(読売新聞抜粋)


 高校時代に吉川英治の「太閤記」に引き込まれ、バス停で読んでいて、やって来たバスに気づかずに乗りはぐれたことがあった。
 織田信長の比叡山焼き討ちの場面では、尻込みする家臣たちに「あの坊主どもは、御法の道を自ら辱め、仏の御心に背いて、鬼畜の所業を繰り返している。彼らの非道が、いかに百姓や町民を苦しめてきたことか。…」と大演説を行い焼き討ちの必然を説くのだが、その迫力と説得力に、「信長は時代を開く英明さと言葉を持っていたな」と友人の植村昌男に言ったら、「あれは吉川英治が言わせてるんだ」と言われた。
 あれから50年…、章くん、心当たりを訊ねたりしているが、東大を中退したあとの植村の行方は杳として判らない。


   
1月4日(金) 阪急三番街
 

 ちょっと田舎ボケしてきたかなと思ったので、大阪に行ってきた。実は章くん、昭和40年代の半ばに、大阪に1年ほど住んだことがあって、連夜、梅田や難波をうろついていた。
 阪急の最終電車に乗り遅れて、当時住んでいた吹田まで何度タクシーで帰ったことか。乗車拒否全盛の時代で、「5000円もらわな行けまへん」「10000円やな!」なんて当り前のように言われた。「3千円で…」と言うと、運ちゃん、あたりを歩いている人に片っ端から「吹田方面、3千円」声をかけて乗り合いタクシーに豹変…、5人乗せて一人ひとりから3千円を受け取って荒稼ぎだ。
 「阪急三番街」は阪急電鉄梅田駅に併設されたショッピングセンターで、地上部分もあるが形式的に地下街に近い(国土交通省の定義では民有地の地下にある店舗は地下街ではないとされているらしい)。地下に人工の川があることで知られていて、僕はこの町ができるころに津に戻っているのでおとずれたことがなく、「地下2階に川が流れいるんや」と噂に聞いていた。


 駅前、駅裏とも、当時とはいでたちが全く変わっていたが、あのころ揉みくちゃにされながら渡った大阪駅南口の交差点は、同じ位置にあった。でも、あのころの、赤信号の間に溜まりに溜まった人の波が、青信号になるとどっと流れ出す混雑は、もうない。人の流れが、地下道やビルとビルを結ぶ空中連絡路へと分散されているのだろう。


← これが、地下を流れる川
大阪駅北中央口

 あれから40数年…、大阪は大きく変わった。その第一歩が「阪急三番街」で、その後大阪は「万博」を経て「関空」の完成から「USJ」のオープンと変貌を遂げていくが、横山ノックの混乱のあとは太田房江知事・平松市長の元の停滞、そして橋下徹の出現と、大阪市民の演出は相変わらず心憎い。


      大阪駅北口、右手が伊勢丹ビル →


 こんな街が地下に…と人々を驚かせた「阪急三番街」も、いまや年老いた。その古さが、章くんにとってはどこかに懐かしさを感じさせてくれるような気がして、その一軒「川太郎」で昼食をとった。店の入り口に並べられた待ち椅子に30人ほどの客が座っている。いつもならば「待って食わなきゃならんほどのものなど、この世にあるか」と、まず待つことなどしない章くんだが、大阪は椅子に腰掛けて待つのも町の雰囲気に似合っている。
 

 午後4時前、大阪をあとにした、何となく高揚して…。やっぱり、ときどきあの人ごみの雑踏を歩くことは、精神衛生上必要だ。


    
1月1日(火) 白山ヴィレッジ クイーン 87
 
 
 昨年は10月にチェンマイから帰ったあと腰痛で、11・12月とクラブも握っていない。これもくせのもので、やらないとやりたいとも思わずに、3ヶ月ほどが過ぎた。
 暮れの30日の天気予報を見たら、元旦は良い天気…、久しぶりだと予約を入れた。
 

 クイーンコース アウト 1番 344Yパー4→


 元旦のこの日、出掛けには最高気温予想が7℃と寒いのが気になったが、風もなく、10時20分のスタート時には燦々と初日が降り注ぎ、章くん、1番のティグラウンドでウインドブレーカーを脱いだ。
 ファーストショット…、ナイスボールでフェアウエイセンターへ。5番アイアンのセカンドが、これまたナイスショットで見事4mに2オンした。今年はバーディスタートかと打ったパットは惜しくも外れて、パーのスタートだ。
 アウトは8番まで1バーディ3ボギーと2オーバー。9番、セカンドが池越えになるパー4、ティショットをフェアウエイセンターへ打ったけれど、アゲインストだからか160ヤードほど残っている。とにかく池は越えなくては…と放った3アイアンのセカンドは、トップ気味のスライスで池へ…! これだけはやってはいけないと思いつつの池ポチャで、章くん、大ショック! ダボでアウトは40だ。
 インへ入ったら、久しぶりのラウンドだからか、足がガクガクしてきた。腰もシクシク言い出して、5ボギー3ダボの47。 結局、87というどうってことないスコアだった。
 今年は、体を鍛えて取り組む。 マンションの7階まで階段を上る。エレベーターには乗らんぞ。



1月1日(火) 明けましておめでとうございます。
        今年もよろしくお願いいたします。


    - 自分の力で国を守ることのできる、誇り高き日本へ - 憲法改正 -


 櫻井よしこ著「中国に立ち向かう覚悟 -日本の未来を拓く地政学-」を読んでいる。女史は日本国憲法の虚構について、「日本国憲法前文の有名な一節、『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』の部分に、『(中国を初めとする)平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して』と、いくつかの国の名まえを入れてみれば、いかに他人任せで無責任な憲法であるかがわかる。」と書いている。
 昨年末には、安倍自民党が憲法改正を掲げて総選挙に勝利した。日本が自分の国を自分の力で守ることができる国になる、その第一歩を踏み出す年になることだろう。それは軍事力の増強に留まらず、日本国民の独立心…民族の誇りを取り戻す一歩でもある。
 日本国憲法の改正が戦争につながるというのは、もはや旧時代の論理でしかない。敗戦に打ちひしがれた日本人の心情に訴えようとする、世界の趨勢を見ようとしない論理というべきで、戦後日本の進歩的とされる人々は声高にこの論理を叫び続けてきた。この叫びは、大東亜戦争の全てを悪と定義したGHQの言論封殺と相まって、その戦争を起こした軍国日本は悪事を犯したという、自虐史観を形成したのである。
 近年、東京裁判の違法性や、マッカーサーの「大東亜戦争は日本の自衛戦であった」という証言、さらに、日本を戦争へと誘導したコミンデルンの謀略、ルーズベルトの開戦工作など、真実が次々と明るみにさらされ、大東亜戦争の再検証が行われている。日本は西欧帝国主義に対して立ち上がり、アジアの同胞をその植民地搾取から解放する戦いをしたという評価も加えられて然るべきであろう。
 戦争は彼我の戦力に大きな格差ができ、一方が他方を侮蔑する状況に至ったときこそ、勃発の危機が高まる。だから、日本の軍事力を高めることは最大の抑止力になるのであって、そのために憲法改正は成し遂げなくてはならない懸案である。


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